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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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「認知症サポーター」になりました

 先日、大津町の養成講座に参加し、認知症サポーターになってきました。

 「認知症サポーター」とは、認知症について理解し、認知症の人や家族を見守る人で90分間の養成講座を受ければ誰でもサポーターになれます。特段の義務等はありません。

 ちなみに熊本県の認知症サポーター数は人口比で見ると全国第1位で、大津町にも約3,000人の認知症サポーターがいます。大津町の人口が33,000人弱なので、何と約10人に1人という数になります。なお、講座の内容は認知症に関する基本的な話が中心で「正しい知識を身につける」ことに主眼が置かれています。

 現在、認知症の患者は全国で300万人、85歳以上の4人に1人が認知症と言われており、それを大津町の人口構成比に当てはめると、統計上の認知症の方々の数は800人を超えるそうです。そういう状況の中、「認知症」がこれまで以上に身近かつ大きな地域問題となっており、「みんな」が正しい知識を得て、地域の人々で認知症の方やその家族を支えていくべき時代になっています。

 認知症になると物忘れが酷くなるだけではなく、我儘になったり、怒りっぽくなったりするとのことで、そこを理解していなければ関わる人は精神的にもより辛くなってしまいます。

 また、それまで当たり前に出来ていたことも出来なくなります。例えば、お釣りの計算が出来ず小銭が沢山あるにも関わらず、お札で支払いをしてしまう人もいます。このようなケースでは正しい理解がないと、わざわざお札を出すことに店員側がつい厳しい態度を取ってしまうことがあるそうです。

 しかし、家族や地域の方に正しい理解があれば、認知症の方の心を傷つけない対応をしやすくなります。また、正しく理解して「仕方ないこと」と分かれば、「お互い」が気持ちよく過ごすことが出来るのではないかと思います。


 認知症に限った話ではありませんが、以前老人ホームにお勤めの方に次のようなお話を伺いました。

 入居者の中には比較的健康な人もいれば、歩くことあるいは話すこともままならない人もいますが、「比較的健康な人はそういった人を毛嫌いするケースがある」とのことでした。それは健康な自分が同じ施設にいることを認めたくないというプライドや、未来の自分を見ているようだという嫌悪感など色々な要因があるようですが、食事の時間などにお互いが少しでもコミュニケーションを取るような工夫をすることで「お互いが何ら変わらない同じ人間なんだ」と分かり、段々と打ち解けていくそうです。
 「まずは知ること」、大事なことだと思います。
 

 「認知症サポーター」について興味のある方はぜひ最寄りの役所に問い合わせてみてください。(ご参考に大津町のHP内のリンクを添付します→http://goo.gl/q2LJm


 なお、この認知症サポーターは厚生労働省が推進していますが、現在全国で約360万人(平成24年9月現在)がおり、学校や企業団体として認知症サポーターの講座を受講しているところも沢山あります。そして、ここまで人数が増えたのはやはり「行政」が課題として認識し、強力に推進してきたことも要因の一つだと思います。

 認知症だけでなく、地域の課題には子育て、教育、介護、仕事創り等の生活に関わる重要なことが沢山あります。特に現在は中央集権による画一の時代から、地方主権で「地域の要望に沿って地域を創る時代」「地域で地域の課題を解決していく時代」になっています。

 大津町としても「住民の声」を聞き、そして「現場」とも積極的に関わっていくことで、一つ一つを吟味検討してきちんとした政策として形にしていけば、何も難しい話ばかりではなく、やれることはまだまだ沢山あるのではないかと改めて思いました。

| 地域活動 | 04:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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