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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

2018年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年01月

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【H30.12月定例会】一般質問の振り返り

 12月定例会での一般質問、および答弁の内容を纏めましたので、以下に掲載します。

 なお、全文章が掲載される議事録は3月の中旬頃に町のHPに掲載される予定です(質問内容の詳細はこちら →リンク

【一般質問通告内容】
1.町立小中学校における標準服の「意義」と「あり方」
 一般的には制服の運用は各校長に裁量があるとされているが、泰明小学校におけるブランド標準服の問題においては、教育委員会や文科省も巻き込む議論となった。結果、教育委員会からは「決定過程に問題があった」「指導不十分だった」などのコメントが出され、国会においても「(保護者負担も踏まえ)配意がなされるよう、文部科学省において、各教育委員会に対し通知の発出を含め対応を検討しているところである。」との主旨の答弁がなされた。
 以上の動向や関係性も踏まえ、次の内容について教育長の見解を問う。
①標準服の意義と位置づけ
②男女で標準服(パンツ・スカート)を分ける意義と社会的動向を踏まえた合理性
③その他、着用ルールの合理性と多文化社会に向けた対応


答弁

①大津町教育委員会としては、標準服は着用が望ましいものであり、着用の義務を強いるものではないものと捉えている。ただ、標準服は学校への所属意識につながること、華美にならずに学習に集中できる環境を整えやすいこと、学校と家庭を区別し、けじめのある日常生活が送れるようにすることなどから、着用の意義や利点に繋がると考えている。また、保護者の経済的負担軽減にもなると捉えている。このようなことからも、各学校では標準服ではあるが、ほとんどの子どもたちが日常的に着用している状況が生まれていると考える。

②大津町の小学校の標準服の規定を見てみると、男女にわけて規定のある小学校が6校、1校のみが男女の規定が明確に記載されていない。ただし、その1校についても記載がないだけで、実際には男女の区別がなされ運用されている。しかし、標準服の着用を男女で明確にわけることについては、現在の社会的動向からみても今後より柔軟な対応が必要だと考えている。女性の服装に関しては規定を「スカートまたはパンツ」とすればいいことであって、それほど難しいことではないと思う。ただ、私がここで決めるとは言えないので、LGBTの件と合わせて校長会の中で論議を進めていきたい。

③集団生活の中にはルールが必要だが、関係者が互いに納得でき、学級や学校での生活が互いに過ごしやすくなるルールであることが大切である。標準服の着用ルールについても、基本ルールとし、過度に着用の仕方を限定することで、子ども達の不便さを生じることは望ましくないと考えている。指摘の事案について、指導には背景があると思うので、しっかりと聞き取りをしながら過度な着用ルールにつながらないよう努めたい。また現在、町内の小中学校には外国にルーツを持つ児童生徒も在籍しており、標準服の着用についても文化的背景を考慮した個別の対応が必要になることも考えられる。


2.スポーツコミッションによる地域・経済の活性化
 「スポーツコミッション」とは、スポーツと景観・環境・文化などの地域資源を掛け合わせ、戦略的に活用することで、まちづくりや地域活性化につなげる取組みである。
 一般的な手順としては、行政やスポーツ団体、観光協会などが一体となって都市マーケティングを担う「地域スポーツコミッション」を立ち上げ、大会誘致活動、相談対応、情報発信、人材育成等を推進するものであり、町としては「新たな経済効果」や、スポーツを通した多様な「新たな社会的効果」の創出を期待できる。
 大きな動きとして、国の「第2期スポーツ基本計画」において、地域スポーツコミッションの設置数目標を2017年1月の56団体から2021年度末までに170団体に増やすことが目標に掲げられており、実現に向けた助成事業も設けられている。
 以上の動向を踏まえ、次の内容について町長の考えを問う。

①スポーツ団体・観光協会などと連携しながら、大津町の立地および多様な施設・文化・自然を生かせる「地域スポーツコミッション」づくりに取り掛かる考えはないか。


答弁
 今までが観光協会におんぶ抱っこというような状況で反省すべき点もある。指摘のように、軌道に乗るまではしっかりと町でやらなければならないと思っている。したがって、大津町の商業観光課を主体にしながら、その中でクラブおおづや関係団体と連携を取って進めていきたい。また、これまで観光協会に協力隊を置いていたが、今後はクラブおおづへ協力隊を派遣して実際の行動を移していただくような方向に持っていければと考えている。クラブおおづも業務が多忙なので、我々としても力を入れて支援をしていかなければならないと考えている。
 意見のあった北上市関連については、商業観光や総合政策課の担当で近々視察を行い、関係団体との相談をしながら、今後の方向を取り決めていきたい。また、新年度に向けては先ほど述べた通り観光協会から町主導型でやっていければと考えており、関係部署などの整理・検討をしている。スポーツ庁の補助金も申請する方向で準備を進めたい。

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【H30.12月議会】質疑・意見のまとめ(本会議・委員会)

 標記の件について、私の主な質疑・答弁を纏めました。

 内容が多岐にわたる事から、主だったもののみを報告している点、読み易さの観点から再質疑を繰り返した内容も可能な限り丸めて掲載している点について、ご了承いただければと思います。

 また、一部質問と答弁がかみ合っていない部分もありますが、実際のやり取りを基本にして記載しています。


【本会議】
議案第87号  平成30年度大津町一般会計補正予算(第5号)について
(総務部 総務課)
質疑
 公用車としての電気自動車(フィットEV)2台のリース期間満了に伴う代替として、普通乗用車1台の購入費用が計上されている件について2点を問う。
 ①2台が1台に減少するが台数は足りているのか。
 ②EVは町として環境保全への姿勢を示すことや、啓発の意味もあったかと思う。どのような背景で今回の判断に至ったのか

答弁
 ①公用車は足りていない。次年度の予算で追加1台分を計上予定であり、費用を平準化させるために今議会では1台のみとした。
 ②電気自動車の導入には試験的な意図もあった。新車両は電気自動車ではないが環境保全もしっかり考えていきたい。


(教育部 学校教育課)
質疑
 学校管理費について、現時点で把握している補修箇所は来年度中までには全て対応するとの説明があった。関連して2点を問う。
 ①今回は様々な場面で議論にあがり、やっと本格的に施設の補修・改修を行うことになった。しかし、補修の必要性は、長年懸案となっていたが進まなかった状況がある。現時点での補修はもちろん粛々とやる必要があるが、今後どのような手法やサイクルで個別箇所の把握や補修を行っていくかを考えなければ同じことの繰り返しになる。どのように考えているか。
 ②今回は雨漏りやトイレの故障など個別箇所の補修だが、長期的には大規模改修や建替えの必要も出てくる。全般的な施設管理計画が必要ではないか。

答弁
 施設管理計画は次年度以降に整備をしていきたい。個別箇所の把握や補修サイクルについても、当該計画のなかへ盛り込みたい。



【委員会】
議案第87号  平成30年度大津町一般会計補正予算(第5号)について
(経済部 農政課)
質疑
 室地区水路改修工事について、事業費が大きいが、財源は一般財源しかないのか。また、当初は水路の復旧は難しいとのことだった。これまでの経緯とこれからの整備スケジュールは。

答弁
 今回は一般財源での計上だが、県から交付された復興基金創意工夫分を活用したいと考えており、財政課が県と協議中である。
 これまでの経過は、水路の一部が個人のもので公費復旧は難しいため改修方法等を検討していた。その後、受益者が県に申請しているグループ補助金を活用し、個人設置部分を施工できることになったため協力して水路復旧する見通しとなった。
 補正予算成立後、受益者が施工する箇所に向かって受入用水路施工から始めて下流から順次水路整備を行っていくため繰越の可能性が見込まれます。



(土木部 都市計画課)
質疑
 駅南東公園のトイレ修繕は経年劣化によるものか。

答弁
 経年劣化というよりも、いたずらにより破損したのではないかと思う。過去にも数回あっている。


再質疑
 いたずらによるもので、過去に何度もあっているのであれば対策をしなければ繰り返しになるのでは。何か対策は考えているか。例えば、前回の一般質問で提案した防犯カメラ付き自動販売機の設置はどうか。

再答弁
 これまで裏から屋根に上り難くするため、木の植栽を行うなどの対策を行っている。防犯カメラ付き自動販売機は、町内の公園や公共施設に数箇所置配置する方向で場所などを検討中である。

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公式ウェブサイトを開設しました

 このたび公式ウェブサイト(ホームぺージ)を開設しました。

 独学でゼロから作ったためお見苦しいところもあるかもしれませんが、諸々の情報を整理して載せています。

 当該ブログも記事数が500を超えています。 こちらにはこれまで通り動的な情報を掲載し、ホームページでは政策や政治姿勢、成果などの一塊の情報発信をしていきます。

 もちろん、より伝わるコンテンツになるよう、少しずつ改善を図りますので、どうぞよろしくお願い致します。


金田ひでき公式ウェブサイト ☞リンク




(トップ画面イメージ)
公式HPイメージ20181224

| 言論・政策 | 08:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【Facebook連動】 2018年12月上旬の投稿

 12月上旬のFacebookでの投稿です。





























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12/16(日) 西原村「親子で描く地域の未来~夢作文発表会~」を開催します

 本年度、理事長を務めている東熊本青年会議所(JC)の事業として、「親子で描く地域の未来~夢作文発表会~」を開催します。

 小学6年生69人が『20年後の西原村をより良い地域にするために願うこと』をテーマに作文を執筆しました。

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 入賞者の作文発表に加え、子ども達の作文をイラストにした素敵な1枚絵の公開や、本橋馨氏による特別講演などを予定しています。

 村内外、多くの方にお越しいただければ幸いです!

| 地域活動 | 23:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【2018年12月定例会】一般質問内容詳細の事前公開

 今回も一般質問詳細(読み原稿@暫定版)を事前公開します。

 なお、事前公開の意図は、

①質問に先立ってより多くの声を集めたい
②傍聴者の方に事前に詳細な内容を提供することでより理解を深めていただきたい
③執行部とより噛み合った議論を交わしたい

 などです。

【一般質問通告内容】

1.町立小中学校における標準服の「意義」と「あり方」

 一般的には制服の運用は各校長に裁量があるとされているが、泰明小学校におけるブランド標準服の問題においては、教育委員会や文科省も巻き込む議論となった。結果、教育委員会からは「決定過程に問題があった」「指導不十分だった」などのコメントが出され、国会においても「(保護者負担も踏まえ)配意がなされるよう、文部科学省において、各教育委員会に対し通知の発出を含め対応を検討しているところである。」との主旨の答弁がなされた。
 以上の動向や関係性も踏まえ、次の内容について教育長の見解を問う。

①標準服の意義と位置づけ
②男女で標準服(パンツ・スカート)を分ける意義と社会的動向を踏まえた合理性
③その他、着用ルールの合理性と多文化社会に向けた対応


2.スポーツコミッションによる地域・経済の活性化

 「スポーツコミッション」とは、スポーツと景観・環境・文化などの地域資源を掛け合わせ、戦略的に活用することで、まちづくりや地域活性化につなげる取組みである。
 一般的な手順としては、行政やスポーツ団体、観光協会などが一体となって都市マーケティングを担う「地域スポーツコミッション」を立ち上げ、大会誘致活動、相談対応、情報発信、人材育成等を推進するものであり、町としては「新たな経済効果」や、スポーツを通した多様な「新たな社会的効果」の創出を期待できる。
 大きな動きとして、国の「第2期スポーツ基本計画」において、地域スポーツコミッションの設置数目標を2017年1月の56団体から2021年度末までに170団体に増やすことが目標に掲げられており、実現に向けた助成事業も設けられている。
 以上の動向を踏まえ、次の内容について町長の考えを問う。

①スポーツ団体・観光協会などと連携しながら、大津町の立地および多様な施設・文化・自然を生かせる「地域スポーツコミッション」づくりに取り掛かる考えはないか。


【一般質問詳細】
 今回は通告書に記載の通りの2点、「小中学校の標準服」、および「スポーツと景観・環境・文化などの地域資源を掛け合わせ、戦略的に活用することによる地域・経済の活性化」について伺います。

 それでは早速、1つ目の【町立小中学校における標準服の「意義」と「あり方」】について質問します。

 まず、「標準服」に関して補足します。
 ある辞書では、標準服は「学校などの組織において所属者が着用することが望ましいとされる服装。ただし制服とは異なり常時着用の義務はなく、推奨されるに留まる。」と記載されています。
 つまり、「制服」は学校で必ず着用するよう義務付けられたもの。一方で「標準服」は学校で着用を推奨するものだが着用義務はないもの、と解釈できます。

 ただし、町内の実態として、基本的には「標準服」が「制服」として運用されており、「標準服」の着用が暗黙の規則となっているのが現状かと思います。

 今回の一般質問にあたっては、「制服」か「私服・自由服」かの議論をするつもりはありませんが、標準服の議論をするにあたり、今ほど述べた現状を前提にしてお話します。

 さて、一般的に服装規定は学校長に裁量があるとされていますが、泰明小学校におけるブランド標準服の問題においては、教育委員会や文科省も巻き込む議論となりました。

 結果、教育委員会からは「決定過程に問題があった」、「指導不十分だった」などのコメントが出され、国会においても「(保護者負担も踏まえ)配意がなされるよう、文部科学省において、各教育委員会に対し通知の発出を含め対応を検討しているところである」との主旨の答弁がなされています。

 以上の動向や関係性も踏まえ、次の内容について教育長の見解を問います。

 
 1点目。冒頭において現状を述べましたが、議論の前提として、標準服の意義と位置づけについて、教育長の基本認識と考えを伺います。


 2点目。こちらは今回の一般質問に至るきっかけとなった内容でもあります。現在、大津町の小中学校においては、男女で標準服が分けられており、男子はパンツ、女子はスカートが、謂わば”標準”と定められています。

 まず、標準服は衣装ともいえるものですので、着用に当たって、ある程度の決まりはあって良いと思います。また、貧富の差による影響を最小限にするなどの意図もあり、要否については色々な考え方があります。したがって、冒頭で述べた通り、その点まで議論を広げるつもりはありません。

 しかし、「標準服を男女で分ける意味はないのではないか」ということが当該質問の主旨です。

 実勢に、児童や保護者にヒアリングをしたところ、機能性の面から女子でもズボンを履きたいという声がありますし、LGBTなどの悩みを抱え、男女で決められた制服(=役割)を当て嵌められることに対して、大きな負担を感じている児童・生徒もいるのではないでしょうか。

 そもそもジェンダーの問題とは別にしても、学校生活の実情として「男女で役割や作業が同じなら服装で性差をつける意味はないのではないか」、という問いも生まれます。

 LGBTの問題とは別に、日本の文化的に見ても多くの女性がズボンを履いていますし、「女性はスカートでなければならない」という合理的な理由が見つかりません。 パンツスタイルは男女の共通の様式なので、自由に判断してもらえば良いはずです。

 飛躍しすぎだと感じる方もいるかもしれませんが、根っこにある問題は男性と女性に分かれていることではなく、男女の役割を固定化していることとも言えます。その点に立脚すれば、改善すべきなのは性差を無視することでも、同一化することでもなく、つい先日、文化ホールで開催された「人権を考える女と男の集い」でも触れた「人権」の問題であるとも言えます。 

 また、少なくとも私は、児童から「何で私は学校でズボンが履けないの?」と問われた時に、しっかりと納得してもらえる説明ができません。

 世の中の流れとしても、機能性の問題や、本日同僚議員の質問にもあったLGBTへの関心の高まりなどから、ジェンダーレス制服の導入が全国的にも進んでいます。

 ジェンダーの視点から言えば体操服や水着、トイレなど考えるべきことは他にも多くありますが、上記の視点からあえて今回は、標準服における男女の区別に絞って、教育長の見解を伺います。


 3点目。その他、着用ルールの合理性と多文化社会に向けた対応について伺います。

 パンツとスカートの問題に象徴されるように、制服の着用ルールに対して児童や保護者の一部から疑問の声を頂いています。 

 標準服の着用ルールにあたって一例を挙げると、ある学校では「着用の順番が決まっており、半袖の上からベストやセーターを着てはいけない」というものがあります。しかし、特に1日寒暖の差が厳しい昨今では、朝昼夕で上着を調整するのは合理的であり、生活教育の観点からも有効であるように思います。

 ルールだからと言えば、それまでですが、「ルールを決める立場にある者は、その理由を説明する一定の責務がある」というのが私の持論です。現在の基準を変えるかどうかは別の話として、ルールを決める側は「ルールだから」で済ませてはならないのではないでしょうか。
それは、「物事を理由や背景まで深く深く掘り下げて考える」という今後一層重要性を増すと言われている能力を養う意味で「教育の観点」からも有効ですし、児童・保護者との「信頼関係強化の観点」からも必要なことだと考えています。

 また、様々な文化を持つ海外からの移住者、居住者が増加することも予測されるなか、着用ルールに関しては各学校で場当たり的に対応を考えるのではなく、教育委員会として一定の見解と方向性を持つことで現場サイドと児童の精神的な負担を減らすことにも繋がるのではないかと考えています。


 以上、3点について教育長の考えを伺います。



 続いて2つ目の【スポーツコミッションによる地域・経済の活性化】の質問に移ります。

 「スポーツコミッション」とは、スポーツと景観・環境・文化などの地域資源を掛け合わせ、戦略的に活用することで、まちづくりや地域活性化につなげる取組みです。

 一般的な手順としては、行政やスポーツ団体、観光協会などが一体となって都市マーケティングを担う「地域スポーツコミッション」を立ち上げ、大会誘致活動、相談対応、情報発信、人材育成等を推進するものであり、町としては「新たな経済効果」や、スポーツを通した多様な「新たな社会的効果」の創出が期待できます。

 お手元の資料の通り、大きな動きとして、国の「第2期スポーツ基本計画」において、地域スポーツコミッションの設置数目標を2017年1月の56団体から2021年度末までに170団体に増やすことが掲げられており、実現に向けた助成事業も設けられています。

スポーツコミッション概要20181204


 質問に先立ち、官民共同のスポーツコミッションに昨年度から取り組み、活発に活動している岩手県北上市の「スポーツリンク北上」を視察しました。

 同市のスポーツコミッションでは、市長をトップとして町内のスポーツ団体や観光協会などと連携しながら、スポーツ合宿の誘致、各種スポーツイベントや大会の誘致・主催、サイクリングやウォーキングコースづくりなどのスポーツツーリズムの促進などを行い、さらに市内での大型イベントの実施を見込んでの「北上スポーツボランティアセンター」の立ち上げなども行っています。

 誘客にあたっては、例えば著名な登山家やサイクリスト、さらには元オリンピックメダリストの有森裕子氏などにコース監修を委託して特色を出すなど工夫を凝らしながら取り組んでいます。

 同組織を視察し、お話を伺うなかで大切だと感じたのは、主に3つです。 

 1点目が、市長を長として町内の関連組織を有機的につなげ、公民連携で環境を向上させ、更に積極的なトップセールスでの大会誘致活動などを行うことで、実績を上げていること。

 2点目が、経済効果が創出されるように食事、宿泊、購買活動への全体設計を意識することで、効果を高めていること。

 3点目が、経済効果という言葉で終わらずに、組織が主催する大会やアクティビティなどで事業収入を生む努力をすることです。

 一方で、私はこれらの点が本町で不足している視点、施策であると考えています。そして、逆に言えば、まだまだ多くの可能性が内在しているとも言えます。

 町内には立派なサッカー場や体育館があり、更に九州の中央部に位置し、JRの駅があり空港にも至近という優位性もあります。また、ホテルや飲食店なども充実しています。

 大津町におけるスポーツコミッションの立ち上げは町の資源をより一層生かし、町内を活性化させるために不可欠だと考えています。
 また、成功に向けては、窓口となる役所の担当部署・個人を明確化しながら、既に実体と実績のあるNPOや観光協会、繁栄会など既存の民間団体と協働し、人材や団体が力を発揮できるように、公民連携で、町が旗を振りながら有機的なつながりを生んでいく形が有効だと考えています。
 もちろん、その後は民間サイドが中心で自走化できる流れを作れれば理想的です。

 現在は大型スポーツイベントや大会などの”結果”として、町内での宿泊や飲食も行われるという謂わば「受動的な経済効果」にはつながっていますが、”意図した仕掛けによって動きを誘発する”「能動的な経済効果」創出へは、まだまだつなげきれていないと感じています。 もちろん、町内での宿泊のお願いや弁当の発注、その他誘致活動などの取り組みは知っていますが、「町が関わることで、まだまだできることがある」と思っています。

 役場をトップに、町内の関係組織によるスポーツコミッションを体系化し、例えばスポーツ大会で来町した層が町内の有料アクティビティに参加したり、より多くの来町者が町内での宿泊、飲食、買物などの消費活動をする全体設計、誘客、導線上の工夫をすることで、多額の初期・維持予算を投入して成り立っている、スポーツの森をはじめとする町のスポーツ資源をより有効に活用することができるのではないかと考えています。

 なお、こうした”仕掛け”の効果はスポーツで来町する層に限りません。 先の一般質問でも提言した通り、一つひとつの主体を有機的、戦略的につなげる取り組みは、観光面だけから見ても、「大津町で少しでも多くの消費をおこなってもらうこと」、そして町の活気向上や財政的豊かさにもつながると考えています。

 もちろん、スポーツの活性化によって、町のスポーツ人口を増やし、住民の健康増進や幸福度増加へつなげるという視点や仕掛けも外せません。

 以上を踏まえ、スポーツ団体・観光協会、さらには旅館組合や繁栄会などの町内の様々な団体とも連携しながら、大津町の立地および多様なスポーツ施設・文化・自然を生かせる「地域スポーツコミッション」づくりに取り掛かる考えはないか、町長の考えを伺います。

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【レポート】『岩手県北上市および紫波町』の視察

 11月25日㈰~27日㈫に実施した視察研修の概要をまとめましたので、以下の通りご紹介します。

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2018岩手視察0005
2018岩手視察0006

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【Facebook連動】 2018年11月下旬の投稿

 11月下旬のFacebookでの投稿です。









































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