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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2013年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年08月

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「目からウロコの食糧備蓄」講演会に参加しました

 本日は、生涯学習センターで開催された「目からウロコの食糧備蓄」講演会に参加しました。

 講話のテーマは次の通りです。

◆日本伝統の保存食が活躍した3.11直後の食生活 (Native Foods/Whole Foods Studio主宰 天野朋子講師)

◆輝かしい未来食があなたを救う! (一般社団法人TAO塾代表 波多野毅講師)



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 講演のみで2時間半ほどの若干の長丁場でしたが、非常に分かりやすく、そして楽める話の構成で、内容はもちろんですが、プレゼンテーションの組み立て方としても大変参考になりました。

 さて、内容に関してですが、2つの講話に共通し、かつまさに「目からウロコ」のお話があったので、ぜひこの場でシェアさせていただきたいと思います。

 非常食に関して、特に東日本大震災以降、非常食となる缶詰、レトルト食品、カンパン等の売り上げがかなり伸びています。

 しかし、そうは言っても、そのような非常食を積極的に揃えている家庭はまだまだ比率としては少ないというというのが現状だと思います。

 しかし、我々日本人の食生活を考えると自然体でも、「備蓄食」「非常食」として機能する食材が数多くあります。

 主食・・・米、餅、乾燥うどん・そば・素麺 

 副食・・・焼き海苔、乾燥しいたけ、ひじき、切干大根 

 副食・・・かぼちゃ、からいも、じゃがいも、タマネギ、ニンジン       等々



 新たに備蓄食を購入し、期限ごとに買い替えを行うという作業は、世帯によっては中々敷居の高いことかもしれません。

 しかし、こういった「日常食」でもありながら「備蓄食」、「非常食」にもなり得る食材に関するほんの少しの知識、そして食材によっては非常時に調理をするための最低限の準備(水や携帯コンロ等)であれば、敷居はぐっと低くなるはずです。

 もちろん、何日分を想定するのか、必要な栄養素が賄えるのか等、様々なケースを想定し出せばきりはありませんが、そのような「最大値」も考えつつ、お金や手間を極力抑えながらの「備蓄食」、「非常食」といった考えを幅広く普及させていくことも同様に大事だと考えています。

| 地域活動 | 23:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【6月定例会】議会広報編集特別委員会

 今週の火曜日をもって、6月定例会の議会広報編集特別委員会が終わりました。

 今回私は前回同様、主に文教厚生常任委員会の報告ページ(2/3ページ)、自分の一般質問ページ(1ページ)、シリーズ「大津町の宝」「編集後記」等が掲載されている最終ページ(1ページ)を担当しています。
 なお、今回の「大津町の宝」は大津町出身の横綱である「不知火光右衛門(しらぬいこうえもん)」を紹介していますので、ご一読いただければ幸いです。

 また、今回の「議会だより」は6月定例会直後に実施した「福岡県田川郡香春町」および「福岡県鞍手郡小竹町」での研修内容も参考にしつつ、主に以下の点を変更・改善しています。

・表紙を風景から人物へ変更
(より住民の関心、興味を惹きやすく、 全国町村議会議長会主催広報研修会の広報クリニックでも極力人物を用いるよう指導されているとのこと)

・一般質問の追跡記事を掲載(広報誌に連続性を持たせるとともに住民の求める情報ニーズに応える)

・議会傍聴者の声を掲載(一方的な情報発信からの脱却)

・採決一覧記事ページにおいて、ホームページに掲載の議事録にて質疑・討議の詳細が確認できることを記載(インターネットとの連携強化)

・次期の議会会期予定を掲載

・分かりにくいと思われる用語には注釈や読みが仮名を記載


 議会のみならず、「議会だより」においても着実に改革・改善を進めています。

 今後も同僚議員とも力を併せながら、しっかりとした情報発信を行っていきますので、「新風」ともどもどうか宜しくお願い致します。

※議会広報編集特別委員会について→過去記事

| 議会関連 | 01:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一般質問「継続検討項目」の追跡

 前回の一般質問内容について、議会事務局経由で「継続検討(※)」となるものについての確認の連絡がありました。 ※次期議会までに検討結果を議会へ報告し、併せてホームページに内容を掲載(関連記事→「一般質問答弁」への対応について説明がありました

 結論から言うと、今回は「歳入増加に向けた広告事業への取り組みについて問う」のみが「継続検討」となりました(関連記事→【6月定例会】一般質問の振り返り

 私としては、「検討する」と答弁のあった当該項目以外にも「実施する」と明言いただいた「幼稚園年中クラスの定員増」も併せて管理いただけるものと思っていましたが、基本的には「実施する」と答弁のあったものは管理しない方針とのことです。
 
 しかし、過去の一般質問の内容を見ると「実施するとの答弁をしたものの未だ実現していないもの」や「実施しているものの住民に伝わっていないもの」がある点を踏まえれば、住民としても、もちろん質問議員としても「検討する」と答弁したものと同様、やはり経過が気になるものであり、「住民目線」で考えれば同様に管理・報告するのが望ましいと考えています。

 もちろん、その他にも種々の業務がある中で作成・管理していく資料が増えることへの懸念があるのでしょうが、それは管理シートが数枚増える程度であり、その意義を踏まえれば、住民にとっても、議会にとっても、行政にとっても、十分労力に見合うと考えています。

 住民にとっては、より議会・行政の動きが見えやすくなることでまちづくりへの参画意識の向上に繋がり、議会にとってはアウトプットに対する結果が分かりやすくなることで活動しやすくなり、行政にとっては「行政の努力」や「住民サービスの向上」等をより住民に伝えやすくなります。
 
 行政の謳う「協働」の本音の部分として、一つには「人材・財源ともに不足していく中で必要な仕組み・サービスの一部を住民に代わりに担ってもらいたい」という事があると解しています。

 そうあるためには「お願い」するだけではなく、しっかりと行政としての努力・取り組みを住民に対して伝えながら、「限界」の部分を理解してもらう必要もあります。

 ただ、個人的に思うところはありますが、当該内容については非常に迅速に、まずは大きな一歩を踏み出していただいたので、一旦は現状のスキームを見守っていきたいと思います。

 私としても、行政や議会の「課題」だけではなく、様々な「成果」の部分もしっかりと住民の皆さまに発信していきたいと思っています。

| 議会関連 | 23:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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 『新風』Vol.2をお届け中です

 7/12(金)より順次、金田ひできの大津町政&活動報告誌である「新風」の第2号をお届けしています。

 少しでも情報が新しいうちにお届け出来ればと思いますが、大津町の全地域にわたって一軒一軒ポストに投函しているため、地域によっては7月末から8月初旬になってしまう可能性があることをご了承いただければと思います。
 また、このペーパー版の「新風」に関わる諸作業に追われ、少しブログの更新が滞っていたことを併せてお詫び申し上げます。
 
 このペーパー版「新風」を配る中、作成方法や費用についてよく聞かれますので、その点についてご報告したいと思います。
 なお、作成にあたっては執筆から編集・校正まで全て自分で行い、印刷のみを業者に依頼しています。

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【新風が届くまで】
①記事の執筆・編集(3~5日)
 議会閉会後から着手し、議案書や答弁のメモを活用しながら個別文章、アウトラインを作成(Microsoft Publisherを使用)
 ※なお、紙面に収めるために、言い回しを変更したり、思い切ってカットしたりという作業が最も苦労する部分です

②記事の校正(2~4日)

 閉会後1週間ほどで一般質問の議事録が議会事務局より送られてくるため、齟齬がないように答弁内容を確認し、必要に応じて①の文章を訂正。また、併せて色、フォント、写真などの全体のバランスを整える。
 ※①、②に関しては必要に応じて、執行部への追加ヒアリングや現地調査等を実施

③印刷業者への発注・納品(発注後10日ほどで納品)

 1万枚を印刷業者へ発注し、納品を待つ。

④四つ折り作業 (10日前後)
 A3サイズの紙をポストに投函出来るよう四つ折りにする。

⑤ポスティング(3週間前後)
 折り終わったものから順次ポスティングを開始。
 ※なお、大津町には1万2千超の世帯がありますが、ビラ投函お断りの集合住宅や個人宅にはポスティングしていないため、実際に投函しているのは一万世帯弱


【新風発行コスト】
 A3サイズ・両面フルカラー印刷で1万枚発注し、30,870円、一枚当たり約3円。
 ※なお、大津町には「政務活動費」がないため、発行に関わる費用は全て自己負担


 上記のうち、折り込みに関しては、私一人で行うと100枚でも30分以上はかかってしまうため、家族にも協力してもらっています。

 更に、ポスティングに関しても、Vol.1の場合は10,000枚のうち、主に議員になる前の「町を歩く活動」の時期に知りあった支持・支援者の方々のご厚意で土地勘がなければ中々周りにくく大変なエリアの合計500枚ほど、また家族にも1,500枚ほどを配ってもらい、本当に助かりました。
 その方々には今回のVol.2の配布にあたっても同様にお手伝いいただいております。
 また、Vol.1の発行を受け、新たにお手伝いを申し出てくださった方もおり、本当に心からの感謝の気持ちで一杯です。

 読んでいただいた方からご意見をもらうことも多々あり、読んでいただいたことに感謝するとともに、嬉しさがこみ上げてきます。

 もちろん、「情報を発信する」という事は、当然ながら受け手から見て至らない部分や考え方の相違等があれば、批判やお叱り等の厳しいお言葉をいただく機会も増やすことになりますが、そういったご意見も真摯に有難く受け止めさせていただき、活動に生かしているところです。

 年4回の議会ごとの発行であり、どうしても書きたいことが多くなってしまい、余白が少ない点や、文字が多い点、見出しが小さい点等々、色々と見にくい点もあるかと思いますが、今後も内容・構成ともに更に工夫を重ねながら、継続して発行していきますので、このブログ版「新風」とともに、ぜひ引き続き読んでいただければ幸いです。
 

| 地域活動 | 03:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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読み聞かせボランティアに行ってきました

 先日の記事でも書きましたが、7月より大津小学校で読み聞かせのボランティアをさせていただく事になり、本日より小学5年生のクラスで読み聞かせデビューをしました。
 
 それぞれで読み聞かせの日程が異なるため、中々全員で顔を合わせる機会もないのですが、ボランティアは保護者の方を中心に、大津小学校だけでも2~30名ほどは所属しており、子どもに関わり大事にする地域の力の大きさを感じています。

 さて、読み聞かせにあたっては、インターネットでも情報収集をしながら絵本を吟味しましたが、やはり人気のためか大津町図書館ではその多くが貸出中となっていました。
 結果、最終的には短編アニメーションにもなっている「つみきのいえ」という絵本を選び、どうやればより聞き取りやすいか、想像力を掻き立てることが出来るか、等を考えながら、5~6回ほど音読をして当日を迎えました。

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 小学校時代はどんな事を考えていただろう、どこまで知識があっただろう、難しい話はどこまで理解できただろう、と色々思いを巡らせていましたが、読み聞かせの先輩からは難しいことは考えずに、「自分が楽しんでやれば子どもたちにも伝わるから」との言葉をいただき、まずは力を抜いて自分も楽しもうという気持ちで臨みました。

 会社員時代から機会には恵まれていた事もあり、大勢の前で話すのは特に苦手ではないつもりなのですが、先週見学させていただいた先輩の読み聞かせには当然ながら全く及ぶわけもなく、本を読むのに精一杯でまだまだ訓練が必要だと反省する点が多いデビュー戦でした。
 
 ただ、どちらかと言えば、雑談や頭の体操のためのクイズの方に反応を示してくれる子どもたちが多かったのですが、お互いの緊張をほぐすうえでも、信頼関係を築くうえでも、絵本以外の部分でもコミュニケーションを取れた点は良かったと思います。
 
 少し話が逸れますが、基本的に人間関係では「経験」がものをいう部分も大きいと思っています。
 こういう年代や所属、あるいは育ち等のバックグラウンドの人(あるいは個人)には「こういう話し方をすれば伝わりやすい」「こうすればこういう反応が返ってくる」という予測、あるいは逆に相手が「こういう事を言っている」という推測も「経験」があるからこそ可能になり、それが円滑なコミュニケーションに繋がる部分も多く、その中でだんだんと本質も見えてきます。
 
 学校問題を考えるとき、保護者や教職員だけではなく、実際の子どもはどのように考え、どのように感じ、どのような不満や疑問があるのか、大人の都合や押し付けだけではなく、そういった点にも目を向けていく必要があると考えています。

 そういった意味で読み聞かせを通して、私も子どもたちに学ばせてもらっているところです。

 これからも、「読み聞かせ」と言うよりも「本読み」を通して相互のコミュニケーション取りながら、私自身もしっかり学んで、きちんとお返し出来るよう楽しみながら取り組んでいこうと思います。

| 地域活動 | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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横断歩道の安全対策(大津保育園)

 先週末に保護者より相談があり現地確認、および大津保育園長と話をしてきました。

 大津保育園は、駅を背にしてあけぼの団地方面に向かう途中の登坂に位置していますが、園と駐車場を結ぶ横断歩道が急カーブを過ぎてすぐの場所にあり、園児、保護者が毎日多数横断するにも関わらず、非常に危うい状態にあり、実際に保護者の中で危険な事があったという声もいくつも挙がっているようです。

 私も昨日、今日としばらく道沿いに立ち、状況を観察してきましたが、注意を促す看板や路上ペイントが分かりにくいこともあり、かなりのスピードで登っていく車も少なくありません。
 そんな中、保護者と同伴とはいえ、園児が左右を確認せずに走って渡る可能性も十分想定されます。

 園としては、「基本的には通りなれた人が使う道であるため、ドライバーも気を付けている」というお話でしたが、私が観察した限りでは必ずしもそうとは言えないと感じています。

 園としては、これまでも看板の設置等の対策は行っており、更に保護者会とも相談のうえ、現在分かりにくい状況になっている横断歩道付近のラインを引き直すことも検討しているようですが、前述の通り横断歩道は急カーブを過ぎてすぐに位置しており、横断歩道付近ではなく、登坂のカーブに差し掛かる前に、今より大きな看板等の設置をすることの必要性を感じています。

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【図1】登坂の急カーブ。看板は設置されているが小さく目立ちにくく、路上にも「園児注意」の文字があるが意外と目に入らない。また、横断歩道が近いことを知らせる消えかけの◇のマークがあるが、保育園自体も目立ちにくいため、直後に多数の園児が横断する「横断歩道」があることまでは中々分からない。



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【図2】急カーブ直後の横断歩道。横断歩道の向かって左側が駐車上、右側が保育園だが線が消えかかっている。園児が外に飛び出さないように園側の門は常に閉めた状態になっている。下りの場合、見通しはいいがスピードを出している車が多く、かつ幼稚園側の歩道が狭く死角から人が出てくる形になるため、その点にも危険を感じる。なお、朝の最も通園が多い時間帯には基本的に関係者が旗を持ち、交通指導をしているとのことだが、保育園の性質上、送り迎えの時間は家庭の都合で異なるケースもあり、人の立たない時間帯に横断することも少なくない。


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【図3】横断歩道側から見た様子。向かって右側から車が来るが、急カーブとなっているため車の接近に気付きにくい。

 更に、この手の問題はハード面のみに頼るのではなく、園外での実生活等も踏まえて安全指導等のソフト面の対応も行っていく事が重要になりますが、事故防止の観点からはハード面と一体になることで効果を最大化でき、そこに不備があるのであれば迅速に措置を講じるべきだと考えます。

 対策に要する予算ですが、対策を急ぐのであれば道路整備ではなく園の予算にて対応することになり(道路としての基準は満たしており、看板等はエキストラとなるため)、予算上の厳しさもあるかもしれませんが、安全・安心、そして命にも関わることであるため、必要であれば予算の補正を行い対応する等、少しでも早期に園児や毎日送り迎えをする保護者の安全が確保されるよう、私も尽力し、必要性を訴えていきたいと思います。

| 言論・政策 | 11:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大津町の学校給食について

 先日、当ブログへの非公開コメントにて学校給食に関する要望をいただき、保護者や教職員、また給食センター長、および栄養士の方へのヒアリングや、他の自治体の給食の現状や取り組み等の調査を進めているところです。
 まずは調査・ヒアリング、内容の整理等に時間を要し、レスポンスが遅くなってしまったこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

 そのコメントについて要約させていただくと、「大津町の給食は、パンと麺類(うどんやパスタ)の組み合わせが多く、またサラダを含め全て火を通した野菜しか提供しておらず、子どもが満足している様子を想像できない。ぜひ改善をして欲しい」という内容です。

 この指摘に対して、私自身も15年程前まで大津町の給食を10年以上食べておりましたが、味には特段の不満はなく、いつも楽しみしていたのを覚えています。
 しかし、それから変化があったのか、以前からそうなのかは分かりませんが、他の市町村から転校してきた方々や、私の母を含め異動の関係で3~5年程度のスパンで異なった給食センターの給食を食べている教職員の方々、同じく数年ごとに異動のある栄養士の方々のご意見を伺うと、確かに指摘の通り、大津町の給食の品質は高い方ではないようです。
 また、品数に関しても大津町では基本的に、ごはん(パン)+主菜+副菜の3品ですが、インターネット等にて確認すると更にもう一品提供している自治体も少なくありません。
 

 この課題に対して、改善策を探るために、現地で携わる大津町の給食センター長、および栄養士の方にもヒアリングをさせていただきましたが、まず前提として、給食には大きく分けてセンター方式(※1)と自校方式(※2)があり、大津町はコスト等様々な事情を勘案して、前者のセンター方式となっています。

※1 センター方式とは、集中調理施設を設け、複数の学校給食を一括して調理し、各学校に配送するシステム
※2 自校方式とは、各学校・園がそれぞれの調理室と専属の職員を学校内に配置し、その学校・園の生徒児童に給食を提供するシステム(一般的にセンター方式と比較して高コスト)



 その枠組みの中、給食充実化のための一番のネックは約4000名分の調理規模に対する「給食センターの物理的な狭さ」であり、それにより現状では以下の形式を取らざるを得ない状況になっています。


●午前中10時半頃に1回目の調理を終え、その後に2回目の調理をする必要があり、時間的に凝った料理や品数を増やすのが難しい

●生野菜に関しては、一時食中毒が流行った影響もあり、教育長の判断で提供することは出来るが、大量の調理をするため、衛生上の問題で大津町では現状は見合わせている(また大津の場合は衛生の観点からトレンドになっている床に水を流さないドライフロア形式ではない)


 また、その他にも直接的にはセンターの規模とは関連はありませんが、以下のような課題もあります。

●上述のような厳しい状況において、何よりも各日の献立の栄養価を満たさなくてはならない

●近年はアレルギーを持つ児童が多く、個別の対応も取らなくてはならない

 
 ヒアリングでは人員や調理機材を増やそうにも、施設自体のキャパシティが足りていないため、あまり意味がないとのことで、根本的な解消のためには、やはり「施設の新設」あるいは「支所の新設」が必要になると考えられます。

 一方で約2億円をかけて建設した現行の給食センターに関しては、竣工が平成2年であり、耐用年数的に一般的には少なくとも、まだ10年以上は活用できるため、今回のヒアリングから窺い知れた限りでは「更に老朽化が進んだのちに現行よりも大規模な給食センターを建設する」というのが現状の町の考えのようです。
 ただし、一時期は学校の新設に合わせて「現行の給食センターは残したまま、民間委託した給食センターを別途新設して負担を2分するとともに、公営と民間のセンターに競ってもらうことで、品質向上にも繋げることが出来る」という議論もなされていたようですので、今後、早期での必要性や有効性を財政面と絡めて、改めて議論する必要もあると思っています。
 

 前述の通り、学校給食の栄養士の方は、県から派遣されているため、様々な給食センターでの勤務経験があります。
 その栄養士の方々は大前提として「栄養バランス基準」に基づいて献立を考える必要があるため、施設としての限界のある大津町で非常に頭を悩ませ、工夫しながら業務を行っているようです。

 色々と乗り越えなければならない課題もありますが、例えば生野菜の提供について、調査・検討を進める中で、すぐにでも提供できる体制があるかもしれません。
 また、他の自治体で同様の課題を何かしらの工夫で少しでも改善している先行事例があるかもしれません。

 子どもたちの日々の食事の充実はもちろん、子どもの頃から食について考え、正しい知識を身に付け、健康的な食事を行うというということは「食育」の観点からも有効であり、金田ひでき個人としてだけではなく、文教厚生委員会一丸となって改善に向けて取り組んでいきたいと考えています。

 まずは現状を知るため、そして更に一歩進んで考えるきっかけとして、次期議会の文教厚生委員会の現地視察にて、学校給食の試食会を行えないかと提案させていただいているところです。

 なお、最後になりますが、この「食育」と「学校給食の充実化」に関しては、国、文部科学省でも必要性を重く受け止め、取り組みを推進しているところですので、文科省HPより以下の文章を紹介しておきます。

  「近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。また、食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することも重要です。
 こうした現状を踏まえ、平成17年に食育基本法が、平成18年に食育推進基本計画が制定され、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に食育に取り組んでいくことが重要となっています。
 文部科学省では、栄養教諭制度の円滑な実施をはじめとした食に関する指導の充実に取り組み、また、学校における食育の生きた教材となる学校給食の充実を図るため、より一層の地場産物の活用や米飯給食の充実を進めています。 」

| 言論・政策 | 23:48 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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【6月定例会】議案に対する質疑・答弁

 少し遅くなりましたが、6月定例会での私の主だった質疑・答弁が整理できたので掲載します(順不同)。

◆本会議での質疑◆
【質疑】
 消防費として、水位確認のための河川監視カメラを5台840万円で計上しているが、モノ任せではなく、それを用いて、いつ、誰が、何を基に判断し、どう行動するか、といった「具体的な行動計画」を事前に立てておくことが何より重要である。その行動計画の内容はどうなっているか。

【答弁】
 必要に応じて現場に人を派遣するなどの対応を取りたい。指摘の通りモノだけに任せるのではなく、今後しっかりと人と連動させた形で活用していきたい。


【質疑】
 都市対抗野球の応援補助金として1200万が計上されている。これまで町に対して雇用、税金等々で多大な貢献をしてきた企業への応援・支援が必要な点は十分に理解している、しかし、住民からは生活道路の整備や福祉等で財源がないという中で大きな金額を出すことに疑問の声も聞こえる。町づくりにおける中長期的な戦略の中、どういった位置づけでこの金額を使うのか、住民に対して町の長として説明をしてもらいたい。

【答弁】
 これまでの貢献を考えれば町としても応援・支援が必要であると考えている。また、応援と合わせて大津町のPRを行う予定であり、看板等も準備している。大津の町を広く知らしめることで観光の呼び込みや、名産品の販促などの中長期的な発展に生かしたい。



【委員会での質疑】
( 福祉部 健康福祉課 ) 
【質疑】
 高精度体成分分析装置(InBody)について、健診時、健診後の保健指導等において使用とあるが、いつでも誰でも使えるようにはできないのか。子育て・健診センターは日頃利用していない者には少し入りづらいところがあり、スポーツの森や各公民館等、もう少し気軽に入れるような工夫も考えてもらいたい。

【答弁】
 この機器は大人から子どもまで、住民の皆さんに広く使ってもらいたいと考えており、広報を利用して周知し、いつでも使える状態にする。また、子育て・健診センターにも気軽に入っていただけるよう工夫していく。



【質疑】
 社協の補助金にボランティアセンターの強化とあるがどういった内容か。

【答弁】
 ボランティアセンターはボランティアの募集と活動を行いたい人とのニーズ調整を行う。現在、センターとしてフォローが足りていない状況なので、社会福祉士等の資格を持った職員による事務局的な活動を行う予定である。ボランティア連絡協議会の支援や、災害ボランティアセンターとの連携も行う。


( 福祉部 保険医療課 )
【質疑】
 子ども医療費の対象拡大で喜びの声がある一方、「高齢者福祉」にも、もっとお金をかけて欲しいという声もある。総合的な町づくりの計画の中、どのような位置づけで実施するのか。

【答弁】
 少子高齢化が進行する中で、子育てに力を入れることが定住促進に効果的と考えている。定住促進によって住民税・固定資産税という収入が増えることで、将来的に財政の安定化も図れる。超高齢化社会を迎える中で、担い手を育てるための子育て支援はもちろんだが、他の福祉の施策も含めて「住みよい町づくり」を進めていかなければならないと考えている。


【質疑】
 子ども医療費無料化の対象拡大について臨時職員や時間外勤務手当てなどは、あくまで準備段階でかかるところであって、拡充後の事務が回り始めてからは必要ないという認識で良いか。

【答弁】
 現行の電算システムを拡大して処理する形なので、新しく中学生までの助成制度がスタートした以降は、償還払いなどの発生もあるので全く業務量が増えないというわけではないが、改めて追加計上はしていない。



( 教育部 学校教育課 )  

【質疑】
 今回改修を行う護川小の体育館については、完成当初から問題があり、建設業者の手直しも入っているが解消していない。過去の失敗の原因を調査・検証しないままに再改修を行えば同じ過ちを繰り返す可能性が多分にあり、それらを実施して改修工事の内容を担保する必要がある。また、過去の経緯や対応を明らかにすることで、今後類似の工事を行う際に失敗しないよう資料としても整理が必要ではないか。

【答弁】
 今回の工事にあたっては、県の関係機関に調査を依頼している。指摘の通り、今後、同様の事態が発生しないように検証のうえで整理する。


【質疑】
護川小学校の体育館改修費2千万円に対して、設計費の500万円は高過ぎないか。設計費には監理業務を含んでいるのか。

【答弁】
 校舎の天井・屋根改修の設計業務費を含めている。また、監理業務委託は含んでいない。



【質疑】
 大津小学校のプレハブ撤去が500万円ということだが、解体工事としては高額過ぎるのではないか。

【答弁】
 資料には記載がないが、プレハブ撤去後の学級園・学校園の復元工事、排水等の改修も含んでいる。今後、詳細が分かるように資料の形式を検討する。



【質疑】
 コミュニティ・スクールに関して、美咲野小では何をすればいいか分からない、護川小では校長等の異動があり停滞しているとの声を聞いているが進捗はどうか。また美咲野小について、予算は今議会で計上されているが元々やる方向で進めている点、および2年間という限られた研究指定校期間である点を踏まえれば、予算承認が計画策定の起点では進め方として遅過ぎる。目先だけではなく、いつまでにどうするという中長期的な年間計画等は立っているのか。

【答弁】
 護川小は、6月に第1回の会議を行う予定がある。美咲野小は今回の補正予算で費用を計上しているため、今は保護者、ボランティア、地域有識者等の人材発掘に努めており、今後は9月に第1回の会議を開催したいと考えている。


( 教育部 学校教育課 幼稚園 )

【質疑】
 陣内幼稚園のリズム室増改築に関して、まだどういった形状・場所で行うかの概要すらも固まっていない段階で工事請負費を3000万と計上しているのは手法として乱暴ではないか

【答弁】
 今回は臨時交付金の分を急いで計上する必要があったためこのような流れとなった。ただし町の建築技師とはしっかり確認して金額を計上している。


( 教育部 生涯学習課 )
【質疑】
 社会教育総務費の賃金にある社会教育指導員補助、地域教育コーディネーターの補助アドバイザーはどのような役割を担うのか。

【答弁】
 現在、学校支援地域本部事業というものがあり、学校の授業に協力いただくボランティアの方々と学校とを結ぶ「コーディネーター」が、各小中学校にいる。その「コーディネーター」を統括する「統括コーディネーター」という役割を社会教育指導員の一人が担っている。今後事業展開するうえで、これまでの北中校区に加え、大津中校区にも拡大していくところであるが、「統括コーディネーター」一人では何かと困難なため、その補助を行ってもらう方を一人を拡充するものである。



参考リンク:H25年度補正予算の概要(6月)

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