大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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【Facebook連動】 2018年2月上旬の投稿

 2月上旬のFacebookでの投稿です。




























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モチベーション3.0

 モチベーション3.0とは、アル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたことでも知られるダニエル・ピンク氏が提唱する概念です。

 有名な「マズローの欲求5段階説」に通ずるところも多いのですが、この概念においては、人間の行動(労働)動機を以下のように定義しています。

 モチベーション1.0は、最も原始的な、人間の生物として本能的な動機であり生理的欲求と言えるもの。

 モチベーション2.0は、工業化社会の中で生まれた賃金や昇進などの報酬・メリットを動機とした社会的欲求や外発的な動機付けによるもの。

 モチベーション3.0は、人間にはそもそも、「学びたい」「想像したい」「世界を良くしたい」といった自己実現や社会貢献など欲求が備わっており、第3の内発的な動機付けがあるとするものです。


 それを前提に、様々な実験結果を基に、ルーティンな業務においてはモチベーション2.0による外発的な動機付けは有効である場合も多いが、創造性を求められる業務に関しては、この「報酬を前提としたシステムは創造性の喪失を招き弊害をもたらす」と説いています。

 そして、製造などのルーティンな業務は途上国へ移管されていく中(あるいは機械化される中)で、創造的な追及していく必要のある現代の先進国においては、モチベーション3.0を起点としたシステムを構築する必要があるということを、具体的な手法を交えて述べています。

 また、モチベーション2.0の「報酬」を前提としたシステムは、数字を追い求めるあまりに誤魔化しや虚偽、隠蔽などの「不正」に繋がる恐れがある一方で、モチベーション3.0の内発的動機付けでは得られる報酬が「活動自体の学びを深める(自己実現)」、「顧客を喜ばせる(社会貢献)」「ベストを尽くす」等であるため、様々な面から「目的に達するための理想的な行動」につながると説いています。

 遊びはもちろん、文化的なことであれ、スポーツであれ、趣味として「自分の好きなこと」は、如何に没頭して時間や体力を使っていても精神的な苦痛は殆どありませんし、一方では自己の成長や達成による喜びや充実感を得ることもできます(モチベーション3.0の構成要素)。 ただ、プロフェッショナルでもない限り、それで生計を立てることも(モチベーション1.0)、高い報酬や社会的評価を得ること(モチベーション2.0)もできませんし、活動自体が社会への貢献(モチベーション3.0の構成要素)に直接つながることも基本的にはありません。

 ロシアの作家ゴーリキーの言葉に「仕事が楽しければ人生は極楽だ。仕事が義務ならば人生は地獄だ。」というものがあります。 私は、このモチベーション3.0の感覚がサラリーマン時代からもの凄く良く分かるのですが、仕事においてモチベーション3.0を起点にモチベーション1.0、2.0が上手くつながれば、組織としてのアウトプットはもちろん、個人としての生活充実度も各段に高まります。

 如何に完璧な「企業戦略」や「行政政策」を描いても、実現レベルで求められるのは現場の従業員・職員である個人、そしてその集合体としての組織の行動であり、アウトプットです。

 だからこそ私は、「組織論」や「人材育成」「モチベーション」「働き方」という切り口をとても大切にしています。

| 言論・政策 | 15:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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政治家のロール&レスポンシビリティ

 ロールとは「役割」、レスポンシビリティとは「責任」のことです。

 政治家のロール&レスポンシビリティは何よりも、「政策立案を通して町の課題を解決すること」、あるいは「現状をより良くすること」だと思っています。

 様々な場所に足を運び、情報や声を集めることは、あくまでもその過程、手段であって「目的」ではありません。 

 例えば、私の活動でいえば、町政報告誌の発行は、①広く情報や考えを発信することによって現場レベルで政策の実現を推進すること、そして②情報を発信することによって、助言あるいは反対の声も含めて様々な意見を頂戴することで、政策の更なる研鑽を図ることを目的としています。

 しかし、実社会に目を向けると、この「政治家のロール&レスポンシビリティ」の現状と”あるべき姿”には、大きなギャップがあります

「世間」という切り口で言えば、選挙区外へまで足を運びながら先進地の調査・研究・学習を重ねる政治家よりも、地元の会合や懇親会、あるいは冠婚葬祭などへ出席する政治を、その姿だけをもって「頑張っている」と評価してしまう。 そして、選挙によって選択される政治家の側も、自己の研鑽よりもそうした活動に注力しがちになる。 そうした構図が珍しくありません。 

 ただ、政治家のロール&レスポンシビリティは、「行事に顔を出すこと」でも「至るところで祝辞を述べて回ること」でもありません。

 「世間」がそうした判断をしがちな背景には、そもそも日本における政治教育が不十分であることにも要因があると考えていますが、我々政治家「個人」の立場から言えば、まずは活動や政策、成果などを絶えず発信し続けることで、「本質的な判断材料」を分かりやすく伝えていくことが不可欠だと思います。

 そうして、更には議会としての情報発信の仕方、マスコミの報道の仕方、あるいは政治教育などを含めた抜本的な”仕組み”の改革などを通して、この政治家のロール&レスポンシビリティに対する世間の認識が変わったとき、政治も、政治家の活動もより市民の生活向上に直結する質の高いモノに変容していくはずです。

 逆に言えば、ここが変わらない限り、「政治を通したより良い社会の実現」は、本質的には実現し得ないという思いを持って、様々な活動に取り組んでいます

| 言論・政策 | 15:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【Facebook連動】 2018年1月下旬の投稿

 1月下旬のFacebookでの投稿です。

































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地域の地方創生事業@宇城市

 先日、宇城市役所にて、「地域の地方創生事業」についての、ヒアリング及び意見交換を実施させていただきました。

 地域の地方創生事業とは、”町全体”という視点ではなく、行政区単位、校区単位等で、地域の具体的なビジョンと施策を持って取り組んでいこうというもので、宇城市では、松合校区という人口が1,700人ほどの地区がモデル地区となっています。

 以下、HPからの引用にある通り、単に校区単位の計画を創るのではなく、「住民主体で、行政はあくまでもサポートしていく立場で進める」という点が大きなポイントです。

>>『古くから交易港として栄えてきた宇城市不知火町松合(通称:まっちゃ)校区にて地域の将来ビジョン(地域デザイン)の作成を実施します。
地域住民による気づきや、地域内外から校区へ関わる人を増やし、地域住民で「できること」、「やりたいこと」をワークショップ等の方法により、みんなで話し合いながら決めていきます。』


 本町に置き換えて考えると、一言で「大津町」と言っても、大幅な人口増加地域がある一方で、高齢化・過疎化の進展が著しい地域もあります。

 このように、地域によって課題もやるべき事も異なる中で、町全体を対象にした「総合計画」だけで町の未来を描くことも、更にそれを行政だけで担っていくことは難しいと思っています。


 これまで一般質問を含め、議場でも色々と提言させていただいていますが、地域住民によるワークショップなどを通して話し合いを重ねながら、『地域の将来ビジョンの作成を地域住民主体で行っていく』という取組みを、正に実践しておられます。

 実態としては、まだ探り探りの部分も多くある段階とのことですが、新たな層の掘り起こしにも繋がっており、手応えも感じておられるようです。

 地域の方々だけで、完全に自走できる段階にいくまでには、かなりの時間を要すると思いますが、「地域の方々に動いてもらうために、行政側としてはどのような支援ができるか」ということを、役所側の機構改革(縦割り是正)までを含めて、担当課を超えて全庁的に取り組まれていました。

 昨今では、自治体の資源(ヒト・モノ・カネ)不足により「自助」を求める声が多く聞かれ、確かにそれは致し方ない部分ではあるのですが、「自助を進めてもらうための公の在り方」という切り口でも大変参考になりました

 また、ディスカッション中、何度も”バランス”という言葉が出てきました。 未来永劫に亘って責任が持てるのなら別ですが、行き過ぎた支援・介入が中長期的に逆効果になる恐れがあります。

 一方で、走り出しの段階では、行政が寄り掛かり過ぎるくらいでなければ、中々スタートダッシュが切れないというのも悩みどころかと思います。 短期、そして中長期での地域人財育成の必要性も改めて感じました。

 やはり、”地域で主体となって考え、走ることのできる人財”がいる地域は強いのですが、現在のところは”ありき”では成功モデルを横展開できず、施策も人材も、今と未来の両方をしっかりと見据えていく必要がありと感じました。

 この人財の育成・確保は地域だけでなく役所でも同じで、今回のヒアリングの中では、担当者さんの熱がとても良く伝わってきました。

 今後は、ぜひ地域でのディスカッションもオブザーブさせていただきながら、新たな政策提言にも繋げていきます。

 また、今回は所属している復興Project大津「カセスル熊本」のメンバーと共に訪問させていただいたため、今後は現場レベルでも色々と取り組んでいければと考えています。

| 言論・政策 | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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