政界はまだまだガラパゴス
30代が普通に仕事をして、そんな言葉を掛けられるのは恐らく政界だけではないでしょうか。
この年代は会社員であれば、管理職を任せられている人も少なくなく、そうでなくとも中堅として、ある意味では一番多忙な時期で、30代後半で若手気分でいるとむしろ怒られてしまいます。
経営者を見ても、新興企業、特に所謂”メガベンチャー”と呼ばれる企業の経営者にも、インターネットが当たり前の時代に生まれた30代前後の世代が目立ちます。
一方で、今では20~30代の議員や、30~40代の首長もかなり増えてきましたが、まだまだ少数です。
若ければ良いというものではありませんが、組織や地域の活性化のためには、多様性(ダイバーシティ)が不可欠だと考えています。
若いからこそ、女性だからこそ、経営者だからこそ、農家だからこそ、町外での生活経験があるからこそ、町外出身だからこそ、聞こえてくる声、感じることもあります。
また、生まれ育った時からITやスマホなどに親しんでいるからこそ、失われた30年と言われる時代で育ったからこそ、グローバルが特別なことではない時代で育ったからこそ、の発想があります。
そうした”色々”をまずは俎上に載せて議論することで、色んな課題、そして打ち手も見えてきます。
色々な多様性がありますが、まずは若手が政界にいるのが”当たり前”になれば、政治の在り方も新たな局面迎えるように思います。
| 言論・政策 | 17:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑