「大津地蔵祭」の振り返り
また、本年も昨年に引き続き尚絅大学の学生約30名(「課題探求プロジェクト」の講義を受講している1年生およびサービスラーニングサークルの1~4年生)が様々な形で祭に参画してくださいました。
以下、それぞれの取組みについて簡単にご紹介させていただきます。
【お化け屋敷】 東熊本青年会議所(JC)
個人的には3度目の参画ですが既に20年以上続いている事業です。本年は雨天により二日目が中止となったものの子ども達を中心に770名の方にご来場いただきました。また、本年は新たな取組みとして、子ども達がおもちゃのボーガンで的を狙うルーレットゲームも併せて実施しました。
小中学校での読み聞かせの際、たまに聞いてみるのですが半分以上の子ども達が手を挙げてくれるイベントで毎度遣り甲斐を持って臨んでいます。



【竹あかり】 大津町若者コミュニティhako
様々な事情により地蔵祭では打ち上げ花火の実施が叶いませんが、この「竹あかり」は昨年に引き続き2回目の実施です。
本年は新たに2つの取組みを導入しました。
■学童(大津小・室小・護川小)に通う小学生の作成した「三角灯篭」約100個の展示(竹ひご&和紙製)
■真竹を使用した「風鈴灯」の展示(竹灯篭は孟宗竹を使用)
つつじ祭りでの御神輿や地蔵祭での地蔵小屋など年々子ども達がお祭りに「参画」する機会が減ってきたように思います。しかし、単に当日だけ参加するのと多少なりとも運営側として参画するのでは祭に対する思い入れも変わってきます。
そして地域のお祭りは地域愛の醸成にも大きく寄与していると考えています。
今回の竹あかり三角灯篭はそうしたなかで少しでも子ども達の参画のきっかけを創れればと思い企画しました。







【尚絅大学域学連携】
■お化け屋敷
⇒お化け、呼び込み、内部誘導、出口でのお菓子手渡し等の作業を約20名の学生に支援いただきました。
■竹あかり
⇒小学生が作成した「三角灯籠」の設置を約20名の学生に支援いただきました。

■こどもフェイスペイント
⇒クラブ大津さんが実施する子どもフェイスペイント&子ども遊びコーナーの運営を7名の学生に支援いただきました。

■役場側ステージMC
⇒主にバンド演奏の行われていた役場側ステージのMCを学生2名が担当してくれました。

域学連携に関しても「三角灯籠」の件と同様で、例え自分の住み暮らす町の催しでなくとも運営側として参画することで、祭に対してはもちろん町への愛着も深まるのではないかと思います。
もちろん、何度も書いている通り「域学連携」はこうした現場での経験を通して学生個人の成長にも繋がる相互メリットのある取組みであると考えています。
以上になりますが、これから各団体でしっかりと本年度の振り返りを行い、次回更によい取組みに出来るようにPDCAを回していきます。
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