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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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消防団の操法大会

 昨日行われた大津町消防団操法大会(※)、私は選手ではありませんでしたが所属する第4分団の第1班は見事第4位で7月開催の菊池郡の大会へ出場決定、第2班も6位入賞となり、団総合2位の結果でした。

※消防操法は常備の消防職員や消防団の訓練の一つであり、基本的な操作の習得を目指すための手順であり、小型可搬ポンプ操法と、ポンプ車操法がある。設置された防火水槽から、給水し、火災現場を意識した火点(かてん)と呼ばれる的にめがけて放水し、撤収するまでの一連の手順を演じる。防火水槽・火点の位置、台詞、動きがあらかじめ決められている。全国規模で大会(郡市大会・都道府県大会・全国大会)が行われ、ポンプ・ホースなどの操作を速く正確に行うとともに、動きの綺麗さを競う。採点は各個動作の正確さ及び火点の的が倒れるまでのタイムなどが減点法で採点され、減点が少ないチームほど上位となる。以前は実際に放水を行わず展開~収納・撤収までの速さと正確さを競ういわゆる「空(カラ)操法(現実的ではないの意)」も行われていたが、現在は多少なりとも現実的な訓練になるよう、一連の行為(選手の格好)を大会基準として決められた要領通りに行ったうえで、ホースを伸ばし【火】と書かれた的に放水をあてる競技が主になっている。

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 団により取組みには差があるのですが、我々第4分団は4月下旬より雨天の日も連日連夜(19~22時まで前半は週3回、後半は週5回)の訓練で私も可能な限りサポートとして参加しました。しかし、どうしても外せない会議も多く参加出来ない日も多々あり申し訳ない気持ちを感じつつも、選手の頑張りと成果には本当に頭が下がり、同時に団の仲間として本当に嬉しく思います。

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 また、消防団以外の方々に対しては、ほぼ毎日少なくとも1つは何かしらの会議や集会等があるものの直前期は可能なものは欠席、特に会議は日程変更、また夜中からにしてもらった事も多く、色々とご迷惑もお掛けしましたが、(郡の大会に向けた訓練も期間を開けて始まりますが)これからまた通常運転でバリバリやっていくので宜しくお願いします。

 なお、このタイミングで書くのも少しはばかられるのですが、操法大会については上述の通り拘束時間も長く負担も非常に大きく、選手を含めて団員からも廃止すべき、あるいは負担を軽減すべきと言う意見を聞くことも少なくありません。

よくある意見としては、

【賛成派】
・消防ポンプ・ホースの扱いや規律を学ぶことが出来る
・訓練があれば普段来ない団員も集まりやすい
・同じ苦難、達成感を共有することで士気や仲間意識が高まる

【反対派】
・選手8名に対して、毎度2~30名が手伝うが選手以外の学びは少ない
・いわゆる「競技のための訓練」であり、実践的ではない
・何より負担が大きすぎる


というものが挙げられます。

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 負担の大きさも主たる要因の一つですが、団員の確保も難しくなっているなか、役割や報酬、活動費、あるいは”幽霊団員”等の在り方・整理も含めて、今後消防幹部、役場の担当課等ともお話をさせていただき、より良いあるべき姿像を描いていきたいと思っています。

 今現時点の個人的な考え方としては、「操法大会をなくすべき」とまでは思いませんが、例えば最大でも「大会1月を切ってからの訓練開始」「週3回3時間までの訓練」程度とするような申し合わせ事項を設け、負担軽減を図れないかと考えています。

 意図としては純粋な負担軽減もそうですが、何より先の東日本大震災では250名以上の消防団員が死亡・行方不明となっており、これは消防吏員や警察官の犠牲者数を大きく上回っています。そしてその大きな理由として知識や経験の差が指摘されています。そうした点も踏まえ、住民の命はもちろん消防団員の生命を守るためにも実践的な訓練が必要だと感じています。

 しかし、仕事も持ちながら携わっている団員の訓練の時間を純増させるのは現実的に厳しいと思っています。よって、負担軽減が図れた分の半分以下でも良いので、水防訓練やより実践的な消火訓練、あるいは新入団員向けの基礎訓練の機会を設ければ、「負担軽減」「消防団の機能向上」「消防団員の安全向上」が期待でき、同時に上述のメリットを保ちながら、反対の方が感じている負担感も軽減できるのではないかと思います。 

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 「伝統」「町の威信」等、色々持ち出せばきりがないのですが、私は「住民の生命を守るため」というのが何よりも優先されるべきであると思います。そして前述の通り、町としては「消防団員自身の生命を守る」取組みも団と共に考えていく必要があると思っています。

 まだまだ勉強中の身ですが、いずれにしても地域防災のあり方同様、消防団の在り方や活動はしっかりと整理し、今後政策としても固めていければと思います。

| 言論・政策 | 23:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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