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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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『地域防災コーディネータ養成講座』に参加しました

 先週末は熊本県庁にて、火の国ぼうさい塾修了者対象の『地域防災コーディネータ養成講座』に参加しました(土日2日間の予定が台風接近のため日曜日の内容は延期)。

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 大津町からは単身かと思っていましたが、当日は全体参加者約50名中で10名程という多数の大津町民の方が参加していました。

 ほぼ皆様顔見知りだったのですが、お話を伺ったところ、本来は「火の国防ぼうさい塾修了者が対象であるものの、今回は定員に余裕があったこともあり、大津町の防災士講習で防災士資格を取得した防災指導員および防災士連絡協議会の有志が自主的に申し出て参加されたとのことでした。

 私も町の防災士連絡協議会には所属していますが、日々大津町の安全・安心を考え、研鑽するメンバーが多数身近にいることを大変心強く思うとともに、私自身も防災士としてはもちろん、数少ない”兼”議員、”兼”消防団員といった独自の立場からも提案・活動しながら付加価値を出していかなければならないと改めて強く感じたところです。


 今回の講座においては、「実際に自分たちが地域防災の指導者・コーディネータとして地域住民に伝える」ということを前提に、講義の受講や災害図上訓練ディグ「DIG」の演習などを実施しました。
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※自分たちの住んでいる地域の地図に、危険箇所などを記入して防災対策を検討する訓練


 さて、講師の方が繰り返し述べていたのは、「平時における物理的備え」の重要性です。

 訓練などでは何かと、「炊き出し訓練」、「ボタンティアセンター設置訓練」、「土嚢づくり訓練」、「避難所設置訓練」ばかりが行われがちです。しかし、阪神淡路大震災では犠牲者の8割近くの方が建物倒壊や家具等による窒息や圧死で亡くなられているとのことで、それを踏まえれば、より多くの命を救うには家具の固定や自宅の補強等が何よりも重要になります。

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引用元:国土交通省近畿地方整備局http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/daishinsai/1.html


 しかしながら、後者はともかく前者は固定具がホームセンター等で比較的安価に購入できるにも関わらず過半数の方が何の対応もしていないのが現状であり、行政としては地域の行事やお祭りで固定具を配布することや、広報誌等で周知することによって対応を促進すべきとのご意見がありました。

 また、「共助」における勘違いとして、「阪神淡路大震災で被災地内の消防・警察の人員だけでは間に合わないため、被災地内の市民による救出活動が重要な役割を果たした」ことを引き合いに出し、比較的体力のある若者が多い大都市圏では成立するが高齢化の進んでいる地方においては、力作業を伴う倒壊家屋等からの救出は現実的に難しいことを指摘し、家屋の耐震性強化と家屋転倒防止に取り組むことがまず重要であることを改めて強調していました。

 今回は大津町の防災担当職員の方も参加されていましたが、非常に充実した内容であり、私自身の学びの部分はもちろん、防災士だけではなく町の担当者と認識を共有できた意義は非常に大きいと考えています。

| 地域活動 | 22:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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