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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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選挙における投票の話

 統一地方選挙の投票が始まっています。

 投票スタイルは色々で「知り合いだから」「お願いされたから」という理由での投票も少なくないと思いますが、私は自分なりに情報を集めて「相対的に少しでも町(社会)を良くしてくれそうな人」へ投票するようにしています。

 もう少し言えば、自分の生活はもちろん社会全体に関わることなので、たとえ仲の良い友人・知人でも町(社会)にとって相対的にプラスにならないと判断すれば、その人には投票できません。


■投票するうえでの判断基準
 あくまで私なりの判断基準ですが、結果は別にしても少なくとも「姿勢」として、次のようなことを確認しています。

 例えば

1期目でも出来たのにやらなかった事を2期目で急にやると言われても簡単には信頼できません。

市町村議会議員としても関わることのできた課題において、着手すらしなかった事を首長・都道府県議会議員としてやると言われても同じく中々信頼できません。

新人でも履歴やプロフィールを見ればこれまでの活動や生き方との整合性・一貫性、あるいは政策実現のための「資質」なども多少なりとも見えてきます。

 選挙公報や政策ビラに踊っている「マニフェスト」や「公約」には、言ってしまえば何とでも書けますし、街頭演説においても何とでも言えます。

 よって、私は公約・主張による「政策の中身・方向性」ももちろん確認しますが、そういった背景、実績、そして何よりこれまでの「姿勢」と合わせて判断するようにしています。

大津町投票所


■「できなかった」のか「やらなかったのか」
 「できなかった」と「やらなかった」では意味合いが大きく異なります。

 「成果」は0か1かではありません。

 確かに1に出来れば一見理想的かもしれませんが、採決での多数決における限界があることはもちろん、財源も限られ利害の不一致も頻繁に発生し得る政治の世界においては、そもそも1にするは難しい案件が多く、全体との予算配分や利害調整のバランス等も念頭に置く必要があり、そうでなければ0か1か以前の単なる「幻想論」や「部分最適」に陥ります。

 しかし、しっかりと能力と責任を持って働く政治家の創意工夫や活動によって、住民利益の総和を高めることは十分可能です。

 もちろん、限られた情報のなかで「絶対にこの人の方が良い」とは中々言えないのが選挙であり、「誰に投票すれば良いか自信がない」「投票したい人がいない」という声も理解できます。ただ、現行のシステムとしては、自分なりに情報を集めることで「相対的に少しでも町を良くする可能性が高そうな人」に投票するしかなく、それが統計学的にも一応は合理的選択です。


■"とりあえず"投票する事の是非
 いずれにしても、「とりあえず投票へ」という意見には完全には賛同しかねますが、鶏と卵の話で確かに「まずは投票する事」で多少なりとも政治への意識は変わってくるでしょう。そして、それが次の選挙への姿勢、あるいはまちづくりへの参画意識にも少しずつでも影響していきます。

 問題提起も兼ねて"完全には賛同しかねる"理由に関して述べさせていただくと、「何も分からなくても良いからとりあえず投票率を上げるべき」という人と話す際は、「政策や実績等をしっかりと確認したうえで地域の未来を深く考えて投票した人は10人全部がA候補を選択、一方でポスターの印象だけを見て選択した残り90人は全てB候補を選択。A、Bのどちらが当選した方がより良い社会に繋がる可能性が高いと思うか。」と問いかけると大概納得してもらえます。
 有権者の多くが「親戚」「友人」「知人」に投票しているような状況では同じような事が起こり得るのですが、もちろんいずれにしても民主主義的にはB候補が当選するのが"正しい"あり方です。

 要はそうした点も踏まえ、投票率向上をうたうのであればその意義や影響もしっかり伝えていくべきだという事です。


■政治家としての姿勢
 さて、蛇足になりますが、情報を集めようと選挙区に関わらず色々な議員のブログ等を覗いてみると、現職の方でも告知やお詫び・説明もなく「急に更新が止まっているもの」や「当初より極端に更新頻度が減っているもの」が散見されます。また、選挙前にだけ思い出したように更新しだすケースも少なくありません。

 当該ブログは、情報発信から始まる「対話」が第一の目的ですが、選挙で選択される政治家としては単に「投票しよう」ではなく、必要に足るだけの情報を示していくことも求められると思います。

 今月は少しバタバタで更新ペースが多少遅めなのですが、以上の点も踏まえて、個人的には必要な活動だと思っているのでしっかりと「常日頃から」定期的に更新し、これからも考え・活動・成果を発信していきます。

| 言論・政策 | 15:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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