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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2016年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年08月

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説明を尽くすことの意義

  「役場職員も議員も無理難題を含めて色々言われて大変でしょう」という声を頂きました。

 今回の震災対応で窓口にも何度も赴き、職員の方々の尽力や大変さも身に染みて感じられたようで、深い感謝の気持ちからの言葉です。

 さて、政治家に対しても行政職員に対しても、理にかなわない(どう解釈しても公益にかなわないものや法に反する)要望はもちろんあって、「もっと事情を分かってほしい」という気持ちも理解はできるのですが、そこで最初に歩み寄るべきなのは、やはりサービス供給者であり専門家でもある公的立場の側だと思っています。

 私も色々なご意見やご要望を伺うことは多いのですが、最初どんなに語気を強めて訴えてこられる方も、一つひとつ丁寧に理由や背景を説明すれば9割の方は完全には満足しなくとも一定の理解はしてくださいます。

 対話にはパワーも使いますし、逆に言い返せば怒鳴られることもありますし、最終的に平行線のケースもあるので、傾聴に徹する方がそこだけ切り取れば個人にとって合理的な選択かもしれません。 

 ただ、それでも地道に説明と対話を繰り返すことでしか「行政」や「政治」と「一人ひとりの住民間」での「相互理解」や立場を超えた「共感」は育たず、それでは市民社会としても中々成熟していきません

 大学時代のある同級生がよく引用しているのですが、近代経済学の父であるアダム・スミスは、最初の主著『道徳感情論』(The Theory of Moral Sentiments, 1759)において、市民社会を市民社会たらしめる原理は「同感」(Sympathy)である、と説いています。他者あるいは当事者に「同感」することによって、自身の心の中の「公平なる傍観者」(impartial spectator)が、行為や行動の「適宜性」(propriety)を判断する。すなわち、「想像力」こそが市民社会の骨格であり、絶対的必要条件であると述べています。

 そして私は、その想像力を養うのに最も重要な要素の一つが「対話」であると考えています。

 民間企業においては、その場その場で説明責任を果たさなければ結果顧客は離れていきますが、行政や政治に関しては対応が気に入らないからと言って引越しをするのはあまり減現実的ではないため、組織として説明と対話に対するインセンティブは働きにくくなります。

 役場組織で言えば、そうした構造的な背景やそこで養われた「文化」とでも言うべきものに根差しているのでしょうが、言い換えれば、対話を求められる局面でどのような対応をするかには何ら財源や法的制約はなく「心持ち」だけの問題です。

 あとは、もちろん職員一人ひとりが自信を持って説明できるように「組織の理念と考え方を内部に浸透させること」、そしてはっきりとモノを言えるように最終的な責任は取るという「首長の意思と覚悟を組織内に示すこと」も大切だと思います。

 そうして「対話」を前提に築き上げていく住民との「相互理解」と「共感」の先に職員の新たな働き方や遣り甲斐、そしてより良い住民サービスや町の形、あるいはまちづくりへの住民の参画があると考えています。

| 言論・政策 | 21:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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学習支援と”当事者”の声

 本年も母校でもある大津小学校の夏休み学習支援にボランティアとして参加しています。 連日、大津中学校の生徒も多く協力をしてくれています。

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 今回は2~3年生を担当していますが、学期中の放課後学習支援では高学年のサポートをしているため久しぶりの低学年クラスです。

 この夏休み勉強会は、自習形式で手が止まっている児童や挙手した児童を個別にサポートする形式のため、全体の雰囲気はもちろん、それぞれの理解度や”ツマヅキ”などもよく分かります。 

 保護者や先生などの”大人”からは色々な声が入ってきますが、”当事者”である児童からの「生の声」や「一次情報」はやはりここでしか掴めません。 だからこそ、教育現場との関わりは日頃から大切にしています。

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| 地域活動 | 18:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大津町へ『移動遊園地』がやってきます!

 今週末の7/24㈰、そして8/7㈰、8/21㈰に、大津町へ『移動遊園地』がやってきます!

 「遊園地エリア」、「体験・遊びエリア」、に加えて家族で楽しめる「飲食エリア」、そして大人だけでも安らげる「癒しエリア」と盛り沢山です。

 この【大津町こどもカーニバル】は入場無料、私も復興Project@大津「カセスル熊本」としてお手伝いしていますので、ぜひお気軽に遊びにきてください!

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| 地域活動 | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【Facebook連動】 2016年7月上旬の投稿

7月上旬のFacebookでの投稿です。


























| Facebook連動 | 22:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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小学校での防災講話を行いました

 7月8日㈮(美咲野小)、9日㈯(室小)に防災に関する講話の機会を頂きました。

 防災をテーマに『防災士』としてお話をするのは、一昨年の大津小学校での防災訓練以来2年ぶりのことで、今回の震災を機とした町内における防災意識の高まりを感じています。

【美咲野小学校】

 4年生合同授業のゲストティーチャーとして、町の災害における「公助」と「防災計画」についてお話しました。

 当該テーマでの内容構築は中々難しかったのですが、クイズや謎かけなどを取り入れるゲーミフィケーション形式で、公助や防災計画も結局は「自助」=「一人ひとりの意識」があってこそ有効に機能するという事を可能な限り分かりやすく説明しました。

 また、二分の一成人式が近いということで、そちらのオーダーも頂いたので「生き方」についてもお話をさせていただきました。

 結果、前者よりも後者の質問や感想が多くなってしまったのですが、いずれにしても子供達が少しでも多くを学んでくれていれば嬉しいです。

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【室小学校】
 防災士として、室小学校4年生の親子レクリエーション(防災学習&頭巾制作)で「災害時の備え」についてお話をしました。

 こちらも災害対応カードゲーム「クロスロード」の手法も応用しながら、ゲーミフィケーション形式で実施しましたが、子ども達も積極的に挙手・発言をしてくれ、私としても進行がしやすく楽しく話ができました。

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 様々なところで感じることですが、防災意識の高まりはあるものの、中々「家具の固定」や「備蓄」、「家族のルール決め」などの具体的なアクションには繋がっていないように感じています。 

 これも一つの機会として、子ども達からもまずは家庭内で声をあげてもらい、少しでも生活における安全・安心が高まればと思っています。

 震災復興や防災・減災対策に関しては、今後も様々な立場でできることは全てやっていきます。

| 地域活動 | 19:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「白票」を投じることに意味はあるのか

 18歳、19歳が投票できる初めての選挙が終わりました。 

 総務省によると、投票率は全体が54.70%に対して、18歳が51.17%、19歳が39.66%とのことで、 おそらく10代の投票率は20代、30代の投票率よりも高くなりそうです。

 なお、18歳の投票率の方が高いのは、高校での啓発活動の効果、18歳(主に高校3年生や卒業したての層)は保護者と共に投票へ行く場合が19歳に比して多い、19歳は進学・就職などのため馴染みの浅い地域で生活をしている層がより多い、などの要因があるのではないかと考えています。

 さて、全年齢、年代別の投票率が出るのにはもう少し掛かると思いますが、特に若い層において「自分一人が入れても変わらない」「誰に入れて良いか分からない」という声は多いようです。

 タイトルの件について切り口は色々ありますが、個人的には白票であっても投じることには大きな意味があると思っています。 特に若年層の投票率の向上が日本の政策の健全化や持続可能な政治システムに繋がると考えています。


【年代別投票率の格差】
 下表は平成元年から平成25年までに行われた参議院議員選挙の投票率の推移です。

 全体の当表率にはバラツキもありますが、年代別の投票率を見ると、「若年層ほど投票率が低い」ことが一目で分かります(70歳代以上が低くなるのは入院者や交通弱者が増えるためと言われています)。

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【シルバー民主主義】
 以下はコトバンクからの抜粋ですが、「シルバー民主主義」とは掻い摘んで言えば、「少子高齢化が進むなか、選挙によって選ばれる政治家は若者よりもお年寄り優先の政策を行う傾向にある」というお話です。
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 少し極端ながら政治家が”選挙だけ”を考えるとしたら、人口も少なく投票率も低い若者向けの教育や子育て支援策よりも年金・医療・介護等の高齢者向けの政策を行った方が、得票の”期待値”が圧倒的に高いので、高齢者向けの政策を乱発することになります。

 具体的に比較すると、人口構成比と投票率の両方を踏まえれば、特に格差の大きい20代と60代の“投票数”の差はおよそ2.8倍です。

白票3

 したがって、政治家にとっては「若年層と高齢者層で政治に対する意見力は2倍から3倍の差がある」、あるいは「若年層3人と団塊世代1人は同じ重さ」と認識されてしまう可能性があると言えます。


【白票を投じる意味】
 そこで白票を投じる意味ですが、少なくとも年代の投票率が向上するため多くの政治家がその年代層に向けた政策を取るインセンティブが向上します。 

 だからこそ、特に人口構成比も投票率も低い若年層は、たとえ白票であっても投票する意味は十分にあると言えます。

 ただし、自分の目でしっかりと候補や党の政策について知り、比較・吟味して1票を託すことが理想であるのは言うまでもありません。つまり、「投票率」だけではなく、自ら学び知るという意味で「投票の質」をしかっかりと上げていくことが肝要です。


【理想的な政治選択】
 もちろん政治家に求められる理想は”世代別の投票率”に惑わされず、粛々と中長期的な視点でバランス感覚を持って「やるべきことをやる」ことだと思いますが、残念ながら「シルバー民主主義」という言葉が象徴しているように国レベルであれ市町村レベルであれ、現実に目をやると中々そうはなっていません。

 仮に政治家の意識が変わらないとしても、若年層の投票率が高齢者層と同じくらいになれば、政治家がより先を見据えた政治・政策選択をしていくことに少なからず繋がります。 もちろん、このまま更に投票率の格差が拡大していけば政策的な格差も一層広がることが危惧されます。

 そうした観点では、「世代間でのパイの取り合い」という次元を超えたレベルで、特に若年層が「投票すること」には、たとえそれが白票であったとしても行為自体に大きな意味があります。

 投票権は一人一票に過ぎませんが、民主主義においては「批判」でも「諦め」でも「デモ」でもなく、最後には一票の積み重ねでしか社会構造の大きな流れを変えていくことはできません。 

 政治を動かすことができるのは我々の"一票"だけです。

| 言論・政策 | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【カセスル熊本】ボランティア感謝特典&ボランティアビレッジの御案内

 以前の記事でもご紹介させていただいた、」復興プロジェクト@大津「カセスル熊本」(→リンク)の取組紹介です。

 大津町はアクセス的には、南阿蘇や西原、そして震源地である益城町の支援を考えた際の拠点としては、理想的な立地であり、既にいくつかの団体は大津町を拠点として、南阿蘇や西原をメインとした支援活動を開始しています。

 私としては、そうした団体や個人の方々とも、上手く連携しながら大津はもちろん、エリア全体としての復興や被災者支援の取組を行っていくことが、町の一早い復興や産業の発展にもつながると考えています。


【ボランティア感謝サービスの御案内】

 協力団体として標題の取組みを行っています。 県内で活動したボランティアさんや応援自治体の職員さんが協力店舗で割引や"おまけ"を受けられるというものです。
 ボランティアさんや他の自治体職員さんへの感謝の意を表すとともに、“復興支援”の話題から生まれる店舗とのコミュニケーションや地場の美味しいものを食べていただくことで、より一層この町を好きになって頂ければと考えています。

「熊本・大津まうごつ感謝」特設サイト → http://ozutown-kansha.jimdo.com/


【ボランティアビレッジの御案内】
 標題の件に加えて、さらにこのたびカセスル熊本プロデュースのボランティアビレッジ(宿所)も開設しました(大津町錦野)。
テント20張りほどのスペースと駐車スペースもありますので、ご検討の際は上述リンク先より、カセスル熊本までご連絡をいただければ幸いです。
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| 地域活動 | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【Facebook連動】 2016年6月下旬の投稿

6月下旬のFacebookでの投稿です。











































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