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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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知事への直行便(タンデム自転車)

 11月の話になりますが、住民の方よりタンデム自転車(いわゆる2人乗り自転車)の規制撤廃・緩和に関するご相談がありました。

 状況を調べたところ、町ではなく県の所管とのことで早速、熊本県庁の「知事への直行便」にて、質問・提案をさせていただきました。なお、返信の内容については疑問に思う部分もあったのですが、提案した翌日には回答があり、そのスピード感には感心したところです。

 当該案件については、提案いただいた住民の方と一緒に継続して確認・準備等を進めているのですが、タイムリーなところでは佐賀県にて12月よりタンデム自転車での公道走行が可能になっています。今回は12月議会での一般質問で「町政への提案」を扱った事もあり、この機会に内容をシェアさせていただきたいと思います。 ※ご本人了承済み/プライバシー等も勘案し一部原文を修正


【知事への直行便投稿文書】

 はじめまして、私は大津町で議会議員をやらせていただいておりますが、先日立て続けに2名の住民より標記テーマ(タンデム自転車)について、「観光」「障がい者福祉」の2つの観点からご意見・ご相談を受けました。
 一つを原文のまま引用させていただくと、

 「知的障害者を持つ親として・・ 娘を少し自転車に乗らした事がありますが補助輪付きで公園での練習に終わりました・・やはり危険・・・先日ハウステンボスでタンデム車を借り複数人での自転車が楽しく、これなら親のハンドル操作で障害を持つ娘も運動に気分転換にもなり・・公道の走行が可能になれば・・有り難いのですが兵庫県や他県でも公道走行可能となっています。熊本でダメな理由がわかりません健康志向や障害を持つ方達が風を切る体感 親子の会話と町単位や届け出制等の縛りも加味しタンデム車の特区使用区域が設定されれば・・有り難いと想っています。」

との事でした。

 公道での走行禁止理由を調べた結果、分かりやすいものに次のリンク先の見解がありました(http://okwave.jp/qa/q7044784.html)。熊本県では「旅客業務であれば人数制限無し」との許可状況のようです。正直に申しますと大津町での需要の程はまだ分かりませんが、例えば特に「大自然と触れ合える阿蘇」等でも利用可能になることで「経済」「福祉」の観点からのメリットもあるのではと思ったところです。

 以上を踏まえまして、一度ご検討いただければ幸いです。



【回答】

>>金田英樹様

 このたびは「知事への直行便」をお送りいただき、ありがとうございました。

 今回、知事からの回答を希望されてご意見をいただいたのですが、タンデム自転車の公道走行については、県警の所管事項となります。

 県警へのご提案は、こちらからご利用になれます。
https://www.police.pref.kumamoto.jp/email/email.html

 もしよろしければ、当方からご意見をお渡しすることもできますので、希望される場合はお知らせ下さい。その際には、金田様のお名前や連絡先等の個人情報も併せてお渡しするかどうかも併せてお知らせいただければ幸いです。

 今後とも熊本県の県政運営にご理解、ご協力いただきますようお願い申し上げます。



【回答への返答】

>>熊本県提言広場管理者様
 お世話になっております。早々のご確認、ご回答大変有難うございます。

 担当所管について、不勉強で失礼致しました。
 しかし一方で、検討に当たって直行便に記載の通り「観光」、「福祉」の観点も含めて考えるとするのであれば、やはり県政とは切り離せないのではないかという思いもあります。よって、今後どうしていくかは別として、一度県を通して声を繋いでいただければ幸いです。必要であれば私の情報をお伝えしても構いません。

 以上、お手数をお掛けしますが宜しくお願い致します。 金田英樹


 以上が、県とのやり取りになります。


 上述の通り非常に迅速な対応には関心したのですが、基本的には導入に向けての方針決定をするのは「県」であり、「所管が県警だから」というのはおかしな話です。実際に佐賀の事例でも、ニュース等で経緯を確認すると、方針を決めたのはあくまでも県であり、一方で県警が具体的な方法論や調査項目を整理したという流れです。


 なお、「知事への直行便」の内容を受けて県から連絡が行ったようで、後日警察から電話がありました。

 回答としてはお話をした方は当該取り組みに理解はあるようでしたが、タンデムの自転車ではないものの近年自転車関連の事故が増加している事もあり、新たな規格の採用は安全面での懸念があるとの事でした。また、佐賀県においては、車道の広さ等を十分に調査検討したうえで実施に踏み切った経緯があるというご説明も頂きました。

 確かに私としても狭い道路で多用される形となり、もし事故が増えるようであれば大きな懸念点であると思います。また、もし渋滞を誘因するなど大多数の実生活に弊害があるような状況になれば結局は「効果」「効用」「恩恵」等の移し替えのような構図(誰かが恩恵を受ける分、誰かに同程度の弊害が出る)になり、それは望むところではないので、そこは利点だけに着目するのではなく、調査を経てそういったメリデメを秤にかけたうえでの慎重な判断が必要かと思います。ただ、担当者の方の見解としても、県が方向性を決め、強い要望・要請があり、安全面も確認が取れれば、警察としては実現の方向で進める事は十分出来るだろうという考えを示しておりました。

 いずれにしても、それが私の政治姿勢なのですが、今後も「何となく危なそう」「弊害もありそう」という「やらない理由」「やれない理由」を探すよりも、調査や試験・実験を行ったうえでしっかりとテーブルに必要な材料を並べた上で判断していきたいと思っています。


 なお、現在熊本県内でも自転車道のある以下のエリアであればタンデム自転車が乗車可能とのことですのでした。また、運動公園ではレンタルもありますので興味のある方はぜひ一度ご利用ください(恐らく漠然とイメージされるているより危険性は感じないと思います)。

①熊本山鹿自転車道・ゆうかファミリーロード
http://cycle-guide.panasonic.jp/special/yamahon/40.do

②湯前人吉自転車道線・球磨川サイクリングロード
http://www.synapse.ne.jp/s-hara/velo/cr_kuma01.html

③八代緑の回廊線
http://kumamoto-midori.com/shokai/keikan/h20/6/006.html

| 言論・政策 | 23:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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