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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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「防災士」意見交換会およびそのあり方

 先週11/27(木)の事になりますが、オークスプラザにて大津町で初めての「防災士意見交換会」が実施され、町内在住の防災士50名近くが参加しました。

 なお、私ごとですが、当日はお昼過ぎまで滋賀県で研修があり、夕方の便で帰る予定だったものの、まさに自然災害(阿蘇山噴火)の影響で予定の便が欠航となりました。
ただ、今回の会はどうしても参加したかったため急遽新幹線で戻ることを決意し、所要4時間50分ののちに18時55分に肥後大津駅に到着して、19時からの会議には滑り込みだったものの何とか間に合いました。

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 さて、今回の参加対象者は、本年9月の大津町防災研修講座で防災士となった住民50名弱、そして別途資格を取得していた住民のうち把握出来ている約10名を加えた計58名に案内をお送りしているとの事で、非常に高い参加率のようでした。

 なお、私は本年2月に熊本県主催の「火の国のぼうさい塾」で資格取得したため、殆どの方が防災士としては初顔合わせでしたが、見知った方も多くおり心強く感じました。

 今後の流れとしては、リストにある防災士の中から20名ほどを「防災指導員」に任命し、その方々が区長を中心とした地域住民とも連携しながら地域防災体制構築を牽引し、それ以外の防災士は連携・サポートするという体制を作っていく方針とのことです。

 更にそれと並行する形で「防災指導員会議(仮称)」「防災士連絡会(仮称)」等も定期的に行われる計画です。

 また、今回は10月より新たに採用した「危機管理専門員」の方の紹介もありました。現段階ではどういった動きをするか固まりきってはいないようでしたが、今回のような会議の準備や、元自衛官という経歴・経験を生かしての町の防災計画の見直し、その他にも地域の防災体制構築の補助等も防災指導員・防災士とも連携しながら担っていくとの事で大変頼もしく思っています。

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 なお、会の中でも指摘させていただきましたが、今回頂いた資料によると想定している役割のいくつかが消防団と重なっていました。 
 区長をはじめとして地域の中で役割を整理するのは中々難しいため、それぞれの「強み」や「スキル」等を勘案して、町としてガイドライン的にでも少し整理した方がよいのではと考えています。

 例えば、ある防災士の方は今週末に護川小学校で行われる防災訓練に防災士として呼ばれているとの事でしたが、私は同日引水東区で行われる防災講習会に消防団員として協力要請を受けています。

 もちろん、各種活動を通して地域の方と直に触れ合うほどに信頼関係が構築されていくという実感もあり、その信頼は災害時にも大いに役立つと考えられますが、特に東日本大震災以降、全体での水防訓練や地区での防災講習・訓練の支援など消防団の担う役割はもちろん参画行事もかなり増加しています。
 しかし、消防団員の数自体は変わっていないどころか団員の確保は年々厳しさを増しており、「負担の軽減」というのはやはり考えていかなければならない課題だと思っています。

 以前も触れた通り、先の東日本大震災では250名以上の消防団員が死亡・行方不明となり、これは消防吏員や警察官の犠牲者数を大きく上回っていますが、その大きな理由として知識や経験の差が指摘されています。よって、もちろんそうした点も踏まえ、住民の命はもちろん消防団員の生命を守るためにも実践的な訓練の必要性は強く感じています。

 ただ一方で、少なくとも私の見知った範囲では、普段の仕事もある消防団員に「火災」「震災」「水害」「救急救命」等、増加傾向にある課題を更にあれもこれもと担っていただくのはやはり難しいというのが実感であり、そういった意味でもこれを機に「防災指導員」「防災士」を上手く位置付けていく、もう少し言うと災害ボランティアセンターや消防署等も含めた全町的な防災組織・機能の中で、防災士自体や消防団との連携の在り方などをよりしっかりと描いていかなければならないと考えています。

 そういった事を今まさに担当の課の方々も計画立てて進めているところではありますが、私も「消防団員」兼「防災士」という事で、気付きがあれば積極的に意見させていただこうと思っています。

| 言論・政策 | 21:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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