FC2ブログ

大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

教育について思う事

 雑感になってしまいますが、教育について思う事を少し書かせていただきたいと思います。

 既に小中学校は夏季休暇に入っていますが、本日から始まった夏季学習支援ボランティアへ早速行ってきました。
 もちろん、私個人の考えとしてもそうですし、「教育基本法」を見ても学校教育に求められるのは学力の向上だけではありませんが、今回は敢えて学力面にフォーカスして書かせていただきます。

996986_556206294450090_541306148_n.jpg


 常々思う事ですが、1人の教員で1クラス分の生徒を見ていくのには限界があります。例えば、本日の学習支援ではある一学年(高学年)を担当しましたが、自習形式で参加児童20数名に対してボランティアを含めて先生の数は5名。

 私は2時間、ほぼ1人の児童に付きっきりで両サイドの子にちょくちょく指導するのが精一杯でした。 ただ、やはりそれくらい少数の児童と向き合えれば、指導もしやすく、児童も問題を理解することで段々と笑顔が増え、結果やる気を出してくれるので、多少なりとも「勉強の楽しさ」というものを伝えることができた気がします。 それくらい一人の児童と日々関わることができれば、勉強が苦手な児童においても学力面での課題は飛躍的に解消できると思います。

 しかし、多くのクラスは先生と生徒の1対2~30数名、補助の方がいる場合でもせいぜい2対2~30数名なのでじっくり一人ひとりに目を向け、フォローしていくのは至難の業です。 それは少し学習支援に入っただけでも実感として感じるところで、児童を個人ベースで見れば「"たった"数十分付きっきりで指導してあげれば理解させてあげられる事を理解させることができていない」という感じるケースも少なくありません。
 
 ただ、私にとって指導教科は算数と国語のせいぜい2教科ですが、教職員にとってはそれ以外の多種多様な教科に加え、庶務雑務や事務一般、生活指導等も入ってくるので、それらをやりながら生徒一人ひとりに完全に授業内容を理解させるのはどんなに熱意があっても現実的に不可能です(蛇足ながらついでに述べさせていただくと、実際に指導をしての実感としては、小学校においても「学力向上」"だけ"を意図するのであれば、現在の担任制よりも中学校のような教科担当制の方が合理的であり、児童の学力も確実に向上するものと思います)。

 現在の大津町の教育長は「家庭力」を特に重視されていますが、私の持論は、『"家庭力"のコントロールは教職員の指導力のそれと比較しても圧倒的に難しく、不確定要素も多いので過度に求めるのは危険』という考えです。 しかし、上述の通り教育現場の現状を考えると児童の学力向上のためには家庭力はもちろん学習支援ボランティアも含めた地域力の向上というのは確かに必要なピースであり、全ての面から重層的に手を打っていく必要があると思います。

 現在、その辺りの課題を解消していくためにも、常任理事を務める東熊本青年会議(JC)において、子育て・教育に関する保護者向けの講演会を9月に実施できるように調整中です。

 詳細に関しては、現在感じているもう一つの課題認識とともにまた次回にでも別途ご紹介させていただきます。

| 言論・政策 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kanadahideki.blog.fc2.com/tb.php/320-97fc2495

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT