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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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そうだ、選挙に行こう

 今回の衆院選でもそうですが選挙の度に低い投票率、特に若者が投票に行かないことが問題になります。

 定量的なデータで見てみると、例えば第45回衆議院議員選挙において、20代の若者の投票率が50%を切るのに対して、30代の投票率は60%強、40代は70%強、50代は80%弱、60代は80%強と顕著な差があります。

 社会の授業で学びますが、日本で始めて選挙が行われた1890年の衆議院議員選挙では選挙権が「直接国税を15円以上納めている満25才以上の男性」に限られていたので、全人口の1%の人しか投票できませんでした。
 
 所謂、不平等選挙で「一部の金持ちや権力者、そして男性にのみ」選挙権が与えられており、政治自体もその地位にいる人が有利な政策が実施される傾向にありました。

 ただ長い時間をかけて、我々は選挙権を勝ち取り、今では20歳以上の日本国民であれば誰でも選挙権を行使することが出来ます。

 しかし、選挙に行かなければかつての不平等選挙の時代と同じく、「投票に行く人」の民意が強く反映される恐れがあります。

 その「特定の民意」には、特定の地域、特定の年代、特定の団体を優遇するものがあるかもしれません。

 「失われた20年」から抜け出せない日本の状況を見て、中々政治に期待出来ない気持ちも分かります。
 汚職、あるいは各党内での派閥争い等の政治家側の不祥事やいざこざが政治嫌い、政治離れを引き起こしてしまう事も理解出来ます。

 しかし、実際に私たちが暮らすこの国の大きな方向を決めているのは紛れもない政治です。

 たしかに、自分が投票するに値する党や政治家がいないという声もあります。

 しかし、我々には収入や地位、性別等に関わらず自由な意思で投票を行う権利があります。

 そして、もちろん選択肢の中からの結果になるものの、その結果に基づいて政治が行われる。
 
 その前提があるのだから、選挙に行かなくては自分や家族の将来、あるいは子供や子孫の未来に対してに責任が持てません。

 だから選挙に行くのは、「権利」だけではなく、「責任」だと私は考えています。

 もちろん、「義務」ではないので、「選挙に行かない」というのも自由です。

 ただ、政治家や政治への不満を語るだけでは、世の中は変わりません。

 きちんと投票して自分たちの「代理」「代表」を選ぶ。

 そして自分たちの選んだ政治家がきちんと仕事をしているのか、どのような活動をしているのかということにも興味を持って、もし活動が疎かになっている、あるいは公約を守っていないのであれば、きちんと指摘して、時にはお尻を叩いて政治家を動かしていく。

 それくらいの心持ち、姿勢で良いと私は思います。

 若者の投票率の話に戻りますが、現在大津町には色々な地域貢献団体があり、私もいくつかの団体の会合に参加させて頂きましたが、参加者の中に20~30代の若者がいることは殆どありません。
 そういった状況も、若者も町のあり方や政治に興味を持ち、投票に行き、一緒に町の未来についてもっと考えていくことで変わってくるのではないかと思います。

 一般的な話ですが年を取るに連れて経験や知識は増えますが、一方で若さには勢いや柔軟な発想力、吸収力があります。
 
 若者が政治に、そして国づくり、地域づくりに興味を持ち、そういった具体的活動に参加することで、もっと良い国づくり、町づくりが出来ると信じています。

 こういう話をすると、「それではどうやって選べばいいんだ!?」と必ず言われます。

 これは情報を集める苦労や限界、あるいはめんどくささもあるかもしれませんが、とにかくよく考えて選ぶしかないし、正解もありません。

 ただ、例えば少なくとも20歳未満の子どもは、どれだけ政治の知識があっても、どれだけ解決したい社会問題があっても、投票できません。


 20歳以上の人達が、

この国や町がどんな風になったらよいのか

どういう政治家なら、我々の生活をもっと良くしてくれるのか

どういう政治家なら、現状の課題の解決策を導いてくれるのか

どんな政治家がいれば、安心して暮らせる町を造ってくれるのか

どんな政治家がいれば、町の財政は健全化するのか


 あるいは具体的に

大津にハコモノはこれ以上必要か

待機児童の問題はこのままで良いのか

若者が18歳になったら外に出ていくような町でよいのか


 そういった事をより多くの人が考えて、具体的な政策や人物でもって、政治家を選ぶ。

 そして選んだ後もその活動に興味を持つ。

 そうすることで少しずつでも政治家の質も向上し、具体的に我々の生活が向上していくのだと思います。

 私もどんな選挙においても、大切な一票を、しっかりと考えて大事に使いたいと思います。

| 言論・政策 | 23:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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