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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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空港への豊肥本線分岐延伸に対する金田の考え

 前回の説明会概要に引き続き、当該テーマに関して、私なりの考えを述べます。


【考えの概要】
 まず、個人的な見解の概要は、現在配布中の活動&町政報告誌「新風! Vol.24」から引用すると次の通りです。

>>昨年12月に県は三里木駅から空港への路線分岐延伸の方針を示しました。この動きは本町にとって、非常に大きな転換点です。観光、宿泊や日々の利便性の面もありますが、今後の住宅着工、人口流入出の流れ、ひいては地域の消費・購買力や税収にも大きく影響します。 
 したがって、町単独はもちろん、菊池や山鹿、南阿蘇など影響の大きい近隣市町村と連携した誘致活動が官民両面で必要だと考えています。
 一方で、決定権という意味では最終的にはどうしても他力になります。政治家の立場としては「仮に三里木分岐となった場合の影響と必要な動きは何か」ということにも向き合い、裏側では緻密に影響分析や対策検討などを同時に進めることも求められます。



 補足すると、蒲島知事は運動公園へのアクセス改善という理由を強く発信していますが、もう一点、より大きな狙いとして、『新路線沿線の開発』を企図しているのではないかと考えています(あくまでも私見です)。 予定地域は現状、市街化調整区域であるため住宅開発はできませんが、延伸と同時に規制を外せば、広大な農地となっている当該エリアへ新たな、そして大きな賑わいを生むことができます。

 しかし、この計画は大津町以北の地域の衰退に繋がるものであり、相当な全体政策・複合施策がセットで存在しなければ、強い言葉を使うと“切り捨て”とも思える方策です。 また、仮に新路線近郊が発展したとしても、特に既に厳しい状況にある大津以北の地域は益々厳しくなり、県全体としてみれば上手い政策とは思えません。

 また、アクセス面に限っても、三里木から阿蘇方面への減便をせずに分岐延伸をすることは恐らく不可能であり、多くの通勤・通学者にも多大な影響がでると推測しています。技術的にも現状は肥後大津駅が電車とディーゼルの境界ですので、乗り入れの問題も出てきます。

 24日の町説明会内での意見にもありましたが、私としても肥後大津からの分岐延伸としないのであれば、よっぽど分岐延伸は行わずに、肥後大津駅および県民総合運動公園へのシャトルバスの増便、新設で対応することの方が理にかなっているように思います。

 以上のことから、私は以下の優先度での要望・対応案を考えています。


【金田の考える3つの方策】
(県として沿線開発はできず運動公園へのアクセス改善にも繋がらないが)仮に分岐延伸をするのであれば、乗り入れ・乗り換えに支障をきたさない肥後大津駅からおこなうことを求める(東ルートであればスポーツの森までの電化および駅新設も俎上)。

(県として沿線開発はできなくなるが)分岐延伸は行わずに、肥後大津駅および県民総合運動公園へのシャトルバスの増便、新設で対応することを求める。

(残念ながら大津町に施策の決定権がないことを踏まえ)三里木駅からの分岐延伸計画が止まらない場合も想定し、大津町が今後も発展できるような少しでも多くの条件(エアポートライナーの継続および利便性向上、部分複線化 等々)を県へ提案しながら引き出すための検討を要望の裏側で進めていく。



【県への要望・交渉を行ううえで必要な視点】
 また、要望を行うにあたっては外すことのできない重要な視点があります。

 それは、「県がなぜ当該ルートにこだわるのか」の背景分析ができていないままに、単に大津町だけの都合で自らに利する取り組みを叫んでも議論にはならないということです。

 町としては、県の述べる「運動公園や免許センターへのアクセス改善」、あるいは「県全体の発展」という点において、より魅力的な案を示すことが求められます。 議論の軸を合わせ、相互メリットを探ることは交渉ごとの前提であり鉄則でもあります。

 (特に政治家に対しては)運動を起こすとともに情緒的な部分に訴えることも効果はあり必要ですが、残念ながら町の論理だけでは、県は動かせません。

 この点は、先日の説明会において、町の方針・方策を聞いた限りでは汲み取れなかったところです。


【今後の戦略のベース】
 今後は、少しでも多くの情報を集めながら、仮に三里木ルートになった場合の影響分析も含めて、有識者などの話も聞きながら、さらに近隣自治体の官民と協働することも合わせて、プラン別で大津町の取るべき戦略を整理する必要があると考えています。

 私としても、大津町の議員として、少しでも町の発展につながるよう努力しますので、ご意見・ご助言等がありましたら、ぜひお気軽にお寄せいただければ幸いです。


※こちらもぜひご覧ください!
リンク→金田ひでき公式ウェブサイト 

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