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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2013年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年09月

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海外派遣事業報告会に参加しました

 まちづくり交流センターで開催された海外派遣事業の報告会に参加してきました。

 この事業は大津町が15年以上前から実施しているもので、毎年10名前後の中高生を姉妹都市であるアメリカのネブラスカ州ヘイスティングズ市へ約2週間派遣し、現地の農場、大学や博物館等の見学、ホームステイ等を通した国際交流を行っています(派遣にかかる費用の最大1/2を町が負担)。

 私自身も15年以上前の中学1年時に同プログラムにて、ヘイスティングズ市、及び同じく姉妹都市である同州アラパホ市での3週間のプログラムに参加させていただいた事があり、今回の報告を聞く中、あるいは写真を見る中でとても懐かしく感じました。

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 この手の事業は、事業としての効果が見えにくく、また、例えこの事業を通して海外や語学への興味を持ったとしても、大津町でそれをより深く学ぶ、あるいは将来町に居ながら語学を生かした働き方をしていくのも中々難しいのが現状かと思います。

 そんな状況の中で、こういった事業について、「損得の問題ではなく、より多くの子どもたちへ多種多様なチャンスや経験を与えることで成長してもらい、最終的にその一部でも町で活躍してもらう、あるいは一度外で働いた後に戻ってきてくれればそれで良い」という意見も聞きました。

 それはそれとして大きな異論はありません。

 しかし、やはり「何事でもやるからには効果や広がりを最大化するための工夫、努力をするべき」ではないかというのが私の持論であり、一度事業を行って、あとは「各人任せ」という状態にするのではなく、一つには参加者たちが今後も継続的に大津町の国際交流に関われるような仕組みを作ったり、また一つには「まちづくり」の一環として、分野横断的にこの事業をどう生かしていくかという事を検討していく事も必要ではないかと思っています。

 例えば、私は大津町の国際交流協会(こちらは民間団体という扱いですが)に所属していますが、この事業に参加した子どもたちで、国際交流協会に所属し、継続的に活動に参加している会員の数は非常に少ないのが現状であり、私が参加した際に一緒にプログラムへ行ったメンバーで現在国際交流会に参加しているのは恐らく私だけです。

 こういった協会への勧誘を団体とより上手く連携・支援することを更に積極的に行い、取り組みを点ではなく、線や面で結んでいく施策を行うことで、事業自体が継続的なものとなり、また地域のコミュニティの醸成にも繋がるのではないかと思っています。 

 また、大津町ではホンダをはじめとした商工業はもちろん、農業関係でもアジアの方を中心に外国人労働者が増えてきており、そういった方面との連携も考えられるかもしれません。

 具体的なアイディア出し、及びそれらを実現していくのはもちろん簡単なことではないのですが、住民、議会、行政がともに知恵を出し合う中で、具体的な政策として形にして次のステップに進んでいける、そういった「政治」「まちづくり」を行っていきたいと私は考えています。

| 地域活動 | 18:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【2013年9月議会】一般質問通告内容

 9月議会(9/6(金)~9/19(木)予定)にて、以下の3つの一般質問を行います。

※一般質問とは?→http://kanadahideki.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

 今回は11名の議員が一般質問を行う予定です。

 なお、金田ひできは通告順9番目、9月18日(水)の午後1時から壇上に立つ予定ですので、お時間のある方はぜひ傍聴に来ていただければと思います(同日午前中に予定の2名の質問が極端に早く終わった場合には、午前11~11時半くらいに開始となる可能性もあります)。

 余談ですが、過去の議会だよりや議事録を見ると、昨年までと比較して一般質問を行う議員数が増加していることが分かります。また、一般質問の傍聴に来てくださる住民の方も増加傾向にあるようです。

 もちろん一般質問は議員としての活動の一部に過ぎませんし、「とにかく何でも一般質問をすれば良い」と言うわけではありませんが、こういった議員一人一人の動きも議会の活性化に繋がるものだと思っています。



1.公共施設(ハコモノ)の戦略的整備・運営について 

 現在、多くの自治体において、人口の減少や厳しい財政状況の中、既存施設の廃止や複合化、綿密な補修・更新計画に基づく長寿命化等、様々な取り組みを進めている。
 大津町は人口こそ増加しているものの、ここ数年で財政状況は大幅に悪化している。その厳しい状況下で、町民の利便性を考慮しつつ、最少の経費で最大の効果を発揮するために、施設にかかるコスト削減や機能改善等を積み重ねながら、将来を見据えた中長期的かつ所管を跨ぐ横断的な視点に立って、公共施設マネジメントを行う必要がある。
 その点を踏まえ、次の取り組みを進める考えはないかを問う。

①「ライフサイクルコスト(建設から運用、解体等に至るまでの総費用)」に基づいた公共施設マネジメント
②「施設カルテ(施設概要、立地バランス、運営経費、施設・サービス利用状況及び利用者・町民一人当たりのコスト等を一元的に纏めたデータ)」に基づいた公共施設マネジメント


2.新設した公共施設(ハコモノ)の活用状況と中長期的計画について
 公共施設の中で、特にここ数年で新設された①ビジターセンター、②まちづくり交流センター、歴史文化伝承館については、頻繁に利用している町民からは喜びの声が聞こえる一方で、その活用方法、利用率、費用対効果等への疑問の声も多く、一部には廃止を求める声さえあるのが現状である。また、各施設の意義、位置づけについても、多くの住民には十分に伝わっていないようにも感じられる。
 これらの施設は多額のライフサイクルコストを要するものであり、広く町民の理解を得るためには、その声も取り入れながら、戦略的かつ迅速に改善・改革を進める必要がある。
 それらの点を踏まえ、現状での施設の活用状況、及び町としての課題認識、そして今後、中長期的にどのように活用していく計画であるかを問う。

 
3.自主防災組織の新設・育成について
 自主防災組織の新設・育成に関して、町からは活動や備品への補助金等による主にハード面での推進策は打ち出されているが、組織の新設・育成、そして取り組みを主導していく地域の防災リーダーをどのように創出するか等のソフト面での方針や具体的計画を十分に示せていないのではないか。
 このような状況では、取り組みの進捗が「人依存」となり、地域防災に対する知識や強い意欲がある区長等のリーダーとなり得るものがいれば別であるが、そうでない町内大多数の地域においては、有事に機能する強固な組織体制の構築が遅々として進まないと考える。実際に、既存の自主防災組織の中でも活発に活動している組織は極少数であり、備品を揃えるのみで形骸化している組織も多いとの情報を得ている。
 それらの点も踏まえ、自主防災組織を創出・育成していくためのソフト面での方針・計画を問う。
 また、有事により機能する自主防災組織確立のために、次の取り組みを行う考えはないかを問う。

①具体的なモデルプラン、地域防災組織設立・運営マニュアルの提供
②資料配布や情報交換会の実施による町内自主防災組織の好事例の共有化
③機能別消防団の仕組み等を生かした消防団との連携強化
④各組織の活動実態の正確な把握による行政との連携強化

| 一般質問通告内容 | 23:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大津地蔵祭り ~地域人財の生かし方~

 週末の23日(金)、24日(土)は、私の所属する東熊本青年会議所(JC)の社会開発事業として、大津地蔵祭りでお化け屋敷を出店しました。

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 生憎の天気のせいもあり、例年より入場者数は少なかったのですが、それでも2日間で1000名近くの方に楽しんでもらえました。

 お化け屋敷自体は毎年恒例の事業で資材は一通り揃っており、その他劣化等による資材の改修、塗装や設計等も全て事前に済ませていたのですが、準備は金曜の朝7時から開始し、全ての準備が完了したのは18時を回ってからでした。

 強度を確保するために厚手のコンパネを使用しており、更に枠組み、補強等含め、かなり本格的に組み立てていきます。

 JCメンバーには、建築や塗装関係の技術のあるメンバーも所属しているため、運搬車両や機材の面でもそうですが、こういったキーマンの指示により、かなり効率的に作業を進めることが出来ました。
 
 もし、こういったキーマンがいなければ恐らく2日かけても組みあがらず、驚いて壁にぶつかってしまう子どももいる中で、強度的にも不安が残ります。

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 少し似た話で、一昨年に東北へ震災ボランティアに行き、床を外しての汚泥のかき出し、窓等を外しての清掃、土嚢運び等を行った時の話ですが、震災ボランティアセンターがグループを作る際には、人員的に可能な限りにおいて必ず一人は土木建築関係の職能のあるボランティアが配置されるように割り当てを行っており、その方々の指示によって、何倍も効率的な作業を行うことが出来ました。

 こういった「地域に存在する個々の力(知識・経験・技術等)を生かす」という事の効果は平時でも同様かと思います。

 現在は例えば大津町でも、元自衛隊や県庁職員の方でその知識・経験・技術も生かしながら地域防災を進めている方々がいらっしゃいます。

 また、同じく町内で防災以外にも食育、環境保全、自然エネルギー、子育て支援、教育、農業、国際交流等々、様々な観点から、地域活性化のために取り組んでいる方々を知っています。

 その他にも、最近知り合った若者は農業に携わっており、朝市や休日市等のマルシェにより地域を活性化させたいと話していました。

 このブログでも何度も書いていますが、これからの「まちづくり」においては、行政が財政的にも人員的にも厳しくなる中で、どうしても地域の力も結集して「協働」で取り組んでいく必要があります。

 ただし、単に「地域任せ」「団体任せ」にするのではなく、その地域や団体、そして個人の力の生かし方も、一つには行政の腕の見せ所であると思います。

 例えば、前述の東日本青年会議所では、各メンバーが会費(年会費一人10万円)を支払い、それを元手にこういった夏祭り事業や町長選挙の公開討論会・マニフェスト検証会、キッズサッカー等々の様々な事業を行っていますが、町には補助金や広報への情報の掲載等の形で色々と支援いただいています。

 ただ、一方で私が知っている慈善団体の中には、「あと少し町の支援があればより効果的な活動が出来るのに」と感じる団体もあり、実際の所属員の方々からもそういった声が聞こえてきます。

 それは金銭面の補助もあれば、「自主防災組織を作りたいが何から始めていいのか全く分からない」等のノウハウ的なもの、あるいは「具体的に○○を始めたいが仲間や場所がない」というようなものまで様々です。

 そういった声を吸い上げたり、時には具体的な政策として形にしていくことは、我々議員にも求められることです。

 もちろん、どれもこれもではなく真に「公益にかなう」のかの検証は必要ですが、今回のお化け屋敷の事業を通して、こういった地域の力を生かすことの効果の大きさを改めて感じたところです。


 以上、だいぶ脇道にそれてしまいましたが、非常に充実した週末になりました!
 
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(今朝はどしゃ降りの雨でしたが、商工会や明日観、役場有志、シルバー人材等の方々と共にしっかりと清掃も行ってきました!)

| 地域活動 | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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地域のコミュニティづくり

 週末の土曜日は昨日の記事でも触れた「二市二町グラウンドゴルフ」へ参加した後、「南杉水人権ふれあいフェスティバル」へ、日曜日は私も所属する大津町消防団の「消防団ミニバレー大会」に参加しました。

 南杉水人権ふれあいフェスティバルは「人権のまちづくり」を掲げ、原場、つつじ台、桜丘の南杉水3地域が共同で実施しているものですが、以前はそれぞれの地域で行っていたフェスティバルを人口動態の変化等の諸事情を勘案し、数年前から現在の形態になったとの事でした。
 また、関係者の方からは今後は杉水全域にて共同で実施していくような構想もあるとの話も伺いました。

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 大津町の人口は「マクロ」で見れば増加傾向にありますが、一方で地域別、「ミクロ」で見ていけば「過疎化」「高齢化」が進んでいる地域が多いのが実情です。
 また、消防団員も特にそういった地域において団員の確保が難しくなっているとともに、団員の高齢化も進んでいるのが現状です。

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 財政、人材と行財政も厳しい状況にある現状において、住民が協働で「まちづくり」「地域福祉」「地域防災」が担っていくことが、現実問題として今後どうしても必要になってきます。

 そういった中でこのような地域や団体のイベントを通して、親睦の機会を確保し、地域コミュニティを醸成させていくことは非常に重要ですが、「地域任せ」ではなくそれを推進するためには、交流機会の創出や効果的な補助金の拠出等様々な梃入れが求めらます。

 また、今回の2つのイベントにおいては、南杉水ふれあいフェスティバルでは受付、屋台の出店、ステージパフォーマンス等で多くの役場職員にボランティアとして参加いただいており、消防団のバレー大会でも役場職員が中心となって構成されている本部の消防団が大会運営や設営・清掃等を率先・主導して行っていました。

 一方で現状では、残念ながら我々議員は、来賓や各団体の構成メンバーとしての個人での参加に留まります。
 しかし、我々自身も「議員個人」としてはもちろんのこと、「議会」としてどのようにより「住民」「地域コミュニティ」に関わっていくかを、これまで以上に考え、例えば地域別での出張議会や座談会等の各種取組を行っていく必要があると考えています。

 その第一歩として、現在は議会活性化特別委員会にて「議会報告会」の実施を検討中です。
 以前も記載させていただいたように「行政に迅速な動きを求める一方で議会の改革が進まない、進められない」という悪しきダブルスタンダードとならないよう具体的なスケジュールに基づいた迅速かつ着実な改革が出来るよう一議員としても、議会活性化特別員会の事務局兼副委員長としてもしっかりと尽力していきます。

| 言論・政策 | 12:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一部事務組合と広域連合

 週末は菊池郡市の二市二町(菊池市、合志市、菊陽町、大津町)議会交流グラウンドゴルフに参加してきました。

 午前9時の集合で非常に暑い中でのゲームでしたが、熱中症になる方もおらず、グラウンドゴルフを通して他の議会議員の方々と親睦を図り、情報交換をする良い機会となりました。

 当日は各市町の議会事務局の職員もボランティアとして、振興・設営等をお手伝いいただき、この場でも改めて感謝申し上げます。

 さて、大津町における近隣自治体との関係ですが、消防や水道、ゴミ処理事業等において「一部事務組合」「広域連合」といった形で、一部の事務等を共同で行っています。

 それぞれを簡単に定義すると以下の通りとなりますが、詳細については青森県のHPに分かりやすい表がありましたので、興味のある方はご覧ください(→リンク)

 「一部事務組合」は、市町村が処理権限を持っている、あるいは市町村が国や都道府県から権限の委譲を受けた等の事務を共同処理するために設立されます。

 「広域連合」は、単に事務の共同処理方式という性格にとどまらず、広域にわたり処理をすることが適当な事務を総合的かつ計画的に処理するために設けられるもので、組織する市町村から独立した性格が強くなっており、国や都道府県から直接権限の委譲を受けることができ、決定された広域計画の実施上支障がある場合の市町村への勧告、財政面での独立性を担保するための客観的な指標に基づく市町村分賦金の徴収等、自立的な機能をもっています。



 なお、大津町に関係のある一部事務組合としては、

■水道事業を担う「大津菊陽水道企業団 (大津町・菊陽町)」

■ゴミ処理等を担う「菊池環境保全組合(菊池市・合志市・菊陽町・大津町)」

■市町村職員の退職金・消防補償等に関する事務等を担う「熊本市町村総合事務組合(県下の市町村、事務組合・広域連合)」


広域連合としては、

■消防、し尿処理、火葬場の管理・運営等を担う「菊池広域連合(菊池市・合志市・菊陽町・大津町)」があります。


 このような事務等の共同化のメリットは、「単独で実施困難な事務事業の実施(消防等) 」「スケールメリットによる事務の効率化(ゴミ処理等)」「より高度な行政サービスの提供(地域中核病院の設置等) 」等が挙げられます。
 一方で行政責任の所在が不明確になる等の懸念もあり、また、同様のケースも多いようですが、大津町の場合には、町単独の事務・事業等と比較して、住民への情報提供が不十分であると感じています。

 いずれにしても、 事務の共同化については、行財政の効率化等の効果があり、定型的な事務の処理には適するものの、一部事務組合や広域連合が内包する制度的限界を踏まえると、複雑多様化する行政需要に総合的かつ機動的に対応していくためには、必ずしも十分な成果が得られないことも考えられ、それぞれの事務・事業の属性に適した体制を十分に検討するとともに、現行の体制についてもより密な情報連携や適宜の見直し・改善等が必要になると考えます。

 ※参考:総務省HP、京都府HP「市町村行財政研究調査会 研究調査報告書

| 地域活動 | 22:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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全員協議会について

 昨日の記事にて報告させていただいた第4回議会臨時会と同日に「全員協議会」が開催されました。

 まず、「全員協議会」に関して、説明させていただくと、全国町村議会議長会編「議員必携」では、以下のように位置付けられています。

全員協議会は、法的な根拠のない事実上の会議である。町村議会においては、その必要性から議会が開かれている会期中はもちろんのこと、閉会中においても相当程度開かれている。全国町村議会議長会の調査でも一町村議会当たり年8.5日を数えている (平成14 年7 月1 日)。

【全員協議会の性格】

全員協議会は、法的な裏付けのある町村長の招集行為による会議ではなく、通常、次のような場合に議長の招集で開かれる会議である。

(1)本会議関連の協議会
本会議の審議の過程で、必要に応じて、議長が休憩を宣して、話し合いをする場合である。それには、議員相互の意見を調整する場合と、執行機関と議会側の意見の調整を図る場合、そして、この両者をあわせたような場合がある。いずれにしても議事を円滑に進めるために開かれるものである。したがって、この協議会で話し合いがついて、本会議が再開されると、議事はきわめて順調に進められる。しかし、協議会開催中の質疑や意見は会議録に記載されないので、傍聴者や住民には知らされない欠点があるから、そのことを十分意識して、それなりの配慮が望まれる (一般的に協議会は非公開とされるのが実態である)。

(2)自主的意見調整の協議会
議長の自主的な判断で(又は議会運営委員会に諮って)開かれる場合で、議会自体の行事や運営や活動について協議したり、近く開かれる議会に懸案になっている問題の提案が予想されるような場合、議会内部の意見調整をするため、通常議長の司会で行われる全員協議会である。したがって、町村長には、何等関係のない議会独自の立場での会合である。

(3)町村長が意見を聞くための協議会
町村長の依頼を受けて、議長が招集はするものの、その目的は町村長が行政上の重要問題等について議会の意見を聞くための協議会である。協議の対象は、行財政運営上の重要問題とか、企業誘致や開発行政に関連した対外折衝関連事項等の場合もあれば、中には、議会に提案予定の案件について、説明をし質疑を受ける、いわゆる「事前審議」の類の全員協議会もある。



 なお、昨今では全員協議会の傍聴を認めている議会も少しづつ出てきていますが、大津町では原則非公開としています。
 
 よって、この場では議題のみの報告をさせていただきます。

 1.新環境工場整備事業(環境保全組合の処理区域)について
 2.町道石坂線道路改良事業について
 3.集落営農組織の法人1本化に伴う大津町の支援について


 
 この「全員協議会」のついては、前述の議員必携において、「最も多いのが(1)の型であって、会議規則にしぼられる本会議に比べてお互いに忌憚のない意見が発表できるので、その後の本会議の運営がきわめて円滑に進められる長所がある。もちろん、協議会は、非公開が原則であるから、その内容が記録として残らない短所もあるから、その乱用は慎むべきで、必要最少限度にとどめて運用の妙を発揮すべきである。」とありますが、今後更に「協働」「住民自治」を推進していくにあたっては、大津町においても「傍聴」の可否について検討していく必要があると思います。
 
 「住民に対して公開できない内容」があってはならないことはもちろんですが、議員・行政職員ともに、傍聴の有無に関わらず忌憚のない意見を述べられるだけの資質と日々の研鑽が求められると考えます。 

| 議会関連 | 02:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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第4回大津町議会臨時会の開催

 8月9日(金)の日程にて臨時議会が開かれました。

 なお、議案に関しては以下の2つですが、今回の臨時議会の開催理由は「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」により、一定の金額を超える契約等には議会の議決が必要と定められているためです。

■議案第48号 都市計画道路駅前楽前線道路改良工事(5工区)請負契約の締結について
 ※予定価格5000万円以上の工事請負契約(第2条)

■議案第49号 救助資機材搭載車両購入について ※消防団で使用
 ※予定価格700万円以上の動産の購入(第3条)

 議案は「可決」となりましたが、議案第49号に関して、以下の主旨にて質疑させていただきました。


【質疑要旨】 ※2度再質問をさせていただきましたが、質疑・答弁ともに纏めてあります
 6月の議会で質疑した「河川監視カメラ」の件と同じ観点での質疑であるが、①普段どこに配置し、緊急時には誰がこの最先端の機材を指揮・主導して運用するのか。緊急時に迅速に行動出来るようにエンジン・オイル等の車体、および搭載資機材の管理・メンテナンスの具体的な運用計画(アクションプラン)は立っているのか。
 また、②チェーンソー、ジェットシューター、トランシーバー、AED(自動体外式除細動器)、発電機などが搭載されているが、事前研修や定期的訓練なしではこれらの高度な資機材を迅速かつ有効に活用するのは難しく、その点において研修・訓練の具体的計画は立っているのか。

【答弁要旨】
 車両に関しては、本部(役場職員が主な構成員)に配置し、運用は現在保有している通常のポンプ車に準ずる。研修等に関しては今後精査する中で効果的な方法で進めていく。

【答弁を受けての申し入れ要旨】
 前回より伝えたいことは、「購入後に運用計画を定めるのではなく、運用を踏まえた上での購入とするべきではないか」ということである。例えば車両・資機材の面からは、どのような災害を想定するかで必要な機材は異なり、運用計画がなければ今回の購入予定車両が最も適したものとは言い切れず、また資機材についてもそれらを検討する中で、「必要なもの」「不要なもの」がより明確になる。そういったことの必要性・重要性を認識すべきではないか。


 その他、今回の2議案については、入札自体のあり方や価格を抑えるための措置は十分であったか等、同僚議員3名からもそれぞれの視点より活発な質疑が行われました。

 なお、質疑の詳細については、議事録に掲載されますので公開後に、ご確認いただければと思います(遅くとも12月中旬頃に9月定例会の議事録と併せて、ホームページ及び図書館にて閲覧可能となります)。


※同日、全員協議会、および議会活性化委員会も併せて開催されましたので、別途報告したいと思います

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第1回 市町村議会議員政策フォーラムに参加しました

 本日は熊本市内の桜の馬場城彩園で開催された「第1回町村議会議員政策フォーラム~地方議会運営の改革を考える~」に参加してきました。

 このフォーラムは財団法人創造くまもとさんの企画で、主に一期目、および二期目の熊本県内市町村議員を対象に開催されたものです。
 
 遠方の方も多く、かつ参加費も一日4千円と安くはなかったこともあり、参加者は20名ほどでしたが、運営の方も仰っていた通り、その分参加議員はどの方も今後の議会の在り方について真剣に考えている方々でした。
 
 そんな中、講義を通しての質疑応答や議員同士の意見交換等についても、非常に得るものの多い有意義な時間となり、議会改革ももちろんですが、議員としての活動、役割を改めて考える大変良い機会となりました。

ブログ


 フォーラムを通して色々と思うことがあったので、これからこちらのブログでも考えを纏めようと思いますが、まずは「議員報酬」と「政務活動費(※)」について少し触れたいと思います。 

※議員が行う調査研究、研修、広報広聴、住民相談、要請陳情、会議への参加等により、課題及び住民の意思を把握し、政治に反映させる活動並びに住民福祉の増進を図るために必要な活動に要する経費の一部として交付されるもの

 参加議員の中には月額報酬20万円ほどで政務活動費もない村議会議員から、月額報酬60万強+政務活動費20万が支給される熊本市議会議員の方まで様々でした(ちなみに大津町の月額報酬は24万9千円で政務活動費もありません)。

 議員報酬が高いか安いかは議員の中でも話題に挙がることがありますが、私は高いとも言え、安いとも言えると考えています。
 
 実際に出席の必要がある議員の仕事は、議会、及び委員会が主になり、所属する委員会の種類や数等でも異なりますが、それだけを見れば一般的な町議会の議員でせいぜい50~60日前後、多くても100日に達する議員は中々いないのではないかと思います。

 それ以外は基本的に議員の裁量で、入学式・卒業式等の式典、地域のイベントへの来賓としての参加、個人での議会報告会・座談会、広報誌の作成・配布、各種研修への参加、その他にも個別に住民の相談に乗ったり近隣自治体の調査・ヒアリングに出たりといった活動を行っています。
 また、予算等の議案審議や一般質問に向けての調査・研究はもちろん、法令等の学習・研究等も行っています。

 そういった活動に本気で取り組むとなると際限はなく、サラリーマンはもちろんですが、例え自営業でも組織に他に中心となって業務をこなすキーマンがいなければとても兼業は出来ません。

 しかし、前述の通りそれらの活動は議員の「裁量」であり、極論すればそれらを全く行わない議員は少なければ年間50日前後の出席だけで3~400万ほどの収入をもらうことになります(更に残念ながら地方議会には、本当に出席だけで一切発言しないような議員も存在します)。

 もちろん、議員には厚生年金や退職金、住宅手当や失業保険等の福利厚生もなく、更に4年ごとの選挙費用も蓄える必要があり、また専業議員が落選したら即失業というなかで、例えば働き世代が積極的に目指すことが出来る環境が整っているかと言えば、かなり厳しいのが現状です。

 しかし、それはそれとして一般企業においての報酬とは基本的には、生み出した価値に対する対価です。それはサラリーマンでも自営業者でも本質的には変わらないかと思います。

 そんな中、極端な話をすれば年間50日前後しか活動しなくても、例えば鋭い質疑や政策提案で報酬以上の利益を町に還元していれば良いという考え方もあるのかもしれません。
 しかし、現実としては日々の学習や活動なくしては、付加価値の高い議員活動はまずありえないことだと思います。
 また、政務活動費がない場合には、議会報告誌の発行や議会報告会、その他の研修参加や書籍購入等、活動に力を入れれば入れるほど、言い換えれば議員活動に取り組めば取り組むほど、経費等を差し引いた実質的な手取りは少なくなることになります。

 そういった中で、特に報酬の低い町村議会においては、議員報酬の引き上げ(引き下げ)の議論ではなく、活動に対して支払われる政務活動費導入につい議論することは個人的には賛成なのですが、それ以前の問題として、本日の運営の方からも指摘がありましたが、多くの議員には「自分がどれほどの付加価値を生み出しているか」「果たして報酬に足るだけの働きをしているか」という考えが希薄だとのご意見がありました。
  
 例えば、政務活動費を活用して、研修への参加や活動報告をするのは一見良いことですが、それが単なる住民へのアピールや漫然とノルマをこなすような形になれば、住民の幸福という観点から捉えれば全く意味がなく、更に言えばコストを伴うためマイナスとも言えるかもしれません。

 また、行政の予算へは厳しい追及をする議員もこと自分のことになると、それが分からなくなるケースが多いようにも感じます。

 私も概ね同意見な点で、某町議会の議長経験者の方が仰っていたのですが、市であろうが町村であろうが基本的にやっている活動に大きな違いはなく、設定される報酬は基本的には単純な人口や予算規模に比例して決まっているのが実態と言ってしまって良いかと思います(もちろん例外もありますし、予算規模が大きい自治体は会期も長い傾向にあります)。

 そんな中、元々議員報酬も高い市議会議員の複数名より、「政務活動費が20万でも足りない」「活動内容、エリアもそれほど変わらないため県議会議員並の30万くらいは必要」との声が挙がりました。
 主張としては、熊本市は活動エリアも広く、例えば60円の議会報告誌を近所の5千世帯に撒くとそれだけでも30万円であり、政務活動費だけでは赤字だとのことでした。

 しかし、例えば我々が行政の予算案に質疑させていただく際には、その30万の効果、例えば報告誌の内容、リーチ率(実際に読んでもらえている率)、効果等を問題にするでしょう。

 また、何より30万という金額の妥当性について問題にするかと思います。
 もちろん、全て業者任せにしてしまえばそれくらいの金額はかかってしまうかもしれませんが、例えば以前の記事で述べたように、私は広報誌は自分でデザインし、印刷だけを業者に依頼するようにしているため、倍の1万枚を3万円ほどで作成・配布出来ています。

 厳しい財政状況のなか、行政に工夫や改善を求める中、我々議員もそういった姿勢で取り組まなければならないのではないでしょうか。

 私自身も、議員になって早半年が過ぎようとしていますが、議員の感覚や常識ではなく、民間、一般町民の感覚を常に念頭に置き、また行政・議会それぞれでの「ダブルスタンダード」にならないように初心を忘れず、「どれだけの付加価値を生んでいるか」という事を常に意識しながら、「報酬に足る」と住民の方々に認められ、自分自身でも納得だけの成果を出せるように今後も取り組んでいきます。

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地域の夏祭りに行ってきました

 週末はお招きいただいた引水地区の「ふるさとの奏」さん、および楽善地区の「大津あゆみ園・若草学園」の夏祭りに行ってきました。

 地蔵祭り、あめ市等と役場周辺で行っている大きなお祭りは以前に比べると大分参加人数が減っているとのことですが、こういった町の多くの施設がこれまで長年続けてくださっている地域のお祭りに加え、更に新しい施設が新たなお祭りを開催していただいていることで、地域の人が一か所に集って色々と話をして関係を深める大変良い機会になっており、ここにこれからの「共助」や「地域コミュニティー」を考えるうえでのヒントがあるのではないかと感じています。

 私自身、お祭りでは多くに方にお声がけいただき、町の課題、地域の課題、そして日々の些細な話等、様々な情報交換を行うことができ、祭りの賑わいと合わせてとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

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 ある施設では職員の方々が一丸となって、またある施設では職員の方々に加え、地域や役場職員、各種団体、そして多数の学生がボランティアとして運営に携わっており、その中でまた新たな横の繋がりも生まれているようでした。

 私の所属している東熊本青年会議所(JC)でも、先月は隣町の「菊陽学園」でのお手伝いをさせていただき、その他多くのボランティアの方々と交流させていただきました。

 今月は同じくJCとして大津町の地蔵祭りにて、毎年恒例の「お化け屋敷」を出店させていただきます。

 これまでも少しでも楽しんでいただける内容にできるようメンバーと一緒に何度も打ち合わせを重ねてきており、当日についても、私も組み立てから「お化け」まで色々とやらせていただくので、ぜひお気軽に遊びにきてください。

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