森の守り人さん主催のセミナーに参加しました
初日の内容は、「儲かるやないか 林業は!」 と題して、森林組合には頼らない自伐林業を推進すること(主に副業として)により、林業従事者の所得が上がり、日本の林業再生が実現出来るという趣旨の内容でした(講師によれば上前をはねる森林組合は不要であり、今の業態では「儲かる林業」が実現出来ないがために広がりを持たせられないとのこと)。
2日目の内容は、「儲けた金で商店街をうるおす!」と題し、森林に関するボランティアやバイオマス材収集への謝礼・報酬として、地域通貨を用いることで、経済を循環させることが出来るという内容がメインでした。
林業には携わったことがない身としては、始めて知ることも多く大津町の林業を考えていく上で参考になる部分も多い内容でした。
私が何をする上でも心掛けていることに、「相手がどんな有識者や専門家であれ、一つの場所で見聞きした情報を鵜呑みにしない」ということがあります。情報は何よりも自分でしっかりと判断して、取捨選択し、足りないものがあれば能動的に収集するということが重要です。 私自身も本日学んだことを元に更に色々と視点を広げていければと思います。
「森の守り人」の方々は、熱い思いと志を持ち、セミナーの主催だけではなく、災害時の緊急燃料とするための防災薪小屋の設置、実地での「森のしごと体験会」等々、様々な具体的活動を行っており、大変頭の下がる思いです。これからも何かとお世話なることもあるとは思いますが、ぜひ私も積極的に関わらせて頂き、「協働」でより良い大津町づくりを進めていきたいと思います。
【森の守り人ブログ】
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