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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2015年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年12月

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大津小学校『生活数理』に関する研究発表会

 平成26~29年度の文部科学省指定研究開発学校として、『生活数理』の教科に取り組む大津小学校の研究発表会へ教職員の方々に混じって参加させていただきました。

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【生活数理とは】
 この生活数理とは、『学習課題を実生活から取り上げ、算数で学んだことを生かしながら、思考・判断・表現する』というフレームの科目であり、算数の知識を実生活に紐付けることで、児童の理解を深め、かつ、算数の有用性を知ることで学習意欲を高めることなどを目的にしています。

 研究主題は、『実生活に生かすことができる思考力・判断力・表現力を育成する授業の創造 ~新教科「生活数理」設立に向けて~ 』となっており、副題の通り当該取組みの結果如何が生活数理の教科化にも影響すると言えます。


【研究発表会の概要】
 今回の研究発表会は、公開授業と文部科学省教科調査官による講演(『未来を拓く「生活数理」の可能性』)の2部構成になっており、公開授業のテーマは次の通りです。

生活数理


 授業の様子をお伝えすると、総じて児童の参加意欲は非常に高いように感じました。 また、私は高学年をメインに見学しましたが、グラフ等も活用しながら、大げさに言えば企業でのちょっとした事業計画、あるいは事業改善計画の検討会議のような場ができており、感心させられるとともに当該教科への大きな可能性を感じました。

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 「実生活に生かすことができる思考力・判断力・表現力を育成する授業の創造」という観点では、学びの目的が子ども達へ”腑に落ちる形”で伝わる授業をしてあげることで、実生活と算数を結びつける回路ができ、その回路を日々意識・無意識に使うことで、学びの機会と効果を高めることに繋がるのではないかと思います。

 もう少し言えば、他の教科でも児童に意識させて縦串と横串をうまく通しながら、この回路を作ってあげられるかどうかで当該教科の意義や効果が大きく変わってくると個人的には考えています。

 また大津小学校では、身に付けさせたい力として、①課題を見つけ、見通しを持つ力、②情報を選択・分析する力、③主張する力、④意思決定する力を挙げていますが、グループワーク形式で、ある程度の数理的な論理に基づいたディスカッションやプレゼンテーションンの機会創出にも繋がっているというところも大きなポイントであると感じました。

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【今後の課題】
 一方で、気になった点をいくつかご紹介すると、以下の通りです。

■ある程度の算数の土台が前提になるため、算数が苦手な児童は議論に積極的に加わりにくいようなケースが見られました(ただし、これは生活数理に内在する課題というよりは、そもそも算数の授業において解消すべき課題であるとも言えそうです)。

■議論の過程やかかわり方が重要になりますが、評価の仕方や指標が難しいように思いました(現在は、児童の話し合いの様子、学習や活動の状況などの観察、学習シート等の記述内容や自己評価等をもとに4つの指標で評価しているようです)。



【今後の展望】
 個人的には児童の学力はもちろん、「生き抜く力」の育成においても大きな可能性を感じました。

 また、正式な教科にするかは別にしても、前述した通り、当該取組みを通して他の教科においても実生活との関連付けを意識して教えてあげることができれば、児童にとっても非常に有益であるように思います。

 当該教科は大津町が先進的に取り組んでいるものであり、試行錯誤のなかで先生方の苦労も相当なものだと思います。29年度まで続く長期の取組みですが、私もできる限り応援していきたいと考えています。

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| 言論・政策 | 22:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【一般質問関連】 鳥獣被害対策と意見交換

 前回(9月定例会)の一般質問に対して、紙版の町政報告誌「新風!(バックナンバー ⇒リンク)」をお読みになられた方から、書面にて「阿蘇などの近隣市町村では大津町よりも駆除への報奨制度が整っているため、ぜひ研究してはどうか」等のご助言を頂きました。 ついては、匿名で返信先の記載がなくお返し出来ないこともあり、当該ブログにおいて少し取組みをご紹介します。

 私は一般質問に先立ち、必ず調査や担当課との話し合いを行っています。

 その際に今回ご提案いただいた報奨や活動支援の面からは、町では「国に申請(鳥獣被害防止活動支援事業(※))すれば1頭当たり8千円が国費で支払われる制度があるにも関わらず、現在は町の財源を用い、かつ5千円しか補助していないこと」等への改善を要望しました。

(※)「緊急捕獲計画」に基づく有害捕獲経費を助成 ニホンジカ、イノシシ、ニホンザルの成獣(8,0 0 0 円)、その他獣種( 1,0 0 0 円)、 鳥類( 2 0 0 円)


 結果、①「国の制度を利用するために、これまでは職員の現地確認が必要であり、役場の人員体制の面から難しかったこと」②「国の現地確認要件が緩和されるため、財源の国費への切り替え、および報奨金の引き上げを実施いただけること(国への補助申請予定)」などが事前に確認できました。 したがって、時には猛暑の中など厳しい環境下で、駆除に努める鳥獣被害対策実施隊や住民の方々への支援としては依然不十分かもしれませんが、時間の制約もある一般質問の議題としては取り上げておりません。


 私が「新風!」を発行している理由は、町の状況や私の活動を報告するだけではなく、内容へのご質問やご意見、ご助言を頂き、共により良い改善策を描くためであり、今回のような声は大変有難いものです。

 反省すべき点は、上述のやり取りまで掲載できていれば、そこから更に一歩進んだ改善案があったかもしれません。 紙面が限られており、取組や活動のほん一部しか提供できておらず恐縮ですが、私も更に充実した紙面構成に努めます。

 紙およびブログ版「新風!」の他にも、「出張座談会」、電話、お便り、Eメール等での情報発信・交換も行っておりますので、今後もお気軽に皆様の声をお寄せ頂ければ幸いです。

| 言論・政策 | 19:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【2015年.12月定例会】一般質問通告内容

 12月定例会の一般質問の通告内容を掲載します。

 会期は12月4日(金)~11日(金)の予定であり、私の一般質問は12月10日(木)の3番目、13時からの1時間程度になる見込みです。


【一般質問通告内容】

1.文化ホールの運営について
 文化ホールの運営に関して、住民の負担軽減・サービス向上、および町財政負担軽減の観点から以下の項目における見直しができないかを問う。
① 照明器具使用料の定額化
② オペレーター配置基準の明確化および一部内製化等による費用の抑制
③ 利用団体・住民の住所地の違いによる利用料金・ルールの差別化(主な納税者である町民の優遇)
④ 公益性のある取組み・団体等への利用料減免および同基準の設定・公開


2.介護保険制度改正と地域包括ケアシステムの構築

 平成27年4月から順次施行されている改正介護保険法では、①地域包括ケアシステムの構築と、②費用負担の公平化が大きなトピックで、介護保険制度のなかで地域に求められる役割のさらなる増大が見込まれるとともに、自己負担や保険料の見直しが大きな話題となっている。
 地域包括ケアシステムとは、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムであり、保険者である市町村や都道府県が地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていく必要がある。
以上の背景を踏まえ、次の項目における町の方針と対応を問う。

① 平成28年度に予定する総合事業への移行に向けての状況と課題
② 平成27年度から実施している地域ケア会議の状況
③ 在宅臨界点の引き上げに向けた医療・看護体制面での取組み状況(医師会との連携や訪問看護体制の充実)
④ 支援・介護度の改善実績および向上に向けた取組み
⑤ 特に増加が予測されている認知症患者関連施策の状況および計画
⑥ 健康維持・介護予防運動プログラムの効果検証および所管間連携

| 一般質問通告内容 | 22:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【11/15㈰】 第23回 東熊本青年会議所(JC)キッズサッカー大会

 今週11/15㈰に所属する東熊本青年会議所(JC)主催で『キッズサッカー大会』を開催しました。

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 例年は10月の第4日曜実施で、同じく所属する大津町消防団として参加する『大津町総合防災訓練』と毎回重なっていたため、朝の準備後に数時間抜けて終了次第再度駆けつけていたのですが、本年は前日までの準備はもちろん当日も初めて1日通して参加することができました。

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 このキッズサッカー大会は今回で23回目。大津町、合志市、菊陽町、西原村の幼保育園が対象で、本年は大津町からは、大津幼稚園、陣内幼稚園、大津保育園、杉水保育園の児童にエントリーいただきました。
 なお、青年会議所は基本的に現在36名のメンバー会費により運営しているのですが、当該大会については1チームあたり5千円の負担金を頂いているため、一層の自覚と責任を持って取り組んでいます。

 近年は低年齢層向けのサッカー大会も随分増えているようですが、クラブチームなど本格的な練習を積んでいる児童が主な対象の大会ではなく子ども達が伸び伸びとボールを蹴り、保護者もにこやかに観戦、応援できる大会を意図しています。

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 毎年、理念に共感いただいた多数の企業が協賛協力をしてくださっており、大津高校サッカー部の部員もボランティアとして審判や撤収などのお手伝いをしてくれています。

 また、本年は初の取組みとして、総合型スポーツクラブのクラブおおづ、クラブきくよう、クラブこうし、との共催という体制で実施し、その繋がりでこれまでなかった企画を取り入れることもできました。さらに、翔陽高校サッカー部の参画もあり、運営としても例年よりも更に充実した体制で臨むことができ、前日までの雨とは裏腹に天候にも恵まれ、成功裏に終えることができました。

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 なお、東熊本青年会議所では、12/5㈯にも小学校4~6年を対象に、銅銭糖や製油、製粉などの町の伝統的な事業所や職業などについて学びながら、地域への理解や愛着を深めてもらおうという事業も実施予定であり、引き続き参加者を募集中です。


 以上、今回は活動報告になりましたが、今後も日々研鑽しながら、様々な手段・立場でまちづくり、地域活性を推進します。

| 地域活動 | 23:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大津町の学習支援ボランティア

 本年度は中々行けない日が多いのですが、週一回母校でもある大津小学校の放課後学習支援ボランティアへ行っています。
 
 大津町では、朝自習および放課後に希望者への学習支援へ多数のボランティアの方が参画しています。 私が小学生の頃はなかった仕組みですが、子ども達の学力向上はもちろん、地域の方々とのコミュニケーションのきっかけとなる非常に良い取組みだと思います。

 私自身、子ども達に議員として認識されることは少ないのですが、”放課後勉強の人”、”絵本読み聞かせの人”として声を掛けられることが商業施設や飲食店、あるいは活動報告誌を配布している際など、時と場所を選ばずに時折あり、少し緊張感がある一方でやはり嬉しくなります。

 大津町では下校の時間に見守りを呼び掛ける町内放送が流れますが、地域住民との”顔の見える関係”、そしてそこからの年長者とのコミュニケーションは、防犯上はもちろん、子ども達の豊かな心の発達にも寄与するものであると思います。

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【学習支援ボランティアの効果】

 学習支援の話に戻りますが、子ども達の理解のスピードは異なるため、高学年はもちろん低学年でもかなり理解に差が付いている事を肌で感じます。

 私は手が止まっている子を見つけてサポートすることが多いのですが、ただ一つ言えることとして、短い時間でも丁寧に教えてあげれば大抵の児童は理解してくれます。
言うなれば、丁寧な個別サポートが出来さえすれば「勉強が苦手」と思っている児童や少しの躓きがある児童、も比較的簡単に引き上げてあげることができるケースも多いと言えます。
しかし、限られた時間の中で担任だけで全ての子ども達を全ての面において丁寧に指導することは現実的難しいのが現状です。学習支援ボランティアの数も十分とは言えません。

 私自身悩んでいた児童が”理解”してくれた時の充実感は何とも言えず、毎回子ども達と一緒に心のなかでガッツポーズをしています。 そして、それは多くの学習支援の方が共有している感覚だと思います。
 ボランティアは今後増加する「健康な高齢者」がより長く健康に生活してもらうためのライフワークの一つとしても注目されていますが、そうした観点からも子どもたちとのかかわりは非常に有益だと思います。


【まだまだ足りない支援者とその増員策】
 一方で、お誘いしても中々学習支援ボランティアへの一歩を踏み出す人は(少なくとも私の周りでは)、多いとは言えません。 理由としては、忙しいということももちろんあるのですが、それを除けば「教えきれなそう」「分からないことを聞かれたら困る(怖い)」という理由が非常に多いです。

 私自身も気持ちはよく分かるので、例えば不安のある人に対しては、事前に問題と解答・解説を渡しておいたり、あるいは当日ほんの少しだけ早くきてもらって予習できる時間を設けたりすることで、かなりの程度解消できるのではないかと思います。
 また、分野にかかわらずボランティアを続けてもらうには”貢献感”を得てもらうことがとても重要ですが、「しっかりと指導して理解させる力」が付けば、それだけ”貢献感”も高まります。そして、当然ながら支援者の指導力があがれば児童にとっても有益です。
 学習支援のコーディネーターの負担は増えるかもしれませんが、この参画前の「不安感の払拭」と参画時の「貢献感の最大化」を実現できれば学習支援ボランティアの増員を期待できるように思います。

 また、その他にも学習支援ボランティアに興味のある方を対象とした「学習支援ボランティア説明会」あるいは「養成講座」を実施し、「不安の解消」や「スキル向上」、「仲間づくり」等を図ってもらうことも効果的だと思います。言い換えれば、「最初の一歩」を踏み出しやすくする仕組みの構築と言えるでしょうか。

 なお、例えば大津小学校では、「ぐんぐんコース」と「すくすくコース」というように同学年でもコースを分けて指導しているものの、全ての課題を終えてしまい、当日の基準範囲外の問題を説いているケースも時折ありますが、分からない場合は先生をはじめ「教えることでできる人がサポートする体制」を明確にすれば十分対処できると思います。

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【まとめ】
 もちろん、そもそもの部分として、学習支援ボランティアをどの分野でどの程度活用していくか、というような全体像を別途描く必要もありますが、今回の内容を纏めると以下の通りになります。
 
⇒学習で躓いてしまっている児童も少しの時間をかけて丁寧に指導してあげれば理解させてあげることができる

⇒しかし、既存の教職員やボランティアの体制ではまだまだ不足している

⇒ボランティアを増やし、かつ児童の理解を深めるには、既存および潜在的ボランティアの不安感の払拭しつつ貢献感を得てもらうことが必要

⇒コーディネーター等の負担増が前提になってしまうが、支援者への解答・解説の事前提示や”学習支援説明会(養成講座)”による知識・スキル向上を図ることで、ボランティアの獲得と児童の学力向上の両方を実現することができるのではないか



 大津町では多くの学習支援ボランティアの方々が活躍しており、それは非常に素晴らしいことです。

 だからこそ、今後一層良い取組みなってくれればと思います。

| 言論・政策 | 13:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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からいもフェスティバル in おおづ

 本年も11月9日(日)に東熊本青年会議所のメンバーとして、「からいもフェスティバル in おおづ」のお手伝いをさせていただきました。

 日々の活動報告レベルの話はFacebook(→リンク)で行っているため、最近はこちらには殆ど書いていないのですが、本年はからいも関連の様々な催しも併せて実施されているので御紹介も含めて記事にしてみたいと思います。


【からいもフェスティバル プレイベント】
 本年は私の知る限り初の取組みとして、11月7日(金)にまちづくり交流センターにおいて、プレイベントが実施されました。

 内容としては、焼きいも・からいもスイーツの試食、芋粉や米粉を使用した「だんご de ねんど」の体験・試食、からいもリースの展示、そして、私もかかわっている「からいも離乳食」の試食等が行われました。

 告知期間があまりなかったとのことで来場者はそれほど多くはなかったのですが、来場者の方々の満足度は高かったようで、私自身もとても楽しめました。
 準備を含め、大変だとは思いますが来年以降もぜひ続けていただきたい取組みです。
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 なお、ここ最近はからいもを活用した商品開発へ本格的に取り組む事業者さんが増えているようです。
 例えば、浪花屋さんや住本商店さんのからいもを使った「銅銭糖」、のだ・香季園さんのからいもの葉を使った「すいおうマフィン」、中村製粉さんの「だんご de ねんど」、エアポートホテルさんの「からいもスイーツ」、中瀬農園さんの「からいも離乳食」等があります。 お祭りや奇数月の第3日曜日に開催されている「おおづ朝市(→リンク)」などでも、気軽に購入できるものも多数ありますのでぜひお試しください。

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【からいもフェスティバル】
 毎年恒例のイベントでお手伝いさせていただくのは本年で3回目です。
毎回、雨天に見舞われ、今回も当日まで雨予報だったのですが、予報を覆して最後まで晴天~曇り空の中での実施になりました。

 本年も昨年に引き続き、遊具を担当させていただきましたが、無邪気に遊ぶ子ども達を見守りつつ、楽しい癒しの時間を過ごすことが出来ました。
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 また、毎年のことですが、町内の中学生や高校生が多数ボランティアとして参加しており、感心させられます。その他にも役場の若手職員や大津町食生活改善推進協議会などの方々も例年通りボランティアとして活動されていました。

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【からいも☆ダンスナイト】

 こちらは町のオフィシャルなイベントではありませんが、昭和の時代は大津町のダンスホールとしても栄えたピアパレスみいけさんで、夜のダンスイベントが開催されました。

 ダンスイベントとしては3回目の実施ですが、今回は1型糖尿病を「治らない」から「治る」病気にすることをゴールに掲げる日本IDDMネットワーク(→リンク)の活動を支援するというテーマもあり、同団体の理事も務めているエアロビクスの大村詠一さんもゲストとして演技を披露されていました。

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 フェスティバルとは別ですが、その他にも後日に別途詳しくご紹介したいのですが、くまもと里モンプロジェクトで採択された大津町が発祥と言われている「からいも貯蔵庫」を活用した「こびとのいえプロジェクト」など、お芋にちなんだ企画が色々と進行中です。

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 様々な動きがありますが、現場でも一緒に町を盛り上げていきたいと思っています。

| 地域活動 | 17:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「自治体自立塾」

 先日の議員勉強会において、お話を伺った鳥取県知事や総務大臣などを歴任され、現在は慶應義塾大学で教鞭を振るう片山善博教授の書籍を通読しました。

 当該書籍は自治体の自立に向け、片山教授の主に鳥取県知事時代の経験を踏まえて書かれたものです。特徴としては、「自治体自立塾」のタイトル通り、県議会はもちろん、基礎自治体である市町村議会の機能強化のための具体的提言が多数含まれています。

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 こちらは少し前に読み終えたのですが、ポイントだけ纏めてご紹介します。

■執行部由来の資料や情報だけに頼らない
 当然ながら行政にとって都合の悪い資料を敢えて提示するケースは稀である。優れた司書機能を前提とした充実した議会図書館を備えるとともに、「公聴会」や「参考人質疑」の機会を増やし、専門家や当事者の知見を一層取り入れていくべき。

■議会は立法権を一層活用すべき
 自治体執行部は日頃の業務を通じて政府各省との関係が深く、その指導に従うとともに意に沿わない領域に乗り出すことへのためらいがある。各省と直接の関係を持たない議会の方が心理的により自由に独自立法を行い得る立場にある。議員個人の努力はもちろん、議会事務局の法政執務能力の向上を進めるべき。

■議会は既存条例の点検を
 条例は出来上がるとそれが常態となり、制定時に必要とした事情や理由が年月の経過とともに消滅したにもかかわらず、なおそのまま存続している場合が多い。既得権化による非効率を防ぐためにも市民・納税者の目線でメスを入れるべき。条例に5~10年の期限を設け、見直しをシステムとして組み込むことも有効である。

■組織の縦割り是正が必要
 筆者が知事を務めた鳥取県では、道路整備要求は土木部、農道整備は農林水産部という形で組織が分かれていたが、部署間で調整がされておらず、無駄や重複が生まれていたため、それらを統合した。その他にも観光と文化を所管する部署が分かれているケースもあるが、観光は歴史や文化と密接に関係していることも多い。様々な分野において、既存の組織フレームに囚われない工夫が必要である。

■”内需”を高める仕組みが必要
 例えば、地産地消においては逆転の発想をし、地域の食材ありきで地産地消を実現できる献立を作るのも良い(”献立ありき”で地域の食材を探すのが一般的)。そこから農家が自主的に地元ではあまり使われていない野菜を生産する流れへ繋げることで、飛躍的に地元調達率を高めることができた事例がある

■近隣の大学や研究機関の人材を積極的に活用すべき
 地域の課題解決に直接寄与するだけではなく、研修・取組みを通じて地域を担う質の高い研究者を地域で育てることができる。 その他の事例として、議員の先進地視察において、海外へ行くケースも少なくないが、よく分からない議員が出向くよりも、地元の研究者や専門家などの分野に明るい者を送った後に共有してもらった方がよほど生産的ではないか。

■ルール作成過程の透明化
 ルールを明確にすることは当然であるが、その決定過程を透明化すべき。首長のサジ加減一つでもっともらしく定められる基準も多いが、資格や基準などを議会の議決事項にすることでより公正・公平なルールに繋がる。

■住民に開かれた教育委員会の実現
 教育委員会の会議は公開を原則としているものの、例えば自治体HP等で場所や日程が案内されていないケースが殆どである。教育委員会の会議についても、議会同様に日程等をオープンにして住民の参画を進めるとともに、現場で働く者や保護者などの当事者の意見を直接会議で聞く機会を設けるべき。そうすることで緊張感が高まるとともに、一層教育行政への”オンブズマン”的な機能を発揮できる。

■予算に自主的な工夫を
 年度後半から年度末にかけては自治体イベントがことのほか多い。主な理由として、自治体予算は単年度主義であり、成立は通常3月下旬となるため、ある程度の事前準備を要する事業は年度の実施は難しく、更に夏の暑さを避けると秋以降に集中しがちである。しかし、実情としては4~5月に実施できれば良い行事も少なくない。予算承認前に実質的な手配を進めることは議会軽視やリスクに繋がるため、例えば前年度の9月ないし12月議会で債務負担行為を設定することを提言する(筆者は鳥取県知事時代に実施済)。

■議会の役割を果たす
 一部に、執行部が提出した議案を否決・修正するのは首長の面子を潰すことになるから避けるべきという風潮があるが、首長の面子を重んじて修正や否決を憚っているようでは議会の役割を放棄したに等しい。



 個人的に同意できる部分と必ずしもそうではない部分がありましたが、前者を中心に個人的な備忘を含めて纏めてみました。

 なお、最後の項目に関しては、執行部側にも特に答弁において、議会・議員の面子を気づかう風潮があるように思いますが、執行部も議会も向くべき方向は”住民”です。

 かつては全国的に、審議において便宜を図るバーター(交換条件)として、議員自らの選出団体や地域の有利になるような要望に対して便宜を求めるような構図も多くあったという話もあります。しかし、公の場において、もちろん相互に敬意は払いつつ、住民第一で遠慮のない議論を尽くすことが執行部と議員に課せられた責務であり、それが住民福祉の最大化に繋がります。

 今後も、当該書籍の内容を含め日々研鑽しながら、妥協なく議論を尽くしていきます。

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大津町 「住民と議員の意見交換会」が開催されました

 11月3日(火・祝)に「住民と議員の意見交換会」が開催され、私も大津町議会の一員として参加しました。

 昨年は「議会報告会」という形で報告メインの形で実施しましたが、今回は丸2時間ほぼ全て意見交換で、約60名の出席者の方々と様々な意見を交わすことができました。

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 限られた時間の中で約15名の方から具板的なご意見・質疑がありましたが、いくつか項目をご紹介させていただくと以下の通りです。

■学校と地域の繋がりの強化が必要、学校施設は地域連携の拠点である。

■大津町全体では人口が増えているが南部や北部は少子高齢化が進んでおり、地域に目を向けた政策が必要。

■参議院選挙から18歳以上から投票が可能になるため、若者の投票率を上げる取組みが必要。

■防災の課題は庁内に「総務課の仕事」という認識があるように思われるが、要である役場職員全てが自らの仕事として受け止めて考える必要がある。所管として防災を担う総務課でけではなく、各課でできること、やるべきことがあるはず。

■駅前の駐車場は上げ止まり(1日上限2000円など)にならないため、活用率が上がらないとともに、数万円の請求発生して苦情化するケースも複数出ている。町の財政および住民サービス向上のためにもシステム変更の必要があるのではないか。

■駅周辺の駐車場が少なく困っている住民が多い。町主導で立体駐車場を整備するなど対策を講じることができないか。

■HPへの議事録や議会広報の掲示をよりタイムリーに行うべき。

■救急車がたらい回しにならないよう町としても何かしらの施策を実施すべき。

■当該意見交換会は議長や委員長が中心に議会や委員会を代表して回答する形式だが、全ての議員が自由闊達に自分の考えを含めて意見交換できるフランクな場所にしてもよいのではないか。



 内容としては、私個人はもちろん、行政や議会でも、課題として認識しているもの、中でもこれまでも議論し、既に議会広報等に掲示しているものも多く、まだまだ住民の皆様に情報を伝えることが出来ていないことを痛感しました。

 また一方で、改めて住民の方々の生の声を聞くことで日々の課題認識や思いを直に確認し、議員全員でを共有できた点には大きな意義があると考えています。 更にもちろん今回の意見交換会を通して新たな気付きもありました。

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 しかしながら、これまでも何度も書いていますが、「住民の声」を聴くことは当然であり、初めの一歩に過ぎません。

 これまで議場でも交わされた議論が意見として出てきたという事は、見方を変えれば課題は認識していても町や議会が解消できていないということでもあると思います。

 予算が限られ、かつ厳しくなっている中で、未だに「福祉」「教育」「子育て」「農工商業」「土木」等のどこにお金を使うかの”予算配分”レベルの話だけをしていても、本質的な解決には繋がらず、すぐに限界がきます。

 改善・解消できていない項目には大抵はそれなりの理由があるのも一つの現実ではあるのですが、今後も住民の方々と意見を交わすことはもちろん、研修や視察、書籍などを通して知恵や知識を蓄え、何よりも具体的な地域活動や政策提案を絶え間なく行うことで、より良い町にできるよう尽力していきます。

| 言論・政策 | 17:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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