FC2ブログ

大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2015年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年02月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

『肥後大津ロータリークラブのほたる賞』と『川越達也ランチ/ディナーショー』

 先日、肥後大津ロータリークラブさんの新年会にお邪魔した際、『ほたる賞』の授与式が合わせて実施されていました。

 これは、新聞やニュースなどで大々的に取り上げられるような活動だけではなく、地域の傍らでたとえ目立たなくても、地道な奉仕活動を続けている方を表彰するもので、本年は10年以上に亘ってミニデイ(※)に取り組んでこられた方が受賞されていました。

※高齢者やボランティアが公民館や校区センターなどの身近な場所に集い、レクリエーションや体操、会食などの様々な活動を通して楽しく過ごす場であり、住民が交流を深めることで地域の中で顔見知りの関係ができ、助け合える関係を築きます。

 当人は受賞すること自体には興味も関心もないかもしれませんが、こうして地道に地域福祉や活性化に取り組んでおられる方々には心からの敬意を表します。 また、このような方々にスポットを当てる賞についても大変素晴らしいものであると思います。

 私も町内で長年に亘って取り組んでいらっしゃる方々を多数知っています。 より多くの方がそうした人や活動を知ることで中には自らも足を踏み出す方もいると考えています。

 以上、簡単ではありますが、とても素敵な取組みでしたのでご紹介させていただきました。

12508842_954343304636385_2196111096389231575_n.jpg



 さて、2つ目はイベントの告知です。

 標題の通り、『川越達也 ランチ/ディナーショー “僕が大津町の食材を使ったら”』が以下の通り、開催されます。

 ランチの方は満員御礼とのことですが、ディナーにはまだ空きがあるとのことですのでご興味のある方はぜひご検討ください。

 なお、私は夜は別件があるためランチの部に参加予定です。


12541064_950675058336543_5075989390088951324_n.jpg

| 言論・政策 | 23:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

イベント運営におけるマーケティング戦略

 愛知県一宮市や佐賀県武雄氏では、議場に大型スクリーンが設置されており、パワーポイントを用いた一般質問ができるようになっています。

 市町村職員に対してはもちろん、傍聴者の方にとっても内容が分かりやすくより身近に感じられる議会とするためにも、こうした流れは個人的には大歓迎です。

 さて、今回は標題の内容について、件のパワーポイントを用いて、卑近な例で少しお絵描きしてみました。

 観点としては、例えば町の名所やイベントに1万人が訪れても、宿泊も食事もお土産も町外で済ませれば町の受ける恩恵は小さいため、"如何に経済効果に繋げるか"が大事です(経済効果だけを論点にすれば"町へ人が来ること"自体には大きな意味はありません)。


【イベントの全体像と考え方】
 例えば市町村レベルのお祭りでは、前例踏襲で”継続することが重要”とばかりに、実施されているものが多いように感じます。
 
 伝統を守っていくだけでも大変な時代です。 しかしながら、マーケティング戦略というには大仰ですが、基本的な項目ながら例えば以下の内容だけでも従前以上に意識して企画を練り上げていけば、伝統や文化を守りつつ、さらにより良い場にできるように考えています。

0001.jpg


(補足コメント)
①顧客をセグメント化
 例えば大津町で言えば、地蔵祭りは対内向け、からいもフェスティバルは対外向けの色が強いです。したがって、前者において子ども達のステージイベントを実施して町内在住の保護者や祖父母世代を呼び込むことができれば成功と言えるかもしれませんが、後者でより力を入れるべき広報・誘客手法は町外の住民向けのものです。来場者が3万人であっても、それが町内か町外か、あるいは、大人か子供かでも経済効果をはじめとした町への影響は大きく異なります。
 なお、市町村の祭レベルでそこまでやるのは逆に非効率かもしれませんが、じゃらんも手掛けているリクルートの顧客分析資料では、客層はもちろん、リピート率や層別の顧客単価など事細かに分析されていたように記憶しています。

②リピーター獲得戦略
 広報に時間と費用を掛ければ、ある程度の集客は可能です。ただし、基本的には大津町周辺にマーケットが限られている以上、来場者へ”満足感”を提供することでリピーターを獲得する必要があります。また、満足感からくる参加者の口コミ効果は大きく、それ自体が広報になります。 したがって、単年(単発)での来場者数や売上げだけが指標となってはなりません。

③出店者獲得戦略
 多くの事業者が出店を決める大きな要因の一つは『儲かるか否か』です。販売数×利益率が儲けですが、魅力的な市場(イベント)とは、多くの潜在顧客(来場者)が見込めて、かつ出店料も少ないことなどがポイントなります。上記②とは相互作用の関係にあり、出店者が減れば顧客の減少が予想され、逆に顧客が減れば出店者も減少します。鶏と卵の話になりますが、双方を睨んだ措置が必要です。

④スポット参加顧客の実店舗への誘導戦略
 最も重要な観点の一つですが、あまり意識されていないように感じられます。2点目のカライモの事例で詳しく記載していますが、ローカルなイベントでの出店においては"その場限りでの儲け"以上に"実店舗への誘導"を考える必要があります。看板商品を最も良い状態で提供してこそ、永続的にお付き合いのできる『お得意様』となる可能性が増え、結果として例えイベント単体では赤字でも中長期で見れば十分に元が取れます。



【看板メニュー(自信作)を提供することの重要性】
 上述④の補足にもなりますが、常に取組みの意義や物理的あるいは時間軸での”繋ぎ”を意識して、企画を運営することが重要だと考えています。

 例えば、大津町のお祭りではカライモの無料配布をしていることがあり、それはそれで好評を博しています。
 しかしながら、その後の展開や経済効果などを考えれば、手間や担い手をどうしていくかという課題はありますが、CASE2の運営を目指すべきだと個人的には考えます。
0002.jpg
0003.jpg


 最後に。 会社員時代は第一生命という保険会社に勤務し、5年目は国際業務部で業務リーダーとして、未進出国への参入に向けた事務体制構築面での手法検討や、海外の子会社およびグループ会社の業務支援や業務改善策の提供などを担当していました。

 その際に現地法人への提供用に自社の顧客サービス全容の資料を作成する業務を担当し、関係部署から膨大な資料を集めて100年以上の歴史のなかで磨き培われてきた顧客サービス戦略を体系立てて整理する機会を得たのですが、自社ながらそのきめ細やかさと入念さに感嘆したのを覚えています。

 第一生命に限らず、特に長い歴史を生き抜いてきた企業は多かれ少なかれそうした経験や学問的知識に基づく、手法を多数積み上げ、業務運営に生かしています。 

 現在は書籍や研修等によってそうした手法や戦略を学ぶことも比較的容易になっています。 自治体の研修や視察と言えば、自治体向けのものへの参加や他の市町村への訪問が殆どであり慣例となっていますが、もちろん生かせる部分とそうでないものはあるものの、民間で培われてきた手法や創意工夫から学ぶことも多く、そうしたところからの情報収集も必要であると考えています。

| 未分類 | 17:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『死を待つ人の家』での体験と『取組む理由』

 会社員時代にマザー・テレサが設立したインドの『死を待つ人の家』でボランティアをしました。

 ここは『重病を抱え、身寄りも無く死を待つ人々を受け入れて愛を与える』施設であり、自分が担当する方がその日に亡くなることも珍しくありません。 最後の時に私がどれほどの愛を与えることができたかは分かりませんが、当時の私を満たしたのは“無力感“です。

 目前の課題に対して現場で支える人は不可欠ですが、同じく人生の最後だけではなく日々安心して充実した暮らしのできる社会を築くために動く人も必要です。 そして、その社会の“仕組み”を創るには『政治』が必要であり、それができるのが『政治家』です。

 日本も課題の山積する厳しい時代にあります。 だからこそ、我々の生活を守り、より良い社会を実現するために、単に“今まで通り“ではなく、改善に向けた具体的な『政策』を構築し、実際に行動できる政治家が必要です。

 政治が"本当に変われば"、世の中は確実に変わります。 恐らくそのためには、取り掛かりは少数であってもニュータイプの政治家が活動の在り方を根本的に変え、"新たな政治家像"を提示することで、有権者の投票行動の在り方も変えていく必要があります。

 この経験と理念が私の政治家としての原点の一つであり、それを為すために日々活動と研鑽をしています。

 今は物理的には、常に眼前に助けを必要としている人がいるわけではありませんが、それは”目の前にはいない”というだけで、その人々の『現実』は自分がそこに居ようが居まいが何ら変わりません。

 選挙活動中の話ですが、真冬の寒空の下で、私に期待を託して涙を流しながら握手をしてくださったお婆ちゃんがいました。 その姿は、まだ議員ですらなかった私にとって大きな衝撃であり、今でも目に焼きついています。 

 議員に就任してからの3年ほどで、インドはおろか、最も身近な町民の方々の『現実』がどれほど変わったのかは計れませんが、事態の改善に向けて”何もしない時間”を過ごすに少なからぬ罪悪感を覚えます。 

 そして、ある意味傲慢かもしれませんが『自分が動いたら動いた分だけ地域を良くできる』という確信に似た思いを持って日々臨んでおり、何よりもそれが自らの原動力になっています。

381776_246338012103588_821540635_n.jpg

| 言論・政策 | 00:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

【Facebook連動】 2016年1月上旬の投稿

 1月上旬のFacebookでの投稿です。

明けましておめでとうございます。本年も恒例の『年越し焼きそば&竹あかり』を実施しながら、無事に新たな年を迎えることができました。片づけ&清掃もばっちり終え、早速夕方からは通常営業です。新年もどうぞ宜しくお願い致します!

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月1日



今夜は消化不良のためこちらへ移動。息抜きも兼ねて知人お薦めの行動経済学の書籍を読みながら『仕事の合間に読む本は多少堅い内容でも息抜きになる』というこの状況こそ、書中にある"相対性による不合理な価値判断""の一種だなと合点。応用の必要はありますが、学問的な経済学もまちづくりのあらゆる分野において非常に有用です。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月2日



本日は町内某所にて"くまもと里もんプロジェクト"で取り組む『空き家リノベート&シェアハウス化プロジェクト』のお手伝い。初の壁塗りは意外に楽しいです。ボランティアさんも絶賛募集中!

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月2日



本日は『かたらんね!地域防災』にも共に取り組んだ住民の方々と地域福祉に関する新規取組みの打ち合わせ。個人的には行政とは別の視点と立場で、ボトムアップからの課題設定および取組みが必要だと考えています。今回は課題と方向性を共有し、次回に福祉の現場の方なども交えて掘り下げていくことになりました。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月3日



"地域福祉"がメインテーマの町政報告誌『新風!』Vol.12ができました。今回も町内全戸配布へ向けて1万2千部を発注しましたので(印刷のみ業者へ依頼中)、届き次第の1月中旬以降に自転車に跨って順次お届けします!

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月6日



今夜は新体制で迎える2016年度東熊本青年会議所(JC)の1月通常総会に出席。懇親会後は最近定番のこちらで作業です。明朝から一泊で諸々の用事を済ませるため東京行きなのですが、急ぎの作業が終わったので気持ちはゆっくり休めそうです。大学のクラス会と重ねたので少しリフレッシュもしてきます。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月6日



東京での予定が早めに片付いたので夕方の便までこちらでオシゴト。今回は大学のクラス会絡みと別途調整していたアポで地域活性に資する大きな収穫が2つ。人に恵まれていることを大変有難く思っています。”金田だからこそできること”の一つとして、県外で築いた繋がりも大津町でどんどん生かします。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月7日



無事帰熊して今夜もこちらへ。やりたいこと、やるべきことが山ほどあるものの処理が追いつきません。ただ、やらされていることは一つもないため、”追われている”のではなくて日々”積み上げている”感覚なので、精神的には何というか悶々とはするものの、常にわくわくしながら遣り甲斐を噛締めつつ取組んでいます。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月8日



本日は市内で小中学校の同窓生の結婚式に出席しました。高校卒業後からつい3年ほど前まで県外にいたこともあり熊本で親戚以外の式に出席したのは初めてでしたが、本当に素敵な式にお招きいただいて光栄です。とてもお似合いで幸せそうな二人、末長くお幸せに!

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月9日



本日は朝より町内組内の年始総会に出席後、引水東区が今年初めて取組む『どんどや&伝承遊び体験』を消防団としてお手伝い(火の監視)。新興住宅の多い区ですが住民の方々が多数集まり、子ども達も満面の笑みで楽しんでいました。消え行く行事も多い中、地域の新たな繋がりも生まれる素晴らしい取組みだと思います。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月9日



本日は杉水桜丘区の『どんどや&新年会』へ。昨年は自転車で町政報告誌『新風!』 を配布中に偶然遭遇してお誘いいただいたのですが、本年は光栄にも正式にご案内いただきお陰さまで色々な意見交換もできました。自分が動けば動いただけ意図せずとも出逢いも生まれます。こうした御縁も大切にしたいと思っています。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月10日



今夜は山鹿青年会議所『新年名刺交換会』からの東熊本青年会議所(JC)地域活性グループの合同委員会へ。本年のスローガンは"協同一致"。地域を捲き込むためにまずはグループが一丸となり、事業計画で定めた教育講演会および首長マニフェスト検証会の事業詳細を構築しています。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月11日



今夜は肥後おおづ観光協会で域学連携にかかわる打合せからの、2016年度東熊本青年会議所(JC)第1回理事会に出席。本日も朝からあちこちで色々の楽しい1日でした。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月12日



本日は町民の方々と『里モン交流会 in 県北』に出席。活動団体の活性化と連携を図るものです。2015年度は町内から多数の採択がありましたが、"打ち上げ花火"にならないよう、次のステップとして既存の地域活性取組みを発展させることはもちろん、新たな住民層に参画いただくための町ぐるみの広報・支援戦略が必要です。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月12日



今夜は肥後おおづ観光協会主催の『大津ふれあい祭り』の実行委員会(反省会)および懇談会に出席。なお、同じく観光協会主催で2/27(土)に川越シェフのイベントが大津町で開催されます。ご興味のある方は記載の購入先までお願いします!

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月13日



本日は鳥獣被害対策および新たな特産品開発に繋げるべく、既に実践している町内の料理人の方々と『ジビエ(野生鳥獣肉)による地域活性化を推進するシンポジウム』に出席しています。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月14日



今夜もこちらへハシゴ。これまで種蒔きをしてきた地域に資するであろう面白い話がどんどん広がり、全く片付かないという嬉しい悲鳴です。ある意味傲慢かもしれませんが「自分が動いたら動いた分だけ地域を良くできる」という確信に似た強い思いで日々臨んでおり、何よりもそれが自らの原動力になっています。

Posted by 金田 ひでき on 2016年1月14日

| Facebook連動 | 17:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『里モン交流会 in 県北』および今後の基本戦略

 1月13日(木)に『里モン交流会 in 県北』に出席しました。

 これは、「くまもと里モンプロジェクト推進事業(※)」に取り組む活動団体の一層の活性化と連携を目指して、玉名地域、鹿本地域、菊池地域、阿蘇地域の活動団体を対象に実施されたものです。

※熊本県が実施している「くまもと里モンプロジェクト」は様々な地域活動の芽吹きを支援する制度で、比較的な簡単な手続きで上限50万円(自己負担なし・簡素な手続き)の助成金を申請可能


12510375_950438665026849_7735092711125086770_n.jpg


 町内では、プロジェクト(町村最多の計16件)の全ての実施者ではないものの、若手を中心に10程度の採択団体間で連携・協力体制を築いて進められています(一人複数を担っているケースあり)。

 今回はそうした町内の連携に加えて、町外で類似の取組みをされている方々とも知り合う機会となり、大変有意義な時間になりました。

 この里モンプロジェクトは、3年を基本計画期間として実施されており、2015年度が3年目となりましたが、反響や成果が大きいこともあり、次年度以降も継続できるように担当課の方々は尽力されているようです。

12507146_950438691693513_8475165105877248201_n.jpg

 さて、2015年度は町内から多数の採択がありましたが、"打ち上げ花火"にならないよう、次のステップとして既存の地域活性取組みを発展させることはもちろん、新たな住民層に参画いただくための町ぐるみの広報や団体の支援戦略が必要だと考えています。

【大津町からの採択案件一覧】
里モン1
里モン2


 “単年だけ刹那的に盛り上がってあとはサッパリ”というケースも割とありがちです。

 したがって、例えば、(継続されるのであれば新規の募集時期と合わせて)本年度の成功事例を広報などで大きく特集することで、『取組み団体の労をねぎらい次年度以降への励みにしてもらう』とともに、現在は参画していない個人や団体等の『新たな層に興味関心を持ってもらうこと』や、 『自分でもできそう、やってみたいという”敷居の低さ”を感じてもらうこと』が、市民のまちづくり活動や協働の裾野を広げるための次の一歩ではないかと思っています。

 標題の“基本戦略”というのは大仰ですが、連続性と発展性のある形で、"機"を逃さずに流れに乗り切るという感覚が大切だと考えています。

| 地域活動 | 20:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

【H27.12月定例会】一般質問の振り返り

 12月定例会での一般質問、および答弁の内容を纏めましたので、以下に掲載します。

 なお、全文章が掲載される議事録は3月の中旬頃に町のHPに掲載される予定です(質問内容の詳細はこちら→リンク①(文化ホール) ⇒リンク②(地域福祉)


1.文化ホールの運営について
【質問】
 文化ホールの運営に関して、住民の負担軽減・サービス向上、および町財政負担軽減の観点から以下の項目における見直しができないかを問う。
① 照明器具使用料の定額化
② オペレーター配置基準の明確化および一部内製化等による費用の抑制
③ 利用団体・住民の住所地の違いによる利用料金・ルールの差別化(主な納税者である町民の優遇)
④ 公益性のある取組み・団体等への利用料減免および同基準の設定・公開

【答弁】
①照明器具使用料の記載は住民が分かりやすい形に見直す。
②オペレーター配置は利用者になるべく負担がかからないような方式を検討し、調整しながら進めていく。
③納税者である町民優遇の必要性も認識しており、町外利用が激減しない程度の料金改定を検討していく。
④町に貢献されている団体には大変感謝している。 また、団体の多くも資金が少なく、利用面でも苦慮されているのではないかと認識している。 公益性の判断には苦慮するところだが、平成29年4月の消費税改正時に使用料の改定も必要となるため、減免規程の見直しも併せて考えていく。


図3



2.介護保険制度改正と地域包括ケアシステムの構築
【質問】
 平成27年4月から順次施行されている改正介護保険法では、①地域包括ケアシステムの構築と、②費用負担の公平化が大きなトピックで、介護保険制度のなかで地域に求められる役割のさらなる増大が見込まれるとともに、自己負担や保険料の見直しが大きな話題となっている。
 地域包括ケアシステムとは、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムであり、保険者である市町村や都道府県が地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていく必要がある。
以上の背景を踏まえ、次の項目における町の方針と対応を問う。
① 平成28年度に予定する総合事業への移行に向けての状況と課題
② 平成27年度から実施している地域ケア会議の状況
③ 在宅臨界点の引き上げに向けた医療・看護体制面での取組み状況(医師会との連携や訪問看護体制の充実)
④ 支援・介護度の改善実績および向上に向けた取組み
⑤ 特に増加が予測されている認知症患者関連施策の状況および計画
⑥ 健康維持・介護予防運動プログラムの効果検証および所管間連携

【答弁】
①総合事業への移行に関して、介護予防給付のサービスであった介護予防訪問介護と介護予防通所介護が総合事業の中のサービスに移行することになり、全国一律のサービスから市町村独自で実施するサービスへ変わるが、専門的なサービスを必要とする人にはこれまで通り安定した提供ができるように、国が示す基準額を参考に設定する予定であり、菊池郡市4市町で協議を進めている。
課題としては、限られた財源の中で市町村が中心となって、地域の実情に応じて地域の支え合い体制を整備する必要があり、それをどのように構築していくかが今後の大きなテーマであると考えている。

②地域ケア会議に関して、(現場レベルの会議を)毎月1回開催し、これまで194件のケースについて検討を行っている。 会議には、担当の介護支援専門員やサービス事業者のほかに、菊池地域リハビリテーション広域支援センターから理学療法士に参加してもらい、医療的視点から提案や助言を頂いている。
また、地域に共通した課題を浮き彫りにし、その課題解決に向けて社会資源開発を提案することも目的とした地域ケア推進会議という市町村レベルの会議にて検討することとなっているが、大津町ではこの地域ケア推進会議の開催はこれまで実施していなかったので、今年度から社協とともに設立した生活支援サービスの充実に関する研究会で検討を開始し、来年度からは町と社協に加えて関係機関で構成する協議会の中で検討する予定である。

③医療・看護体制面での取り組みに関して、高齢者の在宅療養生活を支えるために医療と介護が連携していくことが必要である。大津町は、昨年度熊本県のモデル事業に採択され、在宅医療に関する相談窓口を開設し、住民の方からの相談に応じ、必要時は訪問活動も行うとともに、関係者を対象とした研修会や住民を対象とした講演会などを開催し、医療と介護の連携についての啓発を図っている。 来年度からは、広域で実施した方が効果的だと思われる一部の事業については、菊池圏域2市2町合同で菊池郡市医師会に委託する方向で調整を進めている。
訪問看護体制に関しては、大津町には訪問看護ステーションが2カ所、菊池圏域ではほかに12カ所のステーションがあり、平成26年度実績で延べ1377名が利用している。 今後、在宅における医療・介護の連携を目指した地域包括ケアシステムを構築していくためには、訪問看護師が不足することが予想され、熊本県では訪問看護師の養成を進められているところである。

④支援・介護度の改善実績及び向上に向けた取り組みに関して、平成26年度中に行われた更新申請時において、変更なし、または介護度が改善された率が68.7%となっている。 要支援・要介護状態になっても、その悪化をできる限り防ぐことが重要であり、ケアプランが高齢者の自立を促す支援内容となっているのかどうかを地域ケア会議において検討を行っているところである。 また、高齢者本人が自分の健康増進や介護予防についての意識を持ち、取り組みを行うことも必要であり、出前講座やミニデイサービス・サロンなどにおいて住民の方への啓発に取り組んでいる。

⑤認知症施策に関して、平成23年度から地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を1名配置し、地域や家族からの認知症関連の相談に応じている。 また、月に1回、もの忘れ相談も実施し、認知機能の低下が疑われる方への早期からの支援を実施している。 特に今年度からは認知症初期集中支援チームを結成し、サポート医とともに、認知症の初期介入に力を入れて取り組んでいくための準備を行っている。 この他、出掛けたまま行方が分からなくなってしまう恐れがある方を家族から事前に登録申請してもらい、地域包括支援センター、役場、警察で情報を共有する安心声かけネットワークや帰り道がわからなくなっている高齢者を地域住民が声をかけて保護するための安心声かけ訓練も実施しているところである。また、認知症サポーター養成も引き続き実施しながら住民の理解を求めていきたいと考えている。

⑥健康維持・介護予防運動プログラムの効果検証及び所管間連携に関して、65歳以上を対象としたものは、いきいき運動教室・口腔栄養教室、フォローアップ教室、買い物リハビリ倶楽部、フットケア教室、3B教室、太極拳教室等を実施している。 3カ月間短期集中のいきいき運動教室や口腔栄養教室については、終了直後の維持改善率は約81%となっている。 3カ月では効果が上がらなかった場合でも、教室への参加が介護予防に努める動議づけとなり、その後のフォローアップ教室への参加や自主的な体操の継続につながれば一定の効果があったものと捉えることができるかとも考えている。
高齢になっても介護状態にならず、少しでも元気で長生きしていくためには、幼少期からの健康づくりへの関心と継続的な取り組みが重要と考えている。 学校での健康教育や体育館、運動公園などでの運動、生涯学習講座における高齢者の参加しやすい健康教室などの開催などが考えられ、それぞれの担当課や社協、地域住民や各種団体などと連携していきたい。
また、効果の研修ができるように、それぞれの事業の成果書についてもきちんと設定して、今後取り組んでいきたい。


【意見】
 ケア会議に関しては、適正化等をメインにやっているということだったが、福祉の課題は、非常に幅広であり、理学療法士、医療機関、社協等の個別主体でそれぞれ考えても解消できない。 だからこそ、現場レベルを超えた登場人物、それぞれの専門家なりが出てきて、共に話し合うことで初めてあるべき姿に少しずつ近づける 。政策形成につながる地域ケア会議を開催しながら、町で大きな絵としてグランデザインを描いた上で、入念に準備してPDCAを回しながら改善を図ることによって、機能する形にしていただきたい。
 認知症に関しては、医療機関との連携というのがあったが、早めに発見して、適切なケアをすることが進行を遅らせるために最も重要なことだと言われている。早めに感知して、適切な治療法や対処法がわかる形を構築することが大事であり、そこで初めて次のステップとして医療機関とのつなぎの話が出てくると考えるので、地域レベルから対策を練っていただきたい。



【政策形成につながる地域ケア会議の必要性】
図1

↓ したがって、次のような体制づくりが必要

図2
参考:兵庫・朝来市発 地域ケア会議サクセスガイド(メディカ出版)

| 議会関連 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

新風Vol.12が完成しました

 明けましておめでとうございます。

 年が明け、議員任期4年間最後の1年を迎えようとしています。 限られた期間で町の発展に最大限貢献できるように常に一期一年の思いで臨んでいますが、最後まで積み残しのないように全力で臨みます。

 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 
 なお、あえて明言している選管は少ないのですが、電子メールを含めてインターネット上での”時候のあいさつ”は公職選挙法には違反しないとのことです。 ※参考:岡山市ホームページ ⇒ リンク
 
 さて、町政報告&活動報告誌「新風!」のVol.12が完成したのでブログで一足早く公開します。

 今号も全戸配布に向けて1万2千部を発注し、印刷物の到着する1月中旬から順次配布していく予定です。

 ※上手く表示できない場合にはお手数ですが、右クリックメニューで「画像だけを表示」を選択するか一度保存してから閲覧すると見やすいです (バックナンバーはこちら ⇒リンク

【Vol.12】
12471549_946382692099113_3176622418330122675_o.jpg

12496030_946382695432446_8096929993342428920_o.jpg

| 言論・政策 | 16:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |