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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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地域の地方創生事業@宇城市

 先日、宇城市役所にて、「地域の地方創生事業」についての、ヒアリング及び意見交換を実施させていただきました。

 地域の地方創生事業とは、”町全体”という視点ではなく、行政区単位、校区単位等で、地域の具体的なビジョンと施策を持って取り組んでいこうというもので、宇城市では、松合校区という人口が1,700人ほどの地区がモデル地区となっています。

 以下、HPからの引用にある通り、単に校区単位の計画を創るのではなく、「住民主体で、行政はあくまでもサポートしていく立場で進める」という点が大きなポイントです。

>>『古くから交易港として栄えてきた宇城市不知火町松合(通称:まっちゃ)校区にて地域の将来ビジョン(地域デザイン)の作成を実施します。
地域住民による気づきや、地域内外から校区へ関わる人を増やし、地域住民で「できること」、「やりたいこと」をワークショップ等の方法により、みんなで話し合いながら決めていきます。』


 本町に置き換えて考えると、一言で「大津町」と言っても、大幅な人口増加地域がある一方で、高齢化・過疎化の進展が著しい地域もあります。

 このように、地域によって課題もやるべき事も異なる中で、町全体を対象にした「総合計画」だけで町の未来を描くことも、更にそれを行政だけで担っていくことは難しいと思っています。


 これまで一般質問を含め、議場でも色々と提言させていただいていますが、地域住民によるワークショップなどを通して話し合いを重ねながら、『地域の将来ビジョンの作成を地域住民主体で行っていく』という取組みを、正に実践しておられます。

 実態としては、まだ探り探りの部分も多くある段階とのことですが、新たな層の掘り起こしにも繋がっており、手応えも感じておられるようです。

 地域の方々だけで、完全に自走できる段階にいくまでには、かなりの時間を要すると思いますが、「地域の方々に動いてもらうために、行政側としてはどのような支援ができるか」ということを、役所側の機構改革(縦割り是正)までを含めて、担当課を超えて全庁的に取り組まれていました。

 昨今では、自治体の資源(ヒト・モノ・カネ)不足により「自助」を求める声が多く聞かれ、確かにそれは致し方ない部分ではあるのですが、「自助を進めてもらうための公の在り方」という切り口でも大変参考になりました

 また、ディスカッション中、何度も”バランス”という言葉が出てきました。 未来永劫に亘って責任が持てるのなら別ですが、行き過ぎた支援・介入が中長期的に逆効果になる恐れがあります。

 一方で、走り出しの段階では、行政が寄り掛かり過ぎるくらいでなければ、中々スタートダッシュが切れないというのも悩みどころかと思います。 短期、そして中長期での地域人財育成の必要性も改めて感じました。

 やはり、”地域で主体となって考え、走ることのできる人財”がいる地域は強いのですが、現在のところは”ありき”では成功モデルを横展開できず、施策も人材も、今と未来の両方をしっかりと見据えていく必要がありと感じました。

 この人財の育成・確保は地域だけでなく役所でも同じで、今回のヒアリングの中では、担当者さんの熱がとても良く伝わってきました。

 今後は、ぜひ地域でのディスカッションもオブザーブさせていただきながら、新たな政策提言にも繋げていきます。

 また、今回は所属している復興Project大津「カセスル熊本」のメンバーと共に訪問させていただいたため、今後は現場レベルでも色々と取り組んでいければと考えています。

| 言論・政策 | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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