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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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大津町の保育と待機児童

 表題のテーマについて、先日住民の方とお話した内容の要点を整理して共有させていただきます。

 大津町においては、私が議員になった5年前からだけでも数百人規模で保育所の定員を増やしています。

 しかしながら、町の人口や就労者の増加などによって、現在でも顕在化しているだけで数十人の待機児童が発生している状況です。 実際は「最初から諦めている家庭」や「就職できたら保育所に申請しようと考えている家庭」など、潜在的な待機児童が更に多数存在しているものと思われ、ここ数年は保育の枠が増えるほど申請も増加するイタチごっこに似た状況となっています。

 そこで、本来であれば、保育を望む家庭の要望には全て応えていくことが、理想的な姿なのですが、「産休・育休明けの常勤就労者・親のいない家庭・保護者の入院・出産等、家庭の災害の復旧にあたる場合や常勤就労者」を筆頭に、勤労時間などによって、止む無く入所の優先順位を付けている状況です。 また、それとは別に、「母子・父子家庭・生活困窮家庭や、家庭・地域の危険度、就労の日数、同居の親族の有無」などによっても、入所の優先順位が異なってきます。 

 これは、家族・親戚を含めて自力ではどうしようもない、相対的に少しでも必要度の高い家庭に優先的に保育を提供することを優先しているためですが、一方で、基準が”定型的”に適用されているため個別の事情の全てには対応できていない状況で、実態とそぐわないケースも確かにあるものと認識しています。

 根本的な是正に向けては、保育所の増設が急務であり、これまで保育所の増設を訴えてはおりますが、「高齢者福祉などでも支出が増加し続けるなかで財政的なバランスをどう取るか」、「将来的に子供の減少も予測されるなか、保育施設の増設は中長期的に町内既存の園の経営を圧迫することになるため、町内での合意を含めて慎重な対応が必要」「既存の園でさえ保育士の確保に苦慮している」などの状況から、少しずつの改善しか進んでいないというのが現状です。

 一方で町としては、上述した保育所の増設に加えて「一般家屋を用いた小規模保育(家庭的保育)の推進」「既存園への定員増の依頼(現在殆どの園で定員を大幅に超える規模で受け入れ)」を進めています。

 また、国の動きとして幼稚園と保育園の一体化を図る「認定こども園制度の創設(これにより、例えば2018年度から大津音楽幼稚園は保育の機能も持つことになります)」「企業主導型保育所の創設(大津町の施策としての保育所増設とは別の流れで、町内でも国直轄の2園が誕生します)」などを進めており、私も直接事業者とも相談・協力しながら企業主導型保育施設の充実に向けても取り組んでいるところです。

 また、私としては保育人数が増えている大津町においては、「職を持つ子育て世帯が一層増えること」や、「小学校の部活の社会体育への移行(部活をする児童が減少する可能性がある)」「保育園の無償化(保育世帯の一層の増加要因)」さらにはで、その延長線上で小学校の学童保育施設の大幅な不足も今後必ず顕在化してくるものと予測しています。 

 そうした点も睨みながら、町へ向けて今後も様々な政策提言をしていきます。

| 言論・政策 | 22:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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