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大津町議会議員 金田ひできの『新風!』

熊本県大津町の議会議員、金田ひできのブログ 『新風(しんぷう)!』

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議員の仕事1(定例議会)

 少し固い文章になりますが、本日は「議員の仕事」について書かせて頂きたいと思います。

 議員の仕事の一つとして「定例議会」への参加があります。大津町の場合には年4回概ね3月、6月、9月、12月に7日間に渡って開催され、その場では行政(町長や役場等)に対して事務の執行状況や各種の施策への質問や、条例・予算・決算等の審議を行います。

 その議会において議員には「一般質問」を行う権利があります。

 「一般質問」とは、議場にて議員が町政の様々な問題について行政の執行機関に質問することです。

 議会(議場)において、議員は基本的には行政側が提出してきた議案を「審議する」という立場にあるため、能動的に幅広い分野から質疑出来る一般質問は議員が町政全体へのチェック機能を果たしながら「付加価値」を付けていくために非常に重要な位置づけにあると言えます。

 そういった意味で、議員にとって「一般質問」は、公の場である議会で、町長の考え方や町政がどのように運営されているのかを確認し、住民の意向や利益にそぐわなければそれを正すことの出来る大きな「武器」となります。

 よって、一般質問は、「大局的な政策を建設的立場で論議すべきこと」を十分理解して簡潔で内容のある次元の高いものを展開する必要があります。

 しかし、大津町に限らず、多くの地方議会での一般質問の状況をみると、任期の4年間で一度も質問を行わない議員もおり、質問をしている議員についても質問の内容が「単なる事務的な見解を正すに過ぎないもの」「制度の内容の説明を求めるもの」「議案審議の段階で正せるもの」、あるいは「特定の地区の道路改修などを要望するためのもの」など、一般質問としては適当ではない「儀礼的」「非建設的」なものも多く見受けられます。

 例えば災害対応を巡っては、議員による「対応に問題はなかったか」とのあまり建設的ではない質問が見られます。しかし、質問にあたっては、本来であれば事前に色々なことを調べて、調査内容を踏まえた具体的な問題点を指摘し、その問題点を含めて行政が「現状どのような方策を考え」「いつまでに」「どのような形のものを」「どのように住民へ報告するのか」まで突き詰めて初めて、「意味のある建設的かつ実効的な」一般質問になるのではないでしょうか。更に行政からの回答についても、不明瞭な部分があれば積極的に再質問を行い、掘り下げていくことも大事です。

 そうしていくことで行政サービスの質もより高まり、住民生活も向上していくと考えます。
 
 また何よりも、限られた質問時間を有効に生かすためには質問者もテーマの絞り込みや奥の深い議論・調査研究をして実りある内容にする必要があります。そうするためには、一議員が自分の知識や考えのみに基づき、あるいは場当たり的に住民からの依頼に応じて「表面だけ」の一般質問を行っていたのでは、中々本質に迫った建設的かつ実効的な動きには繋がりません。
 
 よって私は議員本人の研鑽は当然として、更に様々な問題意識を持ち地域の将来を憂う方々、自らの描く「あるべき姿像」あるいは思いの実現に向けて様々な活動を行っている個人や団体と共に学び、考え、議論し、協力して政治に関わっていく必要があると考えています。

 もちろん、個別の課題の解消についてだけではなく、より大局的な視点、例えば「役場の組織・制度あり方」や、「自治体運営の基本原則を定めたまちづくり基本条例をどのようにより実効的なものにしていくか」等についても、一般質問やその他行政への働きかけを通して切り込んでいく必要があると感じており、その点についても、まず議員は自分自身の考えを持つことが第一ですが、そこから更に多くの住民やその他有識者と共に考え、議論し、研鑽していくべきだと思います。

| 地域活動 | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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