FC2ブログ

大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

第一回大津町議会臨時会に出席しました(3/1(金))

 私は住民の方々の期待と信頼により、議席を頂いたと考えています。それらに応えるためにも、当然の責務として、大津町の広報誌だけでは分からない議会内部の現状や動き、課題を守秘義務上問題ない範囲でなるべく分かりやすくお伝えしていきたいと思います。


 選挙後の初議会ということで本議会では、主に以下の事項が議決されました。

①議長、副議長の選出
②委員会委員、および正副委員長の選任(総務常任委員会、文教厚生委員会、経済建設委員会)
③外部議会議員の選任(菊池環境保全組合議会議員、菊池広域連合議会議員、大津町西原村原野組合議会議員、大津菊陽水道企業団議会議員)
④監査委員、議会運営委員の選任



 まず、①の議長、副議長の選出ですが、今回からは初めて自薦者による所信表明演説が行われました。特に新人議員としては、誰がどのような信念で立候補し、どういった議会運営を目指しているか等が分からないまま、唐突に議会で投票を求められても中々判断のしようがないので、今回の試みは今後も続けるべき良い取組みであったと思います。
 多くの議会において、「議長に推す代わりに○○の役職を」というようなある種の談合も見られるようですが、私は自分の判断で任せられると思った方に投票させて頂きました。もちろん円滑な議会運営においては、一定程度の議員同士の纏まりも求められますが、馴れ合いやポスト云々の個人レベルの損得勘定ではなく、住民からの選挙によって選ばれている以上、その責務を十分に認識して「町のために何が一番か」という本質的な部分で議論、判断して纏まっていくべきだというのが私の持論です。

 国政に目をやっても「与党の案にとりあえず反対している」としか思えないようなやり取りもあり度々批判の的となりますが、広く国民の代表として選ばれている以上、「政党」や「議員個人」ではなく、「国家」「国民」を優先して考えるのが「あるべき姿」であると私は思います。大津町の議員は16名で国会議員に比べると圧倒的に少なく、全員で議論して纏まっていくことも随分やりやすいと思います。私は各議員の方々に対する敬意の念を忘れないようにする一方、そういった責務を真摯に受け取め、自分自身のしっかりとした主義主張も表明しながら「より良い大津町」のために一緒に頑張っていきたいと思います。


 次に②についてですが、まず委員会の位置づけについて簡単に説明させて頂きます。

 議会は重要な諸権能をもち、町政において大きな役割を担いますが、昨今の地方議会では、議事が量的に増大すると同時に質的にも専門化しているため、全部の議員が参加する本会議にかわって、各議員が総務、経済のようなテーマごと分かれた委員会による審議が実質的に大きな意味を持っています。質問内容も細かいので、自治体職員が一番気にしているのは、本会議ではなく、委員会であると言っても過言ではないと思います。

 委員会構成は自治体により異なりますが、大津町における各種委員会の役割を簡単に記載すると以下の通りとなります。

●総務常任委員会・・・総務部、企画部、会計課、議会事務局、選挙管理委員会、監査委員、他の委員会の所管に属さない事項
●文教厚生委員会・・・福祉部、教育委員会、子育て支援課の所管に関する事項
●経済建設委員会・・・経済部、土木部、工業用水道課、農業委員会の所管に関する事項


 私はこの中で文化や教育、福祉、子育て支援等を所管する文教厚生委員会に所属することになりました。3つの委員会の中でも特に範囲・予算ともに大きいとのことで、しっかりと取組み「付加価値を付ける活動」をしていきます。

 さて、この委員会の決め方ですが、当初案では議長の判断で決めた人事が各議員に提案されましたが、決定方法に対する申し入れがあり、一旦は各議員の希望を聞き、調整が行われました。最終的にはある程度は、各議員の希望が反映された割当となりましたが、偏りもあったため、過半数の議員は希望にそぐわない内容となりました。

 私は当初の希望通りの人事となりましたが、4年間(最低でも2年間)は所属す、位置づけとしても重要な委員会であることを考えれば、本来的には「どの委員会に入りたいか」だけではなく、「何をやりたいか」「過去の経験や実績を踏まえて何が出来るか」まで踏み込んで検討し、「効果的な割当」を目指すべきであると考えています。また、もちろん希望にそぐわない割当になることは仕方ないものの、何事においてもそうですが、最終的に判断した者は「どのような基準・根拠で選んだのか」を明確に提示するべきであると私は思います。
 今回は当初より組まれていた日程的に、上述のような踏み込んだ対応は現実的に難しかったのですが、次回からは日程調整の面も含め改善していくべきであると考えています。


 次に③④の外部議会議員、監査委員、議会運営委員に関してですが、町議の中から複数名選出することになっています。
 外部議会議員に関しては、議員投票もしくは議長による指名推薦にて、決定するという形になっていますが、今回は議員の同意の元で議長による指名推薦にて選任されました。私はどの外部議会議員にもなりませんでしたが、事前説明会において職務内容に関する詳しい説明が全くなかったため、新人議員においては総員判断のしようがない状態でした。私も現存するだけの全資料を用いて調べましたが、やはり限界があり時間も要するため、この点は行政側が事前にしっかりと説明するべきであると考えています。
 また、先ほどの委員会の件と同様ですが、議長による指名推薦で決定となったものの判断の根拠・理由の説明がなかったため、外部議会議員においてもしっかりとそれらの点を提示するべきであると思いました。こちらも同じく次回以降の課題として、提案させて頂きたいと考えています。


 私は、こういった大前提の部分から、一つ一つの事を「何となく決める」のではなく、しっかりと「議論し、根拠を明確にして納得感のある決め方」をしていく事が各位の「当事者意識」「責任感」を醸成することにも繋がり、より納得感、実益の多い議会運営に繋がると考えています。

 もちろん、議会内だけの話ではありません。住民の方々に対しても同様です。結果だけではなく「プロセスの開示」「是非を判断するための必要十分な情報開示」これらは、今後の活動においても重視し、推し進めていきたい部分です。

| 議会関連 | 23:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kanadahideki.blog.fc2.com/tb.php/31-ed17d3d7

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT