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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2014年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年08月

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【町政への提案】 早朝の無線放送について

 昨年12月議会の私の一般質問を元に以下の取組みを導入していただいています。

① 町政への提案のインターネット受付
② 記名提案への回答の(原則)必須化
③ 提案および回答の公開


 掲載数としてはまだ多くはありませんが、それでも「なるほど」と感じる提案・回答もあり、私自身も町政への理解を一層深めるとともに色々とヒントも貰っています。

 ただし回答内容に関しては、一方で「あまり納得感がない」「回答について再質問をしたい」と感じるような回答もいくつかあります。

 よって、提案時から構想の中にあった取組みですが、提案内容・回答を元に更に一歩踏み込んだ質問や提案をするのも私が議員として果たすべき責務の一つだと考えています。

 もちろん、「住民の提案内容を何が何でも実現してもらう事」ではなく、あくまでも調査・分析のうえで「町全体として最も効用が高くなる形」に整理するとともに、かつ、どのような結果となった場合においても、住民が「必ずしも満足は出来なくても一定の納得は出来る」だけの情報を提供し、住民と行政のギャップを少しでも埋める事が私の責務だと考えています。

 その第一歩として題材に挙げたいのが、標題の「早朝の無線放送」ついてです。

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 当該案件については、先日住民の方からも同様のご意見を頂きましたが、「町政への提案」の内容は以下の通りとなっています。

【提案】
午前7時の放送がうるさいです。毎朝起こされます。放送を中止するか、せめて音量を小さくして下さい。

【町からの回答】
○朝の放送について
この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました。
町から放送する防災行政無線は、約25年前から午前7時、正午、午後6時(10月から3月は午後5時)の1日3回の放送を実施しております。これは、住民の皆様に時間をお知らせするとともに、無線状態の試験・点検のため音を流しています。2年前の九州北部豪雨では、大津町でも甚大な被害を受け、防災行政無線の必要性を改めて認識しました。 
今回のご意見を期に、スピーカーの向きや音量を調整してみたいと思います。住民の方々の大切な生命・財産を守るため、また、緊急時の重要な周知手段である防災行政無線に対しまして、今後ともご理解とご協力いただきますようお願い申し上げます。



 以上の内容を踏まえて私が継続調査すべき点は主に2つだと考えています。
① 「スピーカーの向きや音量の調整」の実施の有無とその効果
② 朝の放送の妥当性


 ②に関しては、回答の中に「住民の皆様に時間をお知らせするとともに、無線状態の試験・点検のため音を流しています」とありますが、まず「時報」目的であれば、時間を忘れて遊ぶ小中学生にとっては夕方の放送は一定の有用性もあるかもしれませんが、多くの住民が時計や携帯電話を持っている昨今、特に早朝にあえて町が時間を知らせる必要はない(必要不可欠な行政サービスとは言えない)と思います。
 次に試験・点検が目的であれば、早朝を含む1日3回流す事は騒音等の弊害も勘案すると合理性に欠けているように思います。例えば夕方のみ、あるいは夕方と正午のチャイムの2回だけでも十分ではないでしょうか。

 現在は働き方も多様化しており、夜勤で明け方に就寝するという働き方もそれほど珍しくはなくなっています。そういったなかで私も実際にスピーカーの近くの民家付近で音の確認をしましたが、性質上数百メートル先にも聞こえる音量が必要であるため、特に窓を開けて休まれる方も多い夏場においては、「騒音」と感じられても無理はないという認識です。
 また個別受信機を設置しているお宅(地域)では「平時の放送が煩わしいので電源を切っている」「音を極小にしている」という、オオカミ少年ではありませんが、まさに本末転倒な話も耳にします。

 この課題について恐らく単純に町民100名へアンケートを取れば、90名以上の方が「別にこのままで良い」と回答するように思えますが、恐らくそれは(一方で困っている人がいるとは気付かずに)「昔から流れているから」「自分は困っていないから」「何となく時間の目安になる」というレベルの理由であると想定され、「現状維持のための積極的な理由」は今のところ私は思いつきません。

 こういった事は、世の中で割と頻繁に発生している「多数派の声が必ずしも正しい(全体の効用を最大化する)とは限らない」という情報や境遇の違いによる"ギャップ"と個人的には定義していますが、そういった声を一つひとつ丁寧に検証していく事も議員の重大な責務だと認識しています。

 1日2回よりも3回、4回、10回と点検の回数は増やした方が理論的には確かに故障時の早期発見・対応に繋がるのでしょうが言い出せば際限はなく、そこは確率・バランス・弊害等も合わせて考える必要があるかと思います。
 また、少し視点を変えるとすると、「1日3回の点検」が必要なほど重要な無線の状況において、例えば1つのスピーカーが故障した際、それを速やかに検知できるような仕組みは町として構築されているのでしょうか。他の自治体では故障していても長期間誰も気にせずに放置されていたというような事例もあるようです。
 更に本当に1日3回も点検しなければならないような機器であれば、そもそもその程度の信頼性の機器を導入した事自体に問題があるでしょう。
 なお、実際に少し調べたところ、こういった定例的な放送は夕方だけに限定して流している(時代の流れととともに運用を変更した)自治体も珍しくはないようです。

 「町政への提案」の検証第1回目の当該内容に関しては、今後より詳しい調査を進めるとともに「個人版パブリックコメント」とまではいかないかもしれませんが、私のFacebookページでも広く住民やその他の方々からの声も集めつつ、「あるべき姿」を探っていきたいと思っています。

 また当然ながら、結果についてはまた改めて当該ブログにて共有し、効用はもちろん納得感を高められるように努めていきます。

| 言論・政策 | 23:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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行政は住民ニーズを理解していないのか

 「行政は住民ニーズを理解していない」という声を住民の方から良く聞きます。また雑誌や論説でもそういった指摘を目にすることは少なくありません。

 確かに私自身も「町民の求めているサービス」と「実際のサービス」にギャップを感じることは少なくありません。

 ただ、行政職員も大半は大津町民であり、何よりも現場の最前線で業務に携わっている以上、所管業務の住民ニーズに関しては「直接的な住民の声」として、むしろ議員よりも把握している部分も多いでしょう。

 しかし、そこで何が起こっているかと言えば、(もちろん財源が問題となるケースも多々ありますが)町(町民)には明らかなメリットがあっても担当職員レベルでは「(上司や町長への説明の煩わしさを含め)業務負荷」というデメリットとなり、取組みが進まないケースもかなり多いのではないかと考えています。

 町の発展や住民の生活向上に対してどこまでコミットしているか、もちろん大前提として職員の資質や意識の問題もありますが、何よりも議会のチェックはもちろん、6月議会で提案したような人事制度改革が必須であると考えています。

 公務員の給与(をはじめとした処遇全般)が民間よりも相対的に低かった一昔前なら分かりませんが、「安定」を求めて公務員になる人が増える中で、「公務員は当然に町のために身を粉にして働くべき」「町のボランティア活動にも率先して参加するべき」「常に町や住民の事を第一に考えて動いてくれる」等のステレオタイプや一種の性善説に基づく期待は切り離し、民間企業同様に意識やモラル教育はもちろん、「制度」による縛りの導入がもう随分前から必要な時代になっていると思います。

 もちろん、私が言いたいのは何も「公務員はけしからん!」という話ではなく、上述のような「組織のメリデメと職員のメリデメのギャップ」は民間でも頻繁に起こっている事象です。それを最小化するための「制度」であり、そこはやはり民間(特に大企業)の方が進んでいます。

 何事も前提・仮定の理解が間違っていれば、当然ながら対応自体が的外れのものになってしまいます。

 民間の取組みの全てが正しいわけでも行政に馴染むわけでもないでしょうが、取り入れるべきところはしっかりと取り入れていく事で、より良いまちづくり、そしてそこで住み暮らす住民の生活向上が実現出来るのだと思います。

| 言論・政策 | 01:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「新風!」Vol.6をお届け中です

 新風Vol.6を順次お届け中です。 

 毎度、自分も編集委員を務めている「大津町議会だより」よりは先にお届けする事を目標にしていますが、今号も町内全戸配布に向けて1万2千部を配布中ですが今期は特に多忙であり、8月に入ってからお届けする地域もいくつか出てきそうです。基本的に家の近くのエリアから順次お届けしていますが、お待ちしている方は申し訳ございません。

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 さて、真夏と真冬は外に出ている人自体がその他の時期よりは少ないのですが、広報誌をお届けする中で住民の方にお声掛けいただく事も回を追うごとに増えています。 また「最初は読んでいなかったけど何度も入っているので今は読むようになった」との声も複数いただいています。
 ちなみに、集合住宅エリアでは「こっちに選挙権がないので・・・」と仰られる方もしばしばですが『有権者ではなく住民の皆様にお届けしています』とお伝えすると大概快く受け取って貰えます。

 それなりにお金も時間もかかる取組みであり、それでもしっかりと読んでくださっているのは住民の1~2割程度かもしれませんが、当然の義務として、また楽しみにして下さっている方もいるので、当該ブログと合わせて任期中はしっかりと続けていきたいと思っています。

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 現場での取組みも含め認知度も上がってきたのか、対面、FAX、郵送、メールでも月を追うごとに多くのご相談やご意見を頂いています。
 声が集まれば集まるほどより大所高所からの意見や政策立案が出来そうなものですが、実際は当然に一つひとつの声に対しても責任を持った回答・対応が必要なため、腰を据えて考える時間は逆に減ってしまうため中々難しいところです。

 「聞かれる前の情報公開」という事で、広報誌やブログでも一層分かりやすく充実した情報発信を心掛けたいと思います。

 何れにしても、まちづくりのための組織や活動作り、後進の育成が進めば「分担」という意味を含めて、自分のキャパ以上の成果を生めるため、今のところはその点にも多くの時間を割いています。

 多忙になると全体感を忘れて目の前の事に忙殺されがちですが、 「自分のターンでボール(作業)を止めない」、「仕組み・組織づくりを最優先」という事がしっかりと出来ていれば、「自分が他の事をやっている間にも確実に事業が進捗していく」ので、会社員時代からそういった動きをとても大事にしています。

 そういうわけで、今後も「全体的には戦略的」に、「一つひとつは一心不乱」にしっかりと活動していきます!

| 地域活動 | 22:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消防団操法大会および熊本県家庭的保育連絡協議会設立総会&記念シンポジウム

 7月13日をもって4月より大津町消防団第4分団として訓練を行ってきた2014年度の「消防団操法大会」、および昨年より準備してきた「熊本県家庭的保育連絡協議会設立総会&記念シンポジウム」を終えました。

 操法訓練は会議や打ち合わせ等のない日のみの参加となり、週5回19~22時訓練のうちで平均すると遅参早退含めても2回くらいしか行けませんでしたが、良い勉強、経験になったと思います。ただ以前のエントリーでも触れましたが、この操法大会および訓練の在り方については、今回の経験も踏まえて今後色々と考えていきたいと思っています(→リンク)。

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 熊本県家庭的保育連絡協議会設立総会&記念シンポジウムについては100名を超える方にご来場いただき、内容としても非常に濃いものになったと思います。なお、家庭的保育の連絡協議会は、全国や市区町村レベルの連絡協議会は他にもあるのですが、「県」という括りでは熊本県が初めてです。

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 会員には大津町、合志市、益城町、菊陽町等の県内複数の自治体の保育者、補助者等が所属していますが、各自治体に家庭的保育室は少数(あるいは0か1つだけ)であり、一つの自治体の中では相談や意見交換等も難しいのが現状です。実際にこれまでの設立準備委員間の情報交換の中でも、各自治体での処遇や位置づけ、あるいは情報の格差等も浮彫となっていました。
 しかし、この度設立した連絡協議会において情報交換や会議を重ねる事により「保育の質の向上」はもちろん、その土台にもなる「事業者の処遇改善」に繋がればと考えています。
 また私としても今後、保育や子育てに関する有効な政策提言を実施していくためにも、会員の方々と共に学び、考えていきたいと思っています。

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 なお、消防団の訓練も終り少しは落ち着くかと思っていたのですが、また色々と別のプロジェクトが走り出し、中々忙しい日が続いています。そんな中、いつぶりかも分かりませんが明後日の日曜は久しぶりに「夜の予定(会議・打ち合わせ等)」が全くないフリーな1日になる予定です。

 そうはいっても、朝から地域若者コミュニティ「hako」の清掃活動後、市内にて議員インターンシップを仲介しているNPO法人ドットジェイピーのインターン生向け研修会へ参加、午後は密かに温めている町内の事業者さんと視覚障害者の方々とのプロジェクトの初の全体会議、その後夕方までは広報誌「新風!」の配布を行う予定ですが、夜はゆっくりカフェでデスクワークの勤しむつもりです。

 現状の課題として、現場に出過ぎて政策や法務知識のインプットの時間が圧倒的に少なくなっています。もちろん、現場に出るからこそ見えること、言えること、出来ることも多く、現時点ではそれほど重大には捉えておらずむしろ大事にしたい部分なのですが、一つひとつをより効率的にこなしていく事はもちろん、主体として活動しているプロジェクトに関しても役割や権限移譲をしつつ、私自身は政策提言を含め、また新たな価値創造ができるように余力も作っていきたいと思っています。

| 地域活動 | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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議会広報編集特別委員会研修に参加しました

 標題の通り、議会広報編集特別委員会の研修にて、東京で開催された「町村議会広報研修会」に参加しました。
 なお、当該研修会自体は毎年実施されていますが、大津町では4年1回参加する事となっており、それ以外の年は九州内の自治体への先進地研修を実施しています。

 今回はプロの編集者や写真家等による講義形式で実施されましたが、個人的には先進地研修という形で他の議会の編集委員との意見交換を行うよりも数段実践的な学びがありました。

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 他の自治体への研修の場合、必ずしも肯定的な内容だけにはならないため、WEB上でのレポートの公開は控えていますが、今回は一斉研修であるため、当該ブログでも以下の通り研修のレポートを共有させてもらいたいと思います。
 なお、前回の議会報告会では議員研修のレポートの公開、そしてその中身に関するご批判、ご指摘もありましたが、個人的にはWEB上での公開は難しくとも、公費を使う以上、議員レポートは役場に行けば誰でも閲覧できる状態として(現在は開示請求しなければ閲覧できない)、より一層の緊張感および具体的目的を持って研修に臨む体制を議員個人の意識はもちろん、外部環境としても整える必要があると考えています。


●2014年 議会広報編集特別委員会研修レポート●
【研修】 第80回町村議会広報研修会 
【日時】 2014年7月10日(木) 13:00~17:05
           7月11日(金)  9:00~12:00
【場所】 シェーンバッハ・サボー(東京都千代田区平河町2-7-5)

 本年の研修は、年に1回の町村議会広報研修会への参加であり、編集技術や写真等に関する専門的な知識・スキルを持つ講師により講義形式で実施された。実践的な技術を多く学ぶことができ、議会広報編集特別委員会として作成する「大津議会だより」はもちろん、一議員として住民に対して町政や活動内容を報告するにあたっても非常に有益なものであった。以下、当該研修を通しての学びと気づき、そして今回は部数の関係でクリニックには出せなかったが、受講内容を踏まえて大津町の広報への活かし方について考察・記述する。


テーマ1 「わかりやすい表現・表記のために」
■文章の基本
・目的(情報伝達)を達成できること = 読者に分かってもらえることである。正しいから伝わりやすいとは限らない。学術書等ではないため、簡易な用言でなるべく常用漢字を用いて平易で分かりやすい表現を心掛ける

■わかりやすさの原理
・離散化の原理
文を短めにして切れ目を入れる。また曖昧さを省く事によってわかりやすい文章となる。
・文脈の原理
文脈は予約の精神で作成し、先を予測させて裏切らないことで読者の理解を助ける(論理的な構成とする)。


テーマ2 「議会広報誌の編集 読まれる議会広報誌・読まれない議会広報誌」

■目次のつくり方 
 目次とは、単なるインデックスとしての役割だけではなく「中のページへのお誘い」の役割もあり、読者へ働きかける効果がある。よって、必ずしもP1から順番に記載する必要性はなく、特に読んでもらいたいページを強調し、上部に掲載しても良い。また類似の内容をグルーピングして配置するのも効果的である(情報誌等でよく用いられる手法)。

■見出しの付け方
 分かりやすい構成とするためには見出しは必須である。簡潔であることを前提に「目立つ見出し」かつ「中身が分かる見出し」を付ける。また、長文となる場合には小見出しを付けることも有効である。なお、タイトル(第○回○○コーナー)と見出し(○○について)は異なるため、タイトルがある場合も、各回の内容が分かる「見出し」を付ける必要がある。

■見出しと写真の両方でアピール
 写真についても内容を予測出来るような魅力的なものを活用することで、読者の興味を引くことが出来る。また同様の理由で、写真においても説明やキャッチフレーズ等を付ける事も有効である。

テーマ3 「写真の見方・考え方」
■写真の価値基準の変化(カメラの機能が向上し「うまい写真」は誰でも撮れる時代へ)
■しっかり撮るという意思が必要な時代
■他の写真との差別化
■美とは互換で撮る


テーマ4 「議会広報クリニック」

簡単な講義のあとで、講師が10つほどの自治体の広報誌を検証した。以下、講義のポイントと各広報の検証をしながらのキーポイントをそれぞれ記載する。

■講義
➀住民にわかりやすい表現か
・文字の役割を活用した編集紙面となっているか(見出し、リード、小見出し、本文、キャプション・ネーム、脚注等を有効に活用することで格段にわかりやすい文章へ)
・一文が長くないか(一文一文を完結にし、一文章に1メッセージを心掛ける)
・情報区分の違いでレイアウトに変化を付けているか(メリハリ)

②読んでいただくための工夫は
・訴求情報の理解を上げるためにビジュアルを用いているか(メリハリ・写真・文章の位置等)
・住民参加の企画紙面があるか(読者の声・傍聴者の声 等)

③視線の誘導を図った紙面表現か
・視線の誘導を図った強弱のある紙面表現か(視線は縦書きの場合は右上から左下へ、横書きの場合は左上から右下へ)
・複雑な紙面表現にしていないか(情報の配置が複雑な場合、どこから目をやれば良いか分からない)

④可読性のある文字表現か
・本文組の可読性に問題はないか(縦横に長い文章は2段組にすると可読性が向上する)
・表組・グラフ・写真の中にいれた文字の可読性に問題はないか(例えば賛否表は一列毎に白・グレー網掛け・白と変化をつけると見やすくなる)


■指摘事項
・可読性を上げるため、段組、行間、視覚の流れ、メリハリを意識する。ただし、色や書体の種類を使い過ぎると項目は際立つ一方で大事な部分がぼやけるために気を付ける必要がある。
・特集を組むことにより、訴求力を上げることが出来る(例:「議会報告会」等)。
・”柱”を有効に活用する事により目を引くことが出来る。
・各テーマ(委員会レポート、一般質問等)の関連内容を一つのグループ(子育て関係・福祉関係)として見せることで読書にとっては理解しやすいものとなる。
・紙面においては、文字の縦・横の太さが同じユニバーサルフォントや太めの明朝を使用することで読みやすさが向上する。
・本文の行数が多い場合は行間を広めにとることで読みやすさが向上する。また文字数の制約上行間を取るのが難しい場合には、文字が細長いフォントを使うことで余裕が出来る。
・「傍聴者の声」へ住民へのコメント・回答は好感が持てる。
・”ハラキリ“等のいくつかの構成上のタブーがあるため、把握のうえで注意する必要がある。
・メリハリをつけるために各項の区切りが分かる“ライン”を設ける事も有効である。
・住民視点での小見出しを付ける。例えば方言を用いる事によって親しみのあるものになる。
・コンテンツが少ない場合には、目次の順番はページ順で作成すべきである(順番を変えた場合、逆に読者の混乱を招く)。
・議会独自の言い回しや難しい用語には説明の注釈を入れるべきである。
・先に情報を整理しラフデザインを作成することで纏まりのある書面にしやすい。
・情報の変化を色で区分けすることでメリハリもあり、わかりやすい構成になる。


■まとめ 「大津議会だより」について
 町村議会において「フルカラー」広報誌は珍しく、他の自治体と比較して本町の広報誌は手に取って貰いやすく、構成全般としても比較的よく出来ているという認識である。ただし、本日の講義内容、および他の自治体の広報誌も参考にして今後の改善点として、以下を意識すればより良い内容になると考える。
・単調な構成となっているため、「議会報告会」などの特集を随時組みつつ、より訴求力のある目次を作成する。
・「読者の声」に対してのコメントを導入する。
・議案や結果の報告だけではなく、その過程である「討論」の内容を充実させる。
・全体的に文字が多いため、余白・スペース・写真を増やす。
・難しい専門用語や表現も多く用いられているため、簡易な表現への”言い換え”や注釈の活用により読者の理解を促進する工夫をする。

 なお余談ですが、今回は研修会場から徒歩圏内で、かつフライトまで時間があったこともあり、委員一同で国会議事堂内にも学生時代以来、約10年ぶりに行ってきました。
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【H26.6月定例会】一般質問の振り返り

 6月定例会での一般質問、および答弁の内容を纏めましたので、以下に掲載します。
 なお、全文章が掲載される議事録は9月の上旬~中旬に町のHPで掲載される予定です(質問内容の詳細はこちら→リンク)。


1.人事評価制度について
【質問】 
 現在は経済情勢、自治体の財務状況を見ると職員の給与総額を上げて行くことは難しいのが現状である。そういった状況だからこそ、努力して結果を出している職員を納得感のある方法で公平に評価して処遇(給与・昇進)に反映し、やる気を向上させることが求められる。また、担当業務の成果、および責任の所在を明確にすることで、行政サービスの向上にも繋がる。
 具体的には大津町では➀個人の目標設定と業務評価を行っていない、②相対評価ではなく他人と比較しない絶対評価を採用している、③評価の処遇(給与・昇進)への反映が不明瞭であり、改革の必要があると考えるが町長の所見を問う。

【答弁】 
 指摘のとおり、現在の人事評価制度は業務成果ではなく能力評価に重きを置いている。しかし、地方公務員法等の改正により、人事評価に伴う業績導入等も必要となってきており、絶対評価を含めて現行の制度を見直し、人材育成に努めていく必要があると考えている。 管理職登用基準の変更は現在考えていないが、目標管理や業務評価を導入することによって毎期ごとの人事評価を査定、昇給に反映させて給与にも差をつける制度への移行事例等を研究している。



2.外部組織への派遣型研修制度について

【質問】
 町では毎年複数名を国や県へ派遣しているが、帰任後の配属先を見ると必ずしも研修の内容を生かせていないのではないか。派遣先の情報収集や人材交流等も目的であろうが、具体的な手法や知識等の習得もより意識して派遣・配置を考えるべきではないか。
 また、大津町では行政経験しかない生え抜きの職員が殆どであり、その場合知識や技術は向上するものの、内部からの改善・改革は進みにくい。よって、行政機関にこだわらず、民間企業へも若手のうちに3週間~3ヶ月ほど派遣し、民間の良い部分については積極的に学べる制度を導入してはどうか。

【答弁】
 派遣先、帰任後の配属先は担当業務に関係しない場合もあるが、これは特定分野での専門性だけでなく、派遣先で培った知識や経験、人脈はあらゆる業務に共通すると考えての事である。
 今後の公務員制度は、能力や実績をより重視したものに変わりつつあり、経営感覚、迅速な判断力や実行力など職員の能力開発は益々重要になっている。まずは講師招致研修によって、民間の考え方や手法を学んでもらい、民間企業への派遣型研修についても、他の自治体の事例などを参考にしつつ、職員の育成のために効果的な職員研修に努めたい。



3.公園管理の在り方と今後の整備計画について
 【質問】
 公園には町が設置した公園と開発により設置され寄付された公園がある。前者については管理基準が明文化されているが後者については以前明文化しようとしたが、取組みが止まっていると聞いている。先日も事例があったが、その点が明確でなければ、担当課はもちろん、区長、組長、地域住民を巻き込み、「予算の出処」などについて都度議論になり非効率的であり納得感もない。
 また、今後の公園の整備について大津町では遊具の充実した公園が少ないという声もある。最近はバランス感覚や体重移動など子どもの身体的発達にも寄与する工夫がされ、安全面にも配慮された新しいタイプの「複合遊具」の導入が全国的に進んでいるが、本町でも昭和園や中央公園等の既存の公園に追加導入してはどうか。新設するとなれば多額の費用が必要となるが既存の公園の機能向上であれば費用も限定的で効果も高い。

 【答弁】
 地区の公園については地区での管理をお願いしている。地区の方々にも説明責任を果たしながら管理していただけるよう努める。
 指摘にある昭和園は北側にホンダ技研の住宅整備の話もあるので、高台で子ども連れの住民が遊んでもらえるように、今後については色々と検討していきたい。

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大学生の『議員インターンシップ』を受け入れます

 先週末に初面談をしてきたのですが、8月1日~9月30日の間、3名の大学生(熊大2名、県立大1名)をインターン生として受け入れ、大津町政・まちづくりに参画しながら政治や議員活動について学んでもらいます。

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 次世代の育成は私自身の大きな目標の1つでもあります。室内での政策研究や勉強会等はもちろん、町内のイベントや座談会、その他調査活動にも積極的に参加してもらいます。

 議員インターンシップでは事務所番や広報誌配布等の活動をお願いしている議員・事務所も受け入れ先も少なくはないようです。もちろん、それはそれで勉強にはなり、そもそもそれを望むインターン生もいるのでしょうが、個人的には私ともしっかりと議論してもらいながら単なる「経験」ではなく、それを通して特に全般的な「考える力」「伝える力」を伸ばす事の出来る場や機会を沢山提供できればと考えています。

 夏休みの2か月間という事で学生にとっても貴重な時間であり、受け入れる側の責任も非常に大きいと考えています。
 インターン生には“お手伝い”の気持ちは一切不要で、自分自身の“学び”を第一優先で積極的に取り組んでもらいたいと伝えています。 当然ながら、私も育成のためにやれる事は全て全力やる覚悟で受け入れています。

 今回は議員インターンシップを行っているNPO法人からのご紹介ですが、厳しい選考を経た熱意溢れる学生ばかりですので、お見掛けの際はぜひ温かい応援、ご指導を頂ければ幸いです!

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議員の役割

 議員就任時に多くの議会において議員に配布されている「議員必携」によると「議員の義務」、つまり議員がこれに違反したら懲罰が科せられたり議員失職するような義務は次の通りとされています。

■会議に出席する義務
■委員に就任する義務
■規律を守る義務
■懲罰に服する義務


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 しかし、どこまでを議員の仕事・役割と考えて活動しているかは議員によって異なります。

■議場で質疑や評決をする
■議場で政策提案をする
■議場の外で住民の声を聞き集めそれを行政に伝える
■入学式・卒業式等の地域の行事に住民の代表として出席する
■住民に活動を伝える     
      
                                     等々


 金田ひできは、もちろんそれらもしっかりと行いながら、更に次の点を重視して活動しています。

■来賓や参加者としてだけではなく、「事業主体」及び「コーディネーター(調整役・繋げ役)」としてまちづくりの現場に関わる

 例えば、地域防災や教育体制の強化を考えた場合には行政に要望すべき事もありますが、地域住民の一人としてボランティアとして関わる方法もあります。地域の祭りや文化の衰退に関する課題があれば町への予算措置や取り組みを要望するだけではなく、自らが新規取組みの事業主体として参画する事も出来ます。
 また、地域に密着しながら政治活動をしっかりと行っていけば必然的に情報も人脈も広がってきます。今現在温めているプロジェクトもいくつかありますが、そういった人と人、人と情報を間に入って調整しつつ、上手に繋げる事が、新たな価値創造にも繋がります。
 
 大所高所からの政策立案も当然全力でやりますが、議会活動に限定されず、口を動かす以上に現場で体も動かしながらあらゆる方法で町を活性化させたいと考えています

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