FC2ブログ

大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

“見えない部分”を見る

 先日、私より少し年下の司法修習生とお話をしました。

 そこで、当人は今のところ経験はないものの、「刑事であれ文字であれ、依頼人に全く共感、同情できない場合でも、役割としては依頼人を弁護しなければならないケース」について話が至りました。 もちろん、例えば刑事事件であれば憲法に規定された弁護人依頼権があるため、プロとして全力でクライアントに応えるという結論でしたが、やはり感情論としての葛藤はあるようです。 

 一方で、我々政治家、あるいは行政職員も同じですが、逆に「依頼人(たまたま話を頂いたい方)」だけの方向を向いて仕事をすることはできません。

 「道路の問題であれ、福祉の問題であれ、商業の問題であれ、目の前に困った方がいて助けを求めていれば、どうにかしてあげたくなのが人情ですが、予算も人員も限られている限り、”何かをするために使った予算は何かをできたはずもお金”であり、目の前の方だけではなく、利害関係者すべてに目を向けなければなりません。」

 ある一面だけを見れば冷たく映るかもしれませんが、「目前の方に十分に寄り添いながら、さらに将来世代を含めた全ての町民のことをリアルに考える」必要があります。

 ”町の財布は一つ”という前提があるので、最近ではあまり聞きませんが、「〇〇議員にお願いしたお陰で家の前の道路がすぐに良くなった」という裏には「本来であれば、そのタイミングで整備できたはずの危険道路」があったかもしれません。 さらに大きく言えば、「福祉への予算配分を増やすということは、その他の予算をあきらめる(あるいは借金を増やす)」ということになります。

 ただ、日々実務を行っている職員さん達に比べて、政治家はこの前提をしっかりと認識、というより”意識”しながら、施策・政策を考えている方は少ないように思います。 

 個人的には、「この”前提”を意識してこそ、”目前には見えていない部分”に目を当ててこそ、真に住民の生活に恒常的に寄与する活動ができる」と考えています。 

 限られた予算で、『あれかこれかの「配分」の話だけをするのではなく、創意工夫に富んだ「政策」をもって、如何に「最小の経費で最大の効果」、「最大多数の最大幸福」を実現するかが、”政治家”としての知恵の使いどころ、腕の見せどころ』でもあると思います。

| 言論・政策 | 23:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kanadahideki.blog.fc2.com/tb.php/545-26da9251

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT