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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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復興局面における被災者支援

表題の内容に関して、思うところと今後の方向性を纏めてみました。 キーワードを羅列すると、「ゴールからの逆算」「マッチング」「資源の最適化」「目的の明確化」などです。
 現在、どのような手法の選択、あるいは場を設定すれば効果的かを検討しているところですが、ご意見・ご助言を賜れば幸いです。

【被災者ニーズと支援の変遷】
 
応急対応時は様々な個人や団体がそれぞれの思いで、多種多様な支援を行ってきました。
 事態が少しずつ落ちつき始めると、徐々に「物資は行き届いた」「支援が過剰になっている」「徐々に日常に戻ってもらうことも考えなければならない」などの声も聞こえるようになってきました。

 そうした声は、確かに的を射ている部分もあるのでしょうが、私が議員活動をするなか、あるいはボランティアセンターや避難所の運営に携わるなかで見えてくるのは大抵の場合、一部で指摘のあるような「過剰な支援に依存して日常に戻ることのできない被災者」ではなく、お年寄りを中心に老若や職業を問わず、現状の支援パッケージでは容易には「”生活の再建”を実現し得ない被災者」の姿です。

 そして、水や食料、生活物資が必要などの、誰しもに共通する”緊急時の共通ニーズ”から、被災者の境遇や属性などによって異なる”個別のニーズ”が増加しています。


【復興局面に合わせた支援の在り方】
 そうした現状も踏まえ、局面の変化に伴って「被災者支援の手法や在り方」を今一度見直す必要性を感じており、例えば、ある属性の被災者が1年後にどのような姿になれば、「”生活の再建が成った”と言えるのか」を具体的に描き、その”あるべき姿”から逆算して、各客体にとってより効果的かつ漏れのない支援メニューを、持ち得る資源と見比べながら検討・整備できないかと考えています。

 まだ漠然としているのですが、「各期間(半年・1年・5年後など)やevent(梅雨・台風・大規模余震など)を縦軸、被災者(子供・高齢者、全壊避難者・自主避難者、農家・商工業者など)の多様な属性を横軸に並べて、それぞれに必要なメニューや対応できる団体(行政含む)などを、まずはブレスト的に埋めていくようなイメージ」です。  さらに、そこから”町全体としての復興イメージ””あるべき姿”も一部見えてくるように思います。

 もちろん公的なものであれ私的なものであれ、できること、できないことはあるでしょうが、全体としての0か1かではなく、「できることならやれば良い」という発想です。
 例えばコーディネーターとして町内外の団体や各種制度との”繋ぎ”をするだけで効果のある支援も少なくないように思います。 また、肌感覚としては、「支援をしたいものの(あるいは復興に向けた取り組みをしたいものの)どのような取り組みをすればよいのか分からない」という個人・団体も一定程度存在するように感じています。

 キーワードを羅列すると「ゴールからの逆算」「マッチング」「資源の最適化」「目的の明確化」などになりますが、例えば子供向けのイベント的なものは”一過性”との批判もありますが、中長期的にみればやはり必要な支援の一つであると思いますし、そこでさらに「目指すべき姿」「何のために」が明確であれば、その時期や内容もより精査されてくるように考えています。

応急期の支援
矢印
復興期の支援

 付言すると、“町の目指すべき姿”に関しても、インフラや施設、経済、観光など個別の施策から部分最適に考えるのではなく、まずは現状把握の後に”全体像”を描き、そこから逆算しながら”やるべき事”を整理して取り組んでいく必要があり、そのための”場”も別途(可能なあれば同時進行で)必要であると考えています。

| 言論・政策 | 22:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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