小学校での夏季学習支援

指導を通して思うことは色々あるものの、例えば「0.8mで144円のリボン1mあたりの値段は?」の式は144÷0.8ですが、児童も、そして先生も「何故0.8で割ると1mあたりの値段が出るのか」の”概念的理解”をしていなかったりします。
大人も子供も、勉強も仕事も、“型”だけを伝えるのではなく、諸々”腑に落ちる”指導をすることがモチベーションとアウトプット向上においても必要な要素だと思っているので、絵も描きながら少し丁寧に説明しています。
多(児童)対一(先生)では、一人ひとりへの踏み込んだ指導は難しいのでしょうが、地域ボランティアさんが沢山いれば、児童の意欲も学力もまだまだ伸ばせるのだと実感します。 ただ一方で、ある教職員の方からは「確かに難しい挑戦ではあるけれど、現場として”多対一の指導の限界”を逃げ道にしてはいけない」という大変力強い言葉を頂き嬉しくなりました。

指導中、毎度手が止まっていた児童や落ち着きのなかった児童が「分かった!」と笑顔になり、スイッチが入り集中して一気に問題を解き続ける姿に嬉しくなります。 現場で、そしてそこでの学びも通して政治の現場においても、まだまだ子供たちの可能性を広げ伸ばしていける環境を創ってあげたいと思っています。
現場でも直接関わり、また現場と協力しながら「そんな教育環境を創る側」としても、まだまだ尽力していきます。
| 地域活動 | 20:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑