FC2ブログ

大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「振興総合計画」と「まちづくりのグランド・デザイン」

 選挙を挟んだこともあり、最近は政治風土や政治思想をテーマにしたばかりだったため、久しぶりの政策関連の記事になります。 今回は、執筆が中々捗らず、【習慣の大切さ】【ブランクの弊害】を改めて痛感しました。 

 個人的には、アウトプットがあることで自分なりに考えを纏める訓練になり、インプットもより真剣かつ効果的に行えています。 何よりも記事に対して色々と御意見を頂くことで考えを深めることに繋がっています。

 これからもしっかりとブログを続けながら、リハビリをしていきます。


■大津町の長期計画と課題
 さて、平成30年度からは、大津町の新たな長期計画(8年間)となる【第5次大津町振興総合計画】が策定されます。
 
 そこで既存の計画体系から改善を図るべき点として、主に次の3点が必須であると考えています。

① 目標・指標および評価・改善手法の見直し
② 財政計画との連動(長期的な予算計画)
③ 町としてのグランド・デザイン(地理的・時間的な全体構想)の明確化 ※復興計画等の町の諸計画との連動も含め

②に関しては、過去の一般質問(リンク→http://kanadahideki.blog.fc2.com/blog-entry-287.html)や、当該ブログでも何度となく触れていますので、今回は③について記載します。


■町としてのグランド・デザイン(地理的・時間的な全体構想)の明確化
 大津町ではこれまで施設面では、運動公園(スポーツの森)、岩戸の里、中央公園、まちづくり交流センター、歴史文化伝承館、駅南口ビジターセンター等が整備され、道路や景観面では駅前楽善線、駅周辺の景観整備などが進められていきました。
 
 しかしながら、こうしたハード面の整備において、【最終的にどういう”町のカタチ”を創りたいのか】ということが見えてきません。 

 一つひとつの施設や道路を個別に見ていけば、(予算的負担を考えなければ)ないよりはあった方が住民の利便性は増します。  しかしながら、現実的には建設時はもちろん、維持管理にも多額の予算(=税金)が投入されますし、新設するという判断をする際も、「少しでも費用対効果を上げる必要ある」と言えます。

 もちろん大津町においても、今回の新庁舎の建設場所も含め、その局面において【どこに立てるべきか】の議論はしっかりと当然行われています。
 
 しかし、私が主張したいのは、ここで念頭に入れなければならない要素として、【数十年、あるいはその先の町のデザインが必要】ということです。

 例えば、菊陽町の場合、図書館、温泉、運動施設等が隣接しているため、利活用の面でも相乗効果が生まれています。 さらに隣接していることによって、循環バス等のルートも限定されるため、効率的な公共交通網が築けます。
 また、こちらは元職員さんに伺ったのですが、前町長の意向で、目先の開発に飛びつかずに纏まった土地を残しながら、道路などのインフラを整備してきたことにより、大規模ショッピングモール等の誘致が可能であったとのことです。

 グランド・デザインの欠如による不具合は色々あるのですが、例えば大津町では【必要な施設が点在していて不便】だと言う住民の方も少なくありません。 そして、前述した菊陽町との対比で言えば、循環バス等の公共交通網を整備するうえでの難しさを増大しているように思います。

 少子高齢化の現代では、必要な諸施設が隣接した【コンパクトシティ】という流れが、地方における一つの潮流になっています。 もちろん、必ずしもその潮流通りの計画を大津町が進めるべきということにはなりませんが、一定の規模の開発をする際には将来計画と照らし合わせて、先を見据えたうえでどの程度の効果が見込めるか、までを踏まえて検討する必要があります。


■外部環境分析と税収効果シミュレーション、および住民参画
 また、計画策定にあたっては町内資源のみでなく県内、特に隣接地域の状況も大きく影響しており、可能な限りそれらの要素も組み込み・予測していくことも必要です。  例えば、「国道57号線北側復旧ルート」はもちろん、合志市竹迫に計画されている大型商業施設等も今後の大津町のグランド・デザイン、ビジョンへ確実に影響するものと思います。

 町としては、そこれらのことを、【住民税の将来推計や住宅・企業誘致の税収効果シミュレーションや公共施設のPRE(公的資産マネジメント)】等と組み合わせ、必要な調査・分析を重ねながら描く必要があります。
 
 そして、その前提の上に住民と協働したワークショップやパブリックコメント等を積み上げて、当事者の声を取り入れながら、共に町の計画づくりをつくる必要があると考えています。

| 言論・政策 | 18:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kanadahideki.blog.fc2.com/tb.php/475-e3049ae0

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT