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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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6月議会が始まりました

 本日より、6月議会が始まりました。

 初日には、前半にて専決処分5つ(町税条例改正、平成24年度補正予算等)に関して、執行部からの内容説明を受けての議員質疑、承認が行われ、後半にて議案5つ(中学生までの医療費無料化、平成25年度補正予算等)に関して、執行部からの内容説明を受けての議員質疑が行われました。

【専決処分って何?】
 地方自治法に基づき、本来議会の議決が必要な事項について、議決をせずに首長自らが決めること。緊急で、議会を招集する時間がない場合などに限った補充的手段。専決処分した場合は次の議会で報告し、承認を求めなければならないが、承認されなくても、効力に影響はない。災害復旧予算などに使われるケースが多い。


 議案については、明日以降、各委員会に付託されることとなりますが、大津町の議会においては『基本的には自分の所属する委員会の所管する事項については委員会にて質疑する』との申し合わせ事項もあるため、この時点ではあまり踏み込んだ質疑はなされず、委員会にてより活発な質疑・討論がなされます。

 図1

 
 私としても細かい事項について、質疑したい事項は多くありますが、本会議中の平成25年度一般会計補正予算に関しては、一点、『河川カメラ設置工事』について質疑しました。


【河川監視カメラ設置工事に関する質疑(要旨)】
【金田】
 消防費として、水位確認のための河川監視カメラを5台設置する工事を840万円で計上しているが、水害が予測される場合、現地で視認した場合でも例えばどの時点で避難勧告を出すべきか等の判断は難しい。一方でこの840万円という金額を使うのであればそれなりの効果が求められるが、カメラの場合、限られたポイントしか確認できないため、過度の信頼は危険であり、現実的には補助的な役割になると考えられる。
 それらを踏まえて、どのような機能のカメラを、アクションプランのなかでどのように位置付け、利用していくかの計画を伺いたい。


【答弁】
 カメラは昨年の水害時、十分に状況を確認出来なかったために設置するものである。必要に応じて現場に人を派遣するなどの対応を取りたい。

【金田】
 具体的に、誰がどのようなタイミングで映像を確認し、どの程度の水位になったら人を派遣するか等の、そういった具体的なアクションプランがあればそれを伺いたい。

【答弁】
 映像は24時間監視する。指摘の通りモノだけに任せるのではなく、しっかりと人と連携させた形で活用していく。



 以上のようなやり取りとなり、答弁を要約すると『道具だけに頼るのではなく、必要に応じて人を活用する』ということですが、これは言うまでもなく当たり前のことであり、私の期待した答弁とは相違するものでした。
 

 『道具』、『人』だけではなく、それらを踏まえた『アクションプラン(計画)』があってこそ、初めて仕組みが機能します。
 24時間監視すると言っても現実的には、四六時中専属の職員が監視するということではないはずです。例えば、降雨量によっても、監視レベルは変わるはずであり、同じであればナンセンスです。
 ”必要に応じて人を派遣”と言っても監視している一職員が判断するのは難しく、具体的にどの程度の水位という目安を決める必要があるはずです。更に、その目安に達した際の連絡系統や、その後にどういった対応を取るかまでを事前に決めておかなければ迅速な対応は取れません。
 また、まず最初にアクションプランありきで考えれば、設置するカメラの機能や場所、台数等も変わってくるかもしれません。
 そういった形でアクションプランを練るなかで、計画の欠点や改善点も見え、実際の災害の発生前に、より有効な仕組みが出来上がります。

 個人的には、『カメラで24時間水位を確認し、必要に応じて人を派遣する』というざっくりとしたスキームだけ聞くと、カメラがあることでどの程度、迅速・有効な対応に繋がるのか疑問が残るところであり、高いコストをかけて設置したものの『漫然と監視するだけ』になるのではないかとの不安を感じています。

 『人』『モノ』を最大限に活用するための綿密かつ具体的な『アクションプラン』を練ることは事業企画の基礎基本、大前提であり、こういった視点は行政においてもより重視されるべきだと考えており、私自身、その視点は今後も大事にしていくつもりです。

 なお、消防費に関しては総務常任委員会に付託されます。本会議にて質疑のあった事項については、委員会でも基本的にはその内容を踏まえたうえで審議していただけるので、当件に限って言えば一旦はそちらにお任せしたいと思います。
 また、私としても、明日からの委員会にて本会議では質疑出来なかった文教厚生委員会の所管する福祉、教育、子育て、文化関連の補正予算案をしっかりと審議していきます。

| 議会関連 | 23:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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